頭蓋骨から想像する、縄文人・弥生人の髪型。 復顔師の戸坂明日香さんをゲストに迎え、2月22日(水)開催 国際文化学園の美容考古学研究所
学校法人国際文化学園の美容考古学研究所では、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究、歴史的遺物から当時の髪型や化粧を類推して再現することを主とする活動の一環として、毎月末の最終水曜日に定例サロンを無料開催しています。
今月のテーマは「復顔」です。京都芸術大学の戸坂明日香准教授を講師に招き、「復顔」をテーマにお話していただきます。戸坂さんは、頭蓋骨から生前の顔を復元する「復顔法」の研究をされ、復顔師としてもご活躍されています。
復顔とは、頭蓋骨をもとに生前の顔を法医学により推定し、型どりした物に粘土等で肉付けして義眼を付け、色付けしたりかつらを被せたりして復元する技術です。身元不明の白骨死体の身元調査のために公開して情報提供を求めたり、考古学で遺跡などから発掘された頭蓋骨により、頭部の人種的特徴などを確認するために行われます。
先史時代から現代に至るまでの、あらゆる「顔」を甦らせている戸坂さんですが、今回は、縄文、弥生時代に焦点を当てます。遺された頭蓋骨の形から、年齢・性別・時代ごとの特徴・個性などを読み解き解説いただきます。推定される縄文人、弥生人の顔について考察、当研究所のテーマでもある「髪型」についても、頭蓋骨から想像してみたいと思います。
今月のサロンは、2月22日(水)16:30より国際文化学園美容考古学研究所(渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F)にて開催いたします。どなた様も無料でご参加いただけますので、お気軽にご参加ください。
アドバイザー:譽田亜紀子(文筆家)
プロフィール
戸坂明日香(とさか・あすか)
京都芸術大学 文明哲学研究所 准教授。
東京藝術大学大学院博士後期課程を修了。頭蓋骨に粘土をつけて生前の顔を復元する「復顔」研究で博士号(美術)を取得。日本科学未来館(科学コミュニケーター)、株式会社A-Lab(アンドロイドデザイナー)を経て、現在は京都芸術大学にて復顔の研究に携わる。これまでに歴史上の人物や古代人、警察の科学捜査など30体以上の復顔像の制作を手掛けている。
開催日時
第20回 美容考古学勉強会
日時:2023年2月22日(水)16:30~
会場:国際文化学園美容考古学研究所 ※会場が変更になる場合もございます
(渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F)
費用:無料
▼参加希望の方はこちらより▼
国際文化学園美容考古学研究所
主任研究員 篠原博昭
TEL : 03-6416-5348
Mail : shinohara@kokusaibunka.ac.jp
Facebook: https://www.facebook.com/kokusaidogu