リクルート、「Mashup Awards 5」審査結果を発表!
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼 CEO :柏木斉)が主幹事を務めるMashup Awards実行委員会は、53社の協力企業が提供するWeb API、プログラムコード、開発ツール、ホスティングサービスなどを活用した、新しいWebサービスのアイデア作品を募るコンテスト「Mashup Awards 5」の審査結果を、11月29日(日)に行った授賞式において下記のとおり発表致しました。
▼「Mashup Awards 5」審査結果はコチラ(公式サイト)
http://mashupaward.jp
第5回目の開催となる今回の参加者総数は582名、応募作品は346作品が集まり、この中から厳正な選考を行った結果、最優秀賞には、『SocialCombat V』が選ばれました。この作品はtwitter等のソーシャルメディアに参加している人であれば誰もが参加できる対戦型アプリケーションです。様々なAPIを活用して効果的にマッシュアップしているにもかかわらず、マッシュアップしていることを感じさせない、ゲームとしてとてもユニークなサービスとなっていることが高く評価されました。
なお最優秀賞の受賞者には100万円が贈呈されます。最優秀賞、審査員特別賞、優秀賞の受賞作品と作者は下記の通りです。
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○最優秀賞 :『SocialCombat V』 http://socialcombatv.com/
○審査員特別賞 :『CastOven』 http://100kw-sgss.org/castoven/
○優秀賞 :『OpenSocial Dashboard』
http://code.google.com/p/opensocial-dashboard
○優秀賞:『radioooo』 http://radiooofly.com
○優秀賞:『TRAVATAR』 http://travatar.1pac.jp/
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◆総評
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応募作品数は、過去最多となる346作品の応募がありました。API 提供の増加により、マッシュアップしやすい環境が整い、マッシュアップという開発手法がより一般的に普及してきたことの裏付けとも言えます。
・応募作品数 346作品 (前回259作品)
・参加登録者数 582名 (前回747名)
・協力企業・団体数 53社 (前回44社)
・対象API・リソース数 178 (前回132)
今回、実行委員会はアワード開催にあたり、「マッシュアップは目的ではなく、新しいユーザ体験を実現・提案するための手段である」と改めて表明しました。
2006年の第1回アワード開催当時はまだマッシュアップの黎明期であたり、この新しい開発手法に対する技術チャレンジという目的で開発される場合も多かったのに対し、現在では、API を利用するライブラリの普及や利用事例/ドキュメントの充実に伴い、ウェブサイト制作や企業向けアプリの開発においてマッシュアップが一般的に利用されています。
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◆提出作品から見る3つの傾向
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○twitter APIの注目と、様々な利用提案
twitter API は、全応募作品の23%に利用される人気 API となりました。同 APIの使いやすさとともに、開発者層からの関心の高さが伺えます。 twitter API コミュニケーション手段として利用する他、入出力フォーム・データストレージなど用途も多岐に渡りました。
○ソーシャル性を高めた作品
OpenSocial により SNS 上のソーシャルグラフ(友人関係)を活用したり、twitterAPI でリアルタイムのコミュニケーションを実現するなど、作品が1つのウェブサイト、1人のユーザに閉じずに、ソーシャル性を持って繋がっていく作品が多く応募されました。
○モバイルアプリケーションの高度化
Android 携帯向けや、iPhone 向けのモバイルアプリケーションの作品も多く、スマートフォンの機能を活かして、より直感的なインターフェースを実現したり、GPSを利用することでより詳細な位置情報を活用した作品が増えました。
▼「Mashup Awards 5」審査結果はコチラ(公式サイト)
http://mashupaward.jp
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