日本最先端デジタル県を目指す群馬県のDX人材育成を寄り添い支援
~CompTIAとDXデザイン研究所が提携~
ワールドワイドで100ヵ国以上の国と地域で取得されている認定資格を提供するCompTIA(コンプティア)日本支局(本部:米国イリノイ州/日本支局長 Peter Schalkwijk)は、DX支援及びコンサルティング、人材育成を手掛けるDXデザイン研究所(群馬県前橋市/所長 小澤 慎太郎)と提携し、群馬県内の中小企業を対象としたDX人材の育成に取り組むことを発表いたしました。
~DXデザイン研究所の強み~
DXデザイン研究所は、群馬に根付く北関東最大級の教育グループである「中央カレッジグループ」の組織です。情報・デザイン・電気通信の教育を主とする「専門学校 中央情報大学校」と、組織開発のコンサルティング事業を展開する「株式会社CRI中央総研(以下、CRI中央総研)」のノウハウを結集し、DX推進を専門にした事業展開を行なっています。
CRI中央総研が県内の商工会議所や青年会議所、中小企業とのつながりを持つ中で、昨今のDXへの高まりを受け、コンサルティングや講義依頼、人材育成の依頼が増加しました。それらの依頼に応えるため、DXデザイン研究所は、DXを推進する上でのITコンサルティング、そしてクライアント側に立った教育企画や雇用創出を行うことを事業目的としています。
地域に根差し、事情を把握しているからこそできる、デジタイゼーション/デジタライゼーション、そしてDXへ向けた「寄り添い型」支援を強みにしています。
(DXデザイン研究所 ホームページ https://dxd-lab.com/ )
~提携の狙い~
CompTIAは人材育成支援活動を行っていることから、DXの推進を検討する企業から人材育成のご相談をいただきます。その企業の中でも特に地域の事業会社に関しては、人材育成の検討よりもむしろ、経営資源の洗い出しや、デジタイゼーションの推進から進めるべき状況を多くお見受けしています。そのため、それらの企業に対しては、事業全体を俯瞰し、DXの推進をトータルに支援できるパートナーと連携し、段階を踏んだ上での人材育成の支援が必要でした。今回の提携は、その必要性を満たすもので、CompTIAが持つ人材育成のリソースを適材適所に提供できるものと確信しています。
~CompTIAのDX推進人材の取組~
CompTIAでは、DXを推進するにあたっての流れを割り出した「DXワークフロー」を公開し、全体的な流れの理解から、現状の進捗状況の把握や人材育成を注力すべき領域の割り出しなどの参考に利用いただいています。その後、必要とされる人材の効果的、効率的育成のために、CompTIA認定資格を中心とした各IT資格を割り当て、体系的な教育を支援しています。
~今後について~
DXデザイン研究所とCompTIAの共催で、2023年4月に、セミナーを予定しています。群馬県内の企業を対象に、DXの推進方法や、特に事業会社の新入社員や中小企業の中堅社員の人材育成を念頭にした教育を提案いたします。
詳細につきましては、後日決定次第、DXデザイン研究所及びCompTIA日本支局ホームページにてご案内致します。
【CompTIA(コンプティア)について( https://www.comptia.jp )】
1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場となるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA(the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局を設立しました。
CompTIAは、世界経済を支えるテクノロジーの設計、実装、管理、保護に携わる約7,500万人の業界やプロフェッショナルに支えられる5兆ドル規模のグローバルなITエコシステムの声を代表しています。CompTIA は、教育、トレーニング、認定資格、慈善活動、市場調査などを通じて、業界の成長を促進し、高度なスキルを持つワークフォースの育成、テクノロジーによってもたらされる機会や利益がすべての人にもたらされる環境作りに尽力しています。
CompTIAは、ベンダーに依存しない独立した情報源として、サイバーセキュリティ、世界のワークフォースの教育やトレーニングと認定資格、新しいテクノロジーや業界に影響を与える法律や政策、ワークフォースのデータ、開発のトレンドなど、幅広い技術トピックに関する情報を提供しています。
CompTIAの会員およびCompTIA認定資格の取得者は、Fortune 500に名を連ねる大手企業から、世界中で実際のビジネス上の顧客の問題解決を支援する中小規模の技術系企業、最新の技術ソリューションの導入と管理を支援する新興技術サービス革新企業まで、あらゆる種類のテクノロジー企業におよんでいます。
また、CompTIAは、世界中の何千もの教育機関、非営利団体、職業訓練センター、その他の組織と強固なパートナー・プログラムを構築しています。私たちは、新しい世代のテクノロジー・ワーカーを教育し、トレーニングし、認定することに取り組んでいます。
【CompTIA認定資格について( https://www.comptia.jp/certif/comptia_certificaiton/ )】
1993年に、Windowsのリリースを始めとするIT環境の変化に伴い、ITを管理する人材の必要性の高まりから、ビジネス環境において利用されているITハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境の管理、サポート、運用を行うスキルを評価するCompTIA A+の提供を開始。その後、IT環境の変化に伴い、ネットワーク管理者の必要性が高まりCompTIA Network+、セキュリティ人材のニーズに応じCompTIA Security+の提供と、その時代に即した人材を効率的に輩出できるように認定資格が開発されています。CompTIA認定資格は、業界のエキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価するベンダーニュートラルの認定資格として、法人を中心にワールドワイドで300万人以上に取得されています(2023年1月現在)。CompTIA A+、Network+、Security+、CySA+、CASPは、認定資格の人材評価の有効性が認められ、IT認定資格としては数少ないISO 17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。日本国内では、ワールドワイドのスキル基準での人材育成を行う企業を中心に、導入が進められています。
2023年1月現在、CompTIA Network+など14分野におよぶ業務に関する認定プログラムを提供しています。