結論を先に申し上げますと、「犬をお家に迎えた日から」です。
トイレトレーニングは、「お座り」「お手」「おかわり」「ふせ」「まて」のような基本的なしつけの中でも難しいしつけとなります。
ペットショップで犬を購入した際に、ストレスを最小限にしてお家の環境に慣れてもらう為
「1週間はケージから出さずそっとしておきましょう」のような説明を受けます。
なので、【トイレトレーニング含めしつけは1週間たってから始めよう】と考える方が多くいらっしゃいますが、トイレトレーニングはケージから出さなくても始める事が出来ます。
詳しくは、【トイレトレーニングに必要な環境】で説明していますので、是非ご覧ください。

成犬になってからのトイレトレーニング

子犬に比べ成犬のしつけは、トイレトレーニングに限らずしつけ全般に時間がかかってしまいます。しかし、飼い主があきらめる事なく根気強くしつける事で、覚えてくれる確率はグンっと上がります。

トイレトレーニングに必要なグッズ

犬を迎え入れる前に、最低限のグッズは準備しておきましょう。準備しておかないといけないものは以下の3点です。

ケージやサークル

はじめのうちは、広めのゲージを使用する事をおすすめします。

トイレシート

薄手のモノも販売されていますが、漏れてしまう事があるので、良く吸収する厚手のモノをおすすめします。

ケージ内に設置する仕切り

生活スペースとトイレスペースを分けておくことで、それぞれのスペースを認識してくれやすくなります。

仕切りについて

ゲージ内に仕切りを設置する事によって、自分の寝る場所・生活する場所と、トイレの場所をしっかりと認識させることが出来ます。
仕切りは段ボールでも簡単に作成する事が出来ます。柔らかいもので仕切ると怪我の心配もございません。
もちろん、元々分かれているゲージも販売されていますが、普通のケージよりは割高となっています。

トイレトレーニングを始める前に…

ゲージから出すタイミング

迎え入れてすぐにケージから出したい気持ちは凄く分かりますが、最低でも3日はゲージ内で過ごさせてあげましょう。
一見窮屈でかわいそうだと思いますが、ストレスを最小限に抑えるためにも飼い主さんは我慢してあげましょう。

迎え入れた当日は全面にトイレシートを敷く

失敗してしまうトイレトレーニングでよくあるのが「トイレの場所を飼い主が決めてしまう」事です。
トイレを早く覚えてもらうようにするには、1日の中でどの場所で一番排泄をしたのかを確認しておき、一番多く排泄をした場所にトイレを設置するようにしましょう。
そのため1日のみ、どこで排泄してもすぐに綺麗に掃除できるように全面にトイレシートを敷いておくことをおすすめします。

トイレトレーニングの方法とポイント

トイレトレーニングの方法をご紹介いたします。

排泄のタイミングを知る

犬は排泄のタイミングで何かしら一定の行動を見せる傾向があります。
例えば

床のにおいを嗅ぎながらくるくると回る
その場を行ったり来たりする

などの行動が見られた場合は、排泄のタイミングです。まずは、排泄のサインを知る事から始めましょう。

排泄のタイミングでトイレに移動させる

トイレとは別の場所で排泄のサインを見せた場合、素早くトイレに移動させましょう。この時、止まってしまう子もいますがその場合は、10分ほど様子を見ててあげましょう。

成功したら沢山褒める

トイレスペースできちんと排泄できたら沢山褒めてあげましょう。成犬の場合はおやつをあげるのもおすすめです。子犬の場合は、まだ消化器官などが十分に発達していない為おやつは与えないようにしてください。

失敗したら静かに片付ける

失敗した際に「あー!!」や「だめ!!」などと大きな声を出して叱ってしまうと逆効果です。犬は構ってくれた!と勘違いしてしまう他、排泄したことを怒られてしまったと勘違いし、食糞癖がついてしまったり、隠れて排泄をしてしまうようになってしまいます。
失敗してしまったら静かに片付けるようにしましょう。

まとめ

トイレトレーニングについていかがでしたでしょうか?トイレトレーニングはしつけの中でも難易度が高いトレーニングですが、飼い主さんが強い気持ちで向き合えば必ず覚えてくれます。最も大切なのは

迎え入れた当日からトレーニングを始める
成功すればとにかく沢山褒めてあげる
トイレの場所は飼い主が決めない

以上の3点です。
トイレトレーニングを成功させて、お互い生活しやすい環境を作り上げていきましょう!


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