ContentsquareがClicktaleを買収  エクスペリエンスアナリティクスにおける 決定的なグローバルリーダーへ

クリックテール(本社所在地:イスラエル)の日本における販売・サポートを行っている株式会社ギャプライズ(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役CEO:甲斐 亮之)は、大手デジタルエクスペリエンスインサイトプラットフォームを提供するContentsquare社が、イスラエルを拠点とするエクスペリエンスアナリティクス企業Clicktaleを買収したことを発表いたします。

~2社の統合は、デジタル体験で他社と競争するために
 不可欠な行動インサイトの基準を設定する~

2019年7月1日、AccorHotels、Sephora、Volkswagenなどのブランドに信頼されている大手デジタルエクスペリエンスインサイトプラットフォームを提供するContentsquare社は、Dell、RBS、T-Mobileなどのクライアントを持つ、イスラエルを拠点とするエクスペリエンスアナリティクス企業Clicktaleを買収したと発表しました。この統合は、エクスペリエンスアナリティクス市場における決定的なグローバルリーダーを生み出します。

この統合された事業体は、北米、ヨーロッパ、およびアジアで高い存在感を示し、Fortune Global 100の30%を含む、世界中の600の企業顧客にサービスを提供しています。12,000人のユーザーを擁する世界的なコミュニティには、分析、Eコマース、Eマーチャンダイジング、コンテンツ、マーケティング、UX、およびITプロフェッショナルが含まれます。Contentsquareは先週、革新的な価格設定の最適化および商品化ソリューションであるPricing Assistantの買収を発表しており、今回の買収は2つ目となります。

ContentsquareとClicktaleはどちらも、従来のWeb分析やヒートマップを超えて、Eコマースおよびデジタルチームに、PCサイト、モバイルサイト、およびアプリケーションにおけるカスタマー行動に関するきめ細かい理解を提供します。彼らは、毎日9兆個のデジタルインタラクションをまとめて分析し、すぐに使えるKPI、ベンチマーク、そして多くの一流ブランドがデジタルコンバージョン、収益、ロイヤルティを向上するために頼りにしている推奨事項を提供します。ContentsquareとClicktaleを組み合わせることで、最も豊富な行動データ、ソリューション、およびイノベーションが提供されるので、企業はデジタルエクスペリエンスがどのように実行されるかを理解し、最も重要な改善を優先することができます。

Contentsquareの創設者兼CEOである、Jonathan Cherki氏は次のように述べています。「ClicktaleとContentsquareの組み合わせは、カスタマー体験、コンテンツ、価格、レビュー、商品など、あらゆるデジタル要素の影響を企業が解釈し予測することを可能にする、これまでにない豊富なデジタルデータを予見します。また、このユニークなデータを使用して、50を超えるマーテックパートナーのエコシステムを通じ、カスタムデジタルエクスペリエンスを瞬時に活性化することができます。世界中の顧客とパートナーのコミュニティによって、私たちはオンラインで人間の行動の解釈を加速させ、魅力的なカスタマー体験の未来を形作っています。」

ContentsquareとClicktaleは行動データ科学に根ざした共通の使命を共有していますが、両社のソリューションは非常に補完的です。Clicktaleのフォーカスは、購買過程での摩擦を減らすために、デジタルチームが問題を理解し解決するのを手助けすることでしたが、Contentsquareはコンバージョンを改善し、コンテンツパフォーマンスを最適化するべく、今まで見られなかった機会の発見を支援します。

ClicktaleのCEO、Shlomi Hagai氏は、「Clicktaleは、デジタルエクスペリエンスイノベーションの道を切り開きながら、お客様に有意義なインサイトをもたらすという伝統を誇っています。ContentsquareとClicktaleは非常に互換性があり、私たちのリソースを組み合わせることによって、私たちはお客様にとって次のレベルのデジタルエクスペリエンスの成功を引き出すことができます。」と話します。

研究開発チームだけでなく製品チームも、両社それぞれの製品の最高機能を組み合わせた共同強化プラットフォームの提供に積極的に取り組んでいます。研究開発リソースは今後、パリとテルアビブで共同作業するチームが統合、拡大されます。現時点で合同会社には、A.Iの強力な専門知識を含めて、R&Dの170人、合計従業員数550人以上となります。

Contentsquareは創業以来、昨年1年間で100%の成長を遂げたことを含め、驚異的な成長を成し遂げています。シリーズCの資本金6,000万ドル(約65億円)を調達し、Pricing Assistantを買収しています。またこの3年間で、Eurazeo Growth、Canaan、Highland Europe、およびH14から1億2,000万ドル(約130億円)を調達しています。

Contentsquare社について

Contentsquare( https://contentsquare.com/ )は、ホバー、スクロール、クリックなどの何兆もの細かい行動を分析することによって、カスタマーがパソコン、スマホ、アプリとどのように接触、またなぜそのような行動をしているのかを企業が理解するのを手助けするためのデジタルエクスペリエンスインサイトプラットフォームです。デジタルチームのすべてのメンバーがカスタマー行動の影響を簡単に測定し、カスタマージャーニーを最適化するためにデータドリブンで迅速な決定を下すことを可能にします。
2012年に設立された同社は、AccorHotels、GoPro、Sephora、Rakutenなどの主要ブランドから信頼されています。同社はロンドン、ミュンヘン、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコに主要オフィスを構えています。

Clicktale社について

Clicktaleは、デジタルカスタマーが何を見て何をしているかのストーリーを伝えるので、企業はカスタマーの目標を達成するのを手助けすることができます。エクスペリエンスアナリティクス、プラットフォーム、カスタマーエクスペリエンスの専門知識を持つリーダーは、ミリ秒レベルの行動やジェスチャーを数百万ドルに値する視覚化、インサイトに変換します。エンタープライズクラスのプラットフォームであるClicktaleのアーキテクチャは、予測不可能な大規模なワークロードを処理し、厳格なセキュリティとパフォーマンスの要件を維持します。また、お客様のマーケティングテクノロジーエコシステムの価値を拡大するために、50以上のベンダーとの密接なソリューション連携を提供します。ヒューマンインテリジェンスのレイヤーで強化された豊富な行動データと直感的なビジュアライゼーションの強力な組み合わせで、世界で最も有名なブランドの数々はすべてのデジタルチャンネルで優れたエクスペリエンスを推進するためにClicktaleを頼りとしています。

クリックテールと株式会社ギャプライズについて

Clicktale社の提供するクリックテールは、パソコン・スマホ・タブレット・アプリなどあらゆるデジタルチャンネル上の顧客体験を管理できるプラットフォームです。顧客の複雑な行動パターンは、マウスやタップの指の動きなどミリ秒レベルのアクションに基づいて合成され、顧客のデジタルボディーランゲージを解釈して意図を理解できるようにします。Clicktaleの顧客には、Walmart、Microsoft、Adobe、MetLife、Royal Bank of Scotland、Avisなど多数のFortune 500企業が含まれます。株式会社ギャプライズは日本で唯一の公式パートナーとして、2012年より日本国内での販売、サポートとコンサルティングを行っております。

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