東京アルビニズム会議 アフリカで深刻「アルビノ狩り」の人権問題を考える 9カ国14名のアルビノ当事者・支援者が参加 当事者ジャズボーカリストによるコンサート、写真展も開催
日時:2018年11月9日(金)9:00~17:30 (オープニング受付8:30) 場所:日本財団ビル(港区赤坂1-2-2)
日本財団(東京都港区、会長笹川陽平)はアフリカのアルビニズムの人権問題をテーマとした国際会議「東京アルビニズム会議」を11月9日(金)に開催します。
アルビニズム(白皮症)はメラニン色素合成の減少や欠損が原因で生まれつき色素が薄くなる遺伝性疾患です。サハラ砂漠以南のアフリカの国々では、迷信により呪術に使用する目的でアルビニズムの人々の身体の一部が切断されたり、殺害されるなどの事例が数多く報告されており、国連やNGO等が解決に向けた取り組みを進めています。本会議は、日本財団のイニシアティブにより、国連独立専門家の協力を得てアフリカのアルビニズム問題を取り上げる日本初の会議です。タンザニア、マラウィ、モザンビーク、ナイジェリア、南アフリカ、ケニア、カナダ、スウェーデン、そして日本からアルビニズム当事者である11名と支援者、専門家を招き、アフリカで起きている世界最悪の人権侵害ともいわれる問題について議論します。
当日は、世界初のアルビニズムのモデルでジャズ・ミュージシャンのコニー・チュウによるライブ・パフォーマンス“Love is Here to Stay”、数々の受賞歴のある著名な写真家パトリシア・ウィロックによるアルビニズム写真展“White Ebony”のトーク及びレセプションも開催。
「東京アルビニズム会議」プログラム(日英同時通訳付き)
日時 :2018年11月9日(金)9:00~17:30 (受付8:30~)
場所 :日本財団ビル2F(港区赤坂1-2-2)
申込み :一般の方は11月8日(木)18:00までwebサイトから
お申し込みを受け付けています。
https://www16.nittsu.co.jp/event/contents/ev18ktnf/index.html
プログラム:9:00 オープニング
笹川 陽平(日本財団会長)
矢吹 康夫(日本アルビニズムネットワーク、立教大学助教)
イクポンウォサ・イロ(国連独立専門家)
9:40 セッション1 現実:我々の体験
(タンザニア、マラウィ、モザンビーク等)
13:45 セッション2 政府の関与、法的およびその他の手段
(ナイジェリア、ケニア等)
16:15 セッション3 取り組みの推進と持続可能性の構築
17:25 クロージング 樺沢 一朗(日本財団常務理事)
アルビニズムのジャズ・ミュージシャンによるライブ・パフォーマンス
“Love is Here to Stay”
日時:11月9日(金)12:20~ (受付11:50~)
場所:日本財団ビル1F(港区赤坂1-2-2)
入場:一般の方は申込み不要、入退場自由、無料。
コニー・チュウ(ジャズシンガー、モデル)
世界初のアルビノのモデル、香港生まれのコニー・チュウはジャズのボーカリストでもある。J.P.ゴルチエの国際ファッション・ショーを皮切りに、ディーゼル、ブルガリなど一流ブランドで活躍、雑誌のヴォーグやヴァニティ・フェアにも取り上げられている。
ジャズ・シンガーとしてはイーリング・ジャズ・フェスティバルなどメジャーなイベントに参加。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によるアルビニズム問題についての啓発活動も積極的に従事し、アルビニズムの人々の人権の保護・促進に貢献している。
パトリシア・ウィロック写真展“White Ebony”
日時:11月6日(火) ~13日(火)9:00~17:00
※最終日は13時まで
11月9日(金)18:00~20:00はウィロックによる
トークとレセプションを実施(写真家出席、取材可能)
場所:日本財団ビル1F(港区赤坂1-2-2)
入場:一般の方は申込み不要、入退場自由、無料。
パトリシア・ウィロック(フリーランス写真家)
会議に合わせて、アルビニズム写真展“White Ebony”を開催。ウィロックはUNICEF Photo of the Year Award 2013 (Honorable mention)、Alfred Fried Photography Award 2015などを受賞、これまでアフリカや欧州で写真展開催。日本では今回初。
日本財団公式webサイト
リリースに関するお問い合わせ先
日本財団 コミュニケーション部 橋本、坂本
E-mail: pr@ps.nippon-foundation.or.jp
日本財団は、ボートレースの売上を財源に福祉/教育/国際貢献/海洋・船舶等の分野で公益活動を推進しています。