日本オラクル、最新プラグイン搭載のシステム統合管理ツールにより、Windows環境における効果的な問題検出・解消を実現
日本オラクル（本社：千代田区紀尾井町4-1、代表取社長：新宅正明）は、Microsoft .NET FrameworkおよびMicrosoft Windows Server System（Microsoft SQL Serverを含む）に対応する、システム統合管理ツール「Oracle Enterprise Manager 10g Release 2 Grid Control」向けの7つの「Oracle System Monitoring Plug-In」および5つの他社製品向け「Oracle System Monitoring Plug-In」を本日より提供開始することを発表いたします。
12種類の「Oracle System Monitoring Plug-In」は、監視対象をオラクル以外の製品に拡張するためのプラグインです。アラート、死活監視、自動パフォーマンス・データ収集、パフォーマンス・トレンド分析、エンドツーエンドのトランザクション監視、テンプレートといった「Oracle Enterprise Manager 10g Release2 Grid Control」が備える幅広い監視機能とサービス・レベル管理機能を自動的に利用したシステム監視ソリューションを提供します。
7種類のマイクロソフト製品向け「Oracle System Monitoring Plug-In」によって、「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control」に、.NET FrameworkとWindows Server System向けの監視機能、サービス・レベル管理機能、診断機能が加わりました。これにより、マイクロソフトとオラクルの顧客は、単一の統合管理ソリューションである「Oracle Enterprise Manager 10g Release2 Grid Control」を通じて、異種混合IT環境に発生する問題を効果的に検出・解消可能にし、システムの安定稼動およびサービス品質の向上を実現します。
「Oracle System Monitoring Plug-In」は、以下のマイクロソフト製品とシステムで利用可能です。
・ Microsoft Active Directory 製品を利用しているユーザは、Active Directoryサービスの製品パフォーマンスとコンフィギュレーション・データを監視し、Active DirectoryをLDAPサーバーとして使用するアプリケーションの管理を簡素化することができます。
・ Microsoft BizTalk Server製品を利用しているユーザは、BizTalk Serverのトランザクション、オーケストレーション、ビジネス・アクティビティ・サービスのパフォーマンス・データを監視し、BizTalk Serverと.NETアプリケーションが使用されているビジネス・プロセス管理を向上させることができます。
・ Microsoft Commerce Server製品を利用しているユーザは、関連ハードウェアのパフォーマンス、カタログ、パイプライン、ユーザー・プロファイル管理、ビジネス・データを監視し、Commerce Serverを使用するウェブサイトとオンラインショップのサービス・レベルを容易に管理できます。
・ Microsoft Internet Information Services（IIS）製品を利用しているユーザは、IISの運用に重要なWWW、Webサービス、FTP、SNMP、ASPその他多くのネットワーク・プロトコルのデータを監視できます。
・ Microsoft Internet Security and Acceleration（ISA）Server製品を利用しているユーザは、帯域コントロール、キャッシュ・パフォーマンス、ファイアウォール、Webプロキシに関連するサーバー・パフォーマンス・データを監視し、ISAを使用するWebサイトのパフォーマンスとセキュリティ管理を簡素化できます。
・ Microsoft .NET Framework製品を利用しているユーザは、 .NETによる、.NETとJavaで構成されるアーキテクチャーを含めた全アプリケーション環境の管理できます。
・ Microsoft SQL Server製品を利用しているユーザは、SQL Serverデータベースとアプリケーションを監視できます。
同時に出荷を開始した5種類の「Oracle System Monitoring Plug-In」によって、ファイアフォールやロードバランサーといったネットワーク機器やストレージ機器を含めたシステム全体への監視機能、サービス・レベル管理機能、診断機能が加わりました。対応する製品は下記のとおりです。
・ IBM DB2
・ F5 Load Balancers
・ Check Point Firewall
・ Juniper Networks Firewall
・ EMC NS Series NAS
◆ 製品価格
製品提供開始時期：2006年7月4日
提供形態：メディアパック（DVD）
製品名：
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Middleware - Microsoft .NET
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Middleware - Microsoft Active Directory
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Middleware - Microsoft Internet Information Services
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Middleware - Microsoft BizTalk Server
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Middleware - Microsoft Commerce Server
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Middleware - Microsoft ISA Server
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Databases - Microsoft SQL Server
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Non-Oracle Databases - IBM DB2
価格：\196,875-/Processor*
製品名：
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Network Devices - F5 Load Balancers
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Network Devices - Check Point Firewall
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Network Devices - Juniper Netscreen Firewall
価格：\196,875-/Network Device*
製品名：
□ Oracle System Monitoring Plug-in for Storage- EMC NS Series NAS
価格：\196,875-/Terabyte*
*Processor：ハードウェアの仕様（CPU数）に応じて価格設定をするライセンスです。
Network Device：コンピュータまたはコンピュータ・ネットワーク間の通信および通信管理を主目的とするハードウェア・ソフトウェアに応じて価格設定をするライセンスです。
Terabyte：コンピュータの記録容量1テラバイト毎に価格設定をするライセンスです。
■「Oracle Enterprise Manager 10g Release2 Grid Control」について
「Oracle Enterprise Manager 10g Release2 Grid Control」は、強力なパフォーマンス・チューニング機能などデータベース管理機能をベースに、自己管理機能の強化、グリッド・コンピューティング環境におけるアプリケーション、サービス、インフラの各コンポーネントに関する管理やサービス・レベル管理、構成管理、プロビジョニング、セキュリティ管理、レポーティング機能など、システムを可視化とサービス品質を向上により、IT管理のコスト軽減につながるソリューションを提供しています。「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control」によって、複雑な運用プロセスの簡素化、マニュアルタスクの自動化、ITリソースとビジネス目標のより優れた連携を実現できます。
● オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数1,502 名（2005年11月現在）。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報部 野見山
Tel: 03-6238-8395 Fax: 03-5213-6990 E-mail: Yuko.Nomiyama@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/
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