映像データを無劣化で圧縮・変換、配信する 航空管制向けのビデオエンコーダを2機種発売
EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、航空管制向けのビデオエンコーダ「Re/Vue Pro 2 Max」と「Re/Vue Pro 2」を2021年1月に発売します。価格はオープン価格※です。
※オープン価格の製品は標準価格を定めていません。
概要
航空管制業務では、航空機の現在位置や高度などのデータを各管制官の確認用モニターに表示しながら、共有や記録のため、PCやネットワーク内のストレージへ表示データの配信や保存を行っています。そのためには、データを変換・配信するエンコーダや、保存・再生などの一連の操作を管理するシステムが必要になります。
今回発売するRe/Vue Pro 2 Max、Re/Vue Pro 2は、接続したモニターに表示された航空管制用の映像データを圧縮・変換し、ネットワークを介して他のPCやストレージなどに配信するエンコーダです。
製品の特長
両製品は、2019年3月に発売したRe/Vue Proの後継機種であり、データを無劣化で圧縮・変換することができます。Re/Vue Proからの主な進化ポイントは、映像圧縮比であり、最大3万:1から業界最高水準の4万:1となりました。高品質を保ちながらデータをより軽量に圧縮できるため、ネットワーク帯域の負荷軽減やネットワーク内のストレージの保存容量の削減に寄与します。また、Re/Vue Proの性能を踏襲し、予期せぬトラブルが起こった際も航空管制業務を継続できるよう設計され、高い冗長性を実現しています。予備のEthernetと電源を搭載。また、内部に映像信号のバイパス回路を備えているため、本体の電源がオフとなった場合も、映像は消えずにモニターに表示されます。
Re/Vue Pro 2 Maxは、各1系統のDisplayPort入出力端子とDVI入出力端子を搭載。Re/Vue Pro 2は、1系統のDisplayPort入出力端子のみを搭載します。両製品ともDisplayPort接続時に最大4K×2K(4096×2160)解像度までの映像をモニターに出力しながら、その映像を圧縮・変換し、PCやストレージなどに配信できます。
Re/Vue Pro 2 Max、Re/Vue Pro 2は、データの保存、再生、管理を行う当社の航空管制データ統合管理システム「SafeGuard」と組み合わせて使用することで、航空管制室、管制塔などでのデータ管理・解析・配信ニーズに対応した信頼性の高いシステムを構築できます。
詳細情報
詳細はEIZO Webサイトでご確認ください。
ビデオエンコーダ「Re/Vue Pro 2 Max」
https://www.eizo.co.jp/products/atc/re_vue_pro_2_max/
ビデオエンコーダ「Re/Vue Pro 2」
https://www.eizo.co.jp/products/atc/re_vue_pro_2/
データ統合管理システム「SafeGuard」
https://www.eizo.co.jp/products/atc/safeguard/
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