従業員の不調を包括的に予防するクラウドサービス 「KIRIHARE AI&HR」にエンゲージメントサーベイを追加 組織の課題を早期発見して離職予防
キリハレ株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:佐藤 元輝)は、2024年8月7日、従業員の不調をクラウドで予防する「KIRIHARE AI&HR」サービスにエンゲージメントサーベイを追加しました。エンゲージメントサーベイとは、組織と従業員との心のつながりを測り、組織の課題を見つけて改善するための方法です。臨床心理士と作ったキリハレ独自の調査項目を使い、少ない質問数から組織や業務への満足感や愛着心を測ります。AIが結果を分析し、自動でレポートを生成する機能付きです。測定結果から、離職リスクの高さを知らせるアラート機能もあります。料金は従業員1人あたり年額150円です。
提供サイト: https://eap.kirihare.jp/
KIRIHARE AI&HRとは
KIRIHARE AI&HRは、AI技術を活用し、離職につながる従業員の不調を予防するサービスです。従業員が24時間利用できるAIカウンセリング窓口のほか、AIを使ったハラスメント相談窓口、LINEや専用アプリからいつでも受検できるストレスチェックサービスを提供しています。
AI技術を使ったサービスを通して、人事担当者の工数削減を目指します。ストレスチェックの結果から具体的な対処法を自動作成したり、従業員との相談にチャットボットが対応したりと、専門性が高く、人員や時間が必要な業務をサポートします。
今回、新たにエンゲージメントサーベイを追加し、心の健康と組織の健康から従業員の離職を防ぎます。
「KIRIHARE AI&HR」概要ページ: https://eap.kirihare.jp/
キリハレのエンゲージメントサーベイの特徴
特徴1:少ない質問数で回答の負担軽減
臨床心理士と作ったキリハレ独自のサーベイが特徴です。一般的なエンゲージメントサーベイは、50~100問程度あり、回答に20~40分ほどかかります。また、1つの質問文に含まれる情報量が多く、文章を理解するのにも時間が必要です。
一方、キリハレのエンゲージメントサーベイは、少ない質問数が特徴です。状態把握のための5項目の質問と原因特定のための22項目の質問で構成されています。1つの文章に情報量が少なく、文章を理解するのにも時間を要しません。回答にかかる推定時間は、5分程度です。従業員の日常業務に負担がかからず、回答率を上げられます。
特徴2:プッシュ通知で回答率向上
実施のお知らせを一斉にプッシュ通知する機能が特徴です。未実施者に催促通知を送る機能もあり、回答忘れを防ぎます。
特徴3:一目で結果を把握できるデザイン
回答結果は数値化して、グラフと表とともに一覧で表示されます。個人の結果は、全社・部署ごとの平均と比較でき、相対的に把握可能です。一覧には、離職確率も表示され、パーセンテージから離職予備軍を早期発見できます。
特徴4:AIによるレポート作成
AIが分析結果をレポートにまとめます。レポートは、全社・部署・個人の結果ごとに確認可能です。部署を選択すると、レポートに部署の傾向と課題についても表記されます。
エンゲージメントサーベイで数値化される項目
数値化される項目は、組織の現状を把握できる2つのエンゲージメントと、原因の特定が可能な6つの尺度です。
●現状を把握できる2つのエンゲージメント(上位尺度)
5項目の質問で、現状を把握します。
- 組織全体のエンゲージメント
組織に所属していることへの満足感や愛着心を測定します。得点が低い場合、組織にコミットできない何らかの理由があると想定されます。
- 従業員の業務エンゲージメント
自身の業務に対する集中・没頭、満足感を測定します。得点が低い場合、業務にコミットできない何らかの理由があると想定されます。
●原因の特定が可能な6つの尺度(下位尺度)
離職確率を高めている原因と組織の課題を6つの尺度から見つけ出します。22項目の質問で構成されています。
- サポート環境の充実
『サポート環境の充実』の点数が低ければ、当該従業員へのサポートや上司・同僚とのコミュニケーション不足が考えられます。ハラスメントが生じていないかの確認も必要です。
- 報酬への納得感
『報酬への納得感』の点数が低ければ、報酬の不満から離職につながることが予想され、給与体系や制度の見直しが組織の課題となります。
- キャリア・成長可能性
『キャリア・成長可能性』の点数が低ければ、従業員が所属組織でのキャリアプランが描けず、離職を検討するきっかけとなっている可能性があります。キャリア開発や教育制度を充実させることが課題でしょう。
- 風通しのよさ
『風通しのよさ』の点数が低い場合、情報の伝えやすさや受け取りやすさが課題です。従業員に対する情報共有の仕組みを再検討する必要があります。
- 組織風土へのフィット
『組織風土へのフィット』の点数が低ければ、職場に居心地の悪さや疎外感を感じていると予想されます。採用段階で組織風土にフィットする人材を見極める必要が出てきます。
- ワークライフバランス
『ワークライフバランス』の点数が低ければ、ライフサイクルに変化があったとき、働き続けるイメージを持てていない可能性が想定されます。育休・産休・介護など、休暇を取りやすい雰囲気づくりや社内制度の見直しが課題です。
実施頻度・使い方の例
現状把握(上位尺度):3カ月、半年、年ごと
原因特定(下位尺度):年ごと、あるいは半年ごと
原因を特定する下位尺度の調査では、1回実施すれば、離職リスクを高める原因をある程度把握できます。企業や組織の抱える課題が1~3カ月以内に変化するとは想定しにくいため、年に1回程度の調査が理想です。それ以外では、組織の目標設定や施策方針を見直したいときに実施するといいでしょう。
現状を把握する上位尺度の調査は、従業員と組織との心のつながりの高さをリアルタイムで知れます。従業員の心情は組織の課題よりも短いスパンで変化しやすいものです。下位尺度の調査よりも高頻度で実施し、離職を防ぎます。
初回:現状把握(上位尺度)と原因特定(下位尺度)のどちらも実施。
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年に数回:簡易的な点検として、現状把握(上位尺度)の調査を実施。
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半年~1年に1回:大きな点検として、原因特定(下位尺度)の調査を実施。結果から施策の見直しを検討する。
料金
年額150円/人
初期費用として上記とは別に1人あたり税抜き1,000円が必要です。
100,000円を上限として設定しています。利用者が100人を超える場合、料金は据え置きです。
「従業員の離職率を下げたい」「メンタル不調者を早期発見したい」「個人のライフスタイルに合った相談窓口を導入したい」などのお悩みがあれば、ぜひキリハレまでご相談ください。
会社概要
キリハレ株式会社
所在地: 〒236-0017 神奈川県横浜市金沢区西柴1-7-13
代表 : 佐藤 元輝
設立 : 2022年11月8日
URL : https://eap.kirihare.jp/