言語学×生成AIで、技術が進化しても廃れない教養が身につく!生成AI開発に従事する言語学者が教える、ずっと使える「生成AIとの話し方」が1冊に

株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『生成AIスキルとしての言語学 誰もが「AIと話す」時代におけるヒトとテクノロジーをつなぐ言葉の入門書』(佐野大樹/著)を2024年2月21日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。
書誌情報:https://kanki-pub.co.jp/pub/book/9784761277192/

◆人間のあらゆる能力を拡張していくビジネス教養

現在、民間企業で生成AI開発に従事している言語学者が、言語学の観点から「生成AIとの話し方」をまとめた一冊が登場です。

ChatGPTなどをはじめとする、人間のあらゆる能力を拡張していく「生成AI」。
今、急速な広がりを見せ、私たちの生活やビジネスに大きな影響を与えつつあります。
ただ、技術があまりにも速く進歩するため、その効果的な使い方や「対話の方法」も、現在進行形でめまぐるしく変わりつつあります。

しかし、本書で紹介するのは、“ずっと使える”「生成AIとの話し方」。
言語学的知見に基づいて生成AIの仕組みや対話方法を学んでいくと、生成AIの潜在能力を根本的に理解し、この先どれほど技術が発達しても、自分の目的に合わせてその底力を最も効果的に引き出すことができるようになります。

そもそも生成AIとはいったいどんなものなのか、言語学とは具体的にどんな学問なのか、言語学と生成AIを掛け合わせることでどんなイノベーションが生まれるのか。
一つひとつ丁寧に解説し、初心者でもつまずくことなく学べるビジネス教養書に仕上がりました。

◆この先も廃れない、言語学的知見にもとづく生成AIとの対話法

──「はじめに」より再構成

生成AIの使い方に関する書籍、動画、ウェブサイトは、本書以外にもたくさんあり、生成AIへの指示や質問の仕方の具体例、テクニックなどを多数紹介しています。
ただ、生成AIに指示や質問を伝えるための「効率的な話し方」には、どのようなものがあるか、また、話し方の違いが生成AIの回答にどう影響するかといったところに関して、学術的な知見を拠り所として説明しているものはまだ少ないように思います。

そこで本書では、言語学の立場から、生成AIに指示や質問を伝えるのにどのように話す方法があるか、また、特定の話し方をすることで、それが生成AIの回答にどんな違いをもたらすのかを明らかにし、「生成AIスキルとしての言語学」として、生成AIの知識やスキルの引き出し方について概説します。
一般的な生成AIの使い方は、生成AIの能力が向上するとともに変わっていきますが、言語学的知見にもとづく生成AIとの対話法は、生成AIの能力の変化を問わず、活用し続けていただけるものと思います。

今まで私が言語学者として培ってきた研究、経験と知見を総動員して、生成AIと人との対話をより広く、より深くする方法を「生成AIスキルとしての言語学」として、本書にまとめました。
「生成AIとの話し方」には、どのようなものがあるか、また、どのような話し方をすると生成AIの底力を引き出せるのか、理解を深めていただければ幸いです。

【目次】

はじめに
第1章 生成AIとの対話における新しい言葉の役割
第2章 言語学がなぜ必要?
第3章 生成AIと話す目的は? 生成AIとの対話はどんな構造?
第4章 状況設定を伝えて生成AIをカスタマイズしよう
第5章 指示/質問の説明で生成AIを誘導する
第6章 様式や具体例を伝えて、生成AIの底力をさらに引き出す!
第7章 生成AIと評価や批判を見つめなおす
第8章 生成AIによってさまざまな「壁」が溶けていく
総括:生成AIスキルとしての言語学

【著者プロフィール】

佐野大樹
Googleで生成AIの開発に従事するAnalytical Linguist(アナリティカル・リングイスト)。生成AIやスマートスピーカーなどのバーチャルアシスタントなど、人工知能に言葉を教えるスペシャリスト。オーストラリア国立ウーロンゴン大学にて選択体系機能言語理論の研究で博士(Ph.D)取得後、国立国語研究所で日本語について入手可能な唯一の均衡コーパス『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の構築に従事。プロジェクト終了後、情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所にて、災害時の問題-対応策ツイートのマッチングや含意データベースの開発を行う。2014年より現職。編著「Mapping Genres, Mapping Culture: Japanese texts in context」、科学論文「Million-scale Derivation of Semantic Relations from a Manually Constructed Predicate Taxonomy」、言語資源『日本語アプレイザル評価表現辞書』などを執筆、公開。

【書誌情報】

書名:『生成AIスキルとしての言語学 誰もが「AIと話す」時代におけるヒトとテクノロジーをつなぐ言葉の入門書』
定価:1,870円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:352頁
ISBN:978-4-7612-7719-2
発行日:2024年2月21日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/9784761277192/

amazon:https://amzn.asia/d/aZb3d3n
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17776154/


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