【納入事例レポート】 あ！ここにも杉田エース！ Vol.422万戸の最初の一歩。5500戸の公団賃貸住宅に納入!! 情報収集提案力を活かした「集合郵便ポストMB401S改良型」
建築金物の総合エンジニアリング企業である杉田エース株式会社では、50,000アイテムにおよぶ様々な建築金物、建築資材を取り扱っています。その一部である納入例をご紹介します。
【納入事例レポート】 あ！ここにも杉田エース! Vol.4
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販売推進関西地区担当分 「集合郵便ポストMB401S改良型」納入例
http://www.sugita-ace.co.jp/topics/onepoint/contents_635.html
販売推進関西担当課長の前川卓瑛がお届けする今回のレポートは、都市機構のエントランス改修工事にともなう公団高層団地のエレベーターホールのグレードアップです。
市営団地や府営団地など公共の賃貸団地は大阪府だけでも22万戸ありあす。その大部分は高度成長期、そしてベビーブームの時期に建てられたものです。働き盛りの夫婦や多くのこどもたちの声でにぎわっていたそれらの団地も今では空き家が増え、老朽化に拍車がかかるばかりです。
とはいえ、そんな状況に憂えてばかりいても仕方がありません。どうすれば入居者が増えるか、いろいろと考えました。その中の一つがポストの問題でした。公団賃貸団地の集合ポストは全国どこに行ってもそうですが、銀色やベージュに塗られ、郵便物としてもっともポピュラーなA4の角２封筒が収まらない小さなサイズです。郵便物や新聞がポストからはみ出している姿も良く見かけます。また扉が壊れ、郵便物が散乱していることもあります。郵便ポストへの不満が空き家増加の要因の一つではないかと考えたのです。日頃から既存の得意先である公団関連事業者様にその思いを伝えていました。
都市機構エントランス改修工事が始まるという情報を入手したのはそんな折のことです。早速、施工主である都市再生機構の要望を正確に把握するために情報収集に努めました。そしてその情報を元にスペックを絞り込み、製造元と密に相談、打合せを行い、要望を満たすポスト「集合郵便ポストMB401S改良型」を都市再生機構西日本支社に提案しました。
兵庫県西宮市内にある5500戸の公団住宅や高層団地の集合ポストの納入に結び付けました。これからは競合他社の参入なども増え、簡単にはいかなくなることも予想されますが、今回の実績を元により多くの納入に結び付けたいと思います。
個人情報保護の問題の高まりや施工サイドとのタイミングなど運が良かったのも事実ですが、注文や問い合わせを待つのではなく、自分から積極的にアプローチし他社に先駆けて「満足」いただける商品を提案したことが、結果として納入に結びついたものと考えています。
日頃からそれぞれのキーマンと良好な人間関係を構築すること、そしてユーザーにも開発・設計にも近いという利点を充分に活用した商品提案力を磨き、お互いが敬意を持ちながらフィフティフィフティの関係で商談していくことが重要です。これからも常に行動的でありたいですね。
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