【幻冬舎】『嘆く白内障患者たち』著者・たまプラーザやまぐち眼科院長・山口 大輔氏のインタビュー公開!

【著者インタビュー】白内障手術の不安や術後のトラブルに悩む人を減らし、医療機関側と患者の間のギャップをなくすために

株式会社幻冬舎ゴールドオンライン(本社:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目9番7号、代表取締役:山下征孝)は、同社が運営する「話題の本.com」(https://wadainohon.com)にて2023年2月16日(木)、著書『嘆く白内障患者たち』を刊行した、たまプラーザやまぐち眼科院長・山口 大輔氏のインタビュー記事を公開しました。

著者インタビュー

【著者インタビュー】白内障手術の不安や術後のトラブルに悩む人を減らし、医療機関側と患者の間のギャップをなくすために

白内障の手術は、加齢などによって濁ってしまった水晶体を除去し、代わりに人工の水晶体=眼内レンズを挿入する手術です。ところが、せっかく手術をしたにもかかわらず、「思っていた見え方と違う」という事態に陥り、不安を抱えてしまう場合が少なからずあるようです。

なぜそうしたトラブルが起こっているのか、また、そうならないためには何に注意をすべきなのでしょうか。『嘆く白内障患者たち』の著者であり年間約1,000件以上、累計1万件以上の白内障手術実績を持つ眼科医の山口大輔医師にポイントをお聞きしました。

インタビュー記事 一部をご紹介

――著書『嘆く白内障患者たち』刊行のきっかけをお聞かせいただけますか?

白内障手術について触れた本はいろいろありますが、その多くはあまりにメリットばかりが強調され、手術前に知るべき情報がきちんと語られていないこともあるのではないかと思ったのです。

実際に外来で相談をお聞きしていると、白内障の手術を受けたにもかかわらず、術後に不具合を感じるという人が年々増えているように感じます。

もちろん「よく見えるようになった」と喜ぶ人のほうが多いですが、せっかく手術の決断をしたのに「こんなはずじゃなかったのに」と不安や戸惑いを感じる人がいなくなってほしいと思ったのが本を書いたきっかけです。

手術の後に辛い思いをされた患者さんの声を反映させた本ですので、『嘆く白内障患者たち』というタイトルにしました。ネガティブな印象を感じるかもしれませんが、内容はこれから白内障手術を考えている人には後悔のない白内障手術が受けられるように、また、すでに白内障手術を受け終え見え方がよくない人には諦めないで済むようなポジティブなものにしたつもりです。

ーーーーーー以上記事一部抜粋ーーーーーー

『嘆く白内障患者たち』(山口 大輔[著]/幻冬舎)

白内障手術を受ける前に知っておくべき正しい知識
年間約1000件、累計1万件の白内障手術実績の医師が解説する、
白内障手術の実態と正しい眼内レンズの選び方

白内障手術とは、老化によって濁ってしまった水晶体を除去して眼内レンズを挿入する治療です。
本来であれば、白内障患者の「日常的に車を運転する」「読書を楽しみたい」などの
生活スタイルに合わせて、どんな距離をよく見えるようにしたいかを明確にしたうえで
その見え方に最適な眼内レンズを医師に選んでもらいます。
しかし、多くの眼科医院では、患者の生活スタイルに望ましい種類のレンズがあっても、
医院で取り扱いがないためそれが使われないケースや高額な多焦点レンズが勧められることもあり、
医院都合で患者にとって最適とはいえない白内障手術が行われている現実があります。
本書では、通常の白内障手術だけでなく他院での術後の目のトラブルを抱えた患者の
リカバリー手術も多数手掛ける医師が、白内障手術の現状と正しい眼内レンズの選び方、
医師の見極め方を解説します。白内障手術を考える人必読の一冊です。

著者

山口 大輔

1978年栃木県出身。2003年山形大学医学部を卒業、2003年から東京女子医大病院消化器外科、2008年に昭和大学東病院眼科、2009年から昭和大学藤が丘病院(昭和大学藤が丘リハビリテーション病院)眼科、2015年からは上白根病院眼科に勤務。2019年にたまプラーザやまぐち眼科を開業。白内障手術の累計実績は約1万件(2022年は約1000件)。

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