浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の世界市場 - 悪天候におけるFPSOの可動性が成長を促進

株式会社グローバル インフォメーションは、GlobalDataが発行した報告書「Floating Production Storage and Offloading (FPSO) Industry - Global Market Analysis, Competitive Landscape and Planned Projects to 2015 (世界の浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)産業:市場分析、競合情勢、計画中のプロジェクト(~2015年))」の販売を開始しました。

中東およびアフリカが、浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の生産能力において、世界の首位に立っています。

2011年に中東およびアフリカ地域は、世界のFPSO原油・天然ガス生産能力、51億9,701万バレル(石油換算)のおよそ3分の一を占めました。

そして、中南米およびアジア太平洋地域は、世界のFPSO生産能力のそれぞれ27.3%、21.8%の割合を占めました。

FPSOはその運用のしやすさと可動性により、人気を高めています。

FPSO船舶は、浅海域、深海域、超深海域のいずれにおいても移動や係留が可能です。

こうした船舶は、厳しい環境下の海に持ちこたえ、稼動できるように設計されています。

必要な場合は、FPSOは作業を停止し、悪天候による被害を避けるために、より安全な場所へ移動することも可能です。

FPSOの可動性は、厳しい環境条件において、こうした被害から生じる金銭的損失を、石油・ガス企業が避けるけるために役立っています。

石油・ガス田のオフショアインフラに損害を与える可能性のあるハリケーンや嵐といった悪天候において、固定プラットフォームは、移動することができないために、被害が受けやすくなっています。

対照的にFPSOは、破壊的な天候条件が発生した場合、切断可能なタレット・ブイ係留システムによって、安全な場所へ移動が可能です。こうした悪天候におけるFPSOの可動性が、FPSO産業の成長を促しています。

市場調査レポート: 世界の浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)産業:市場分析、競合情勢、計画中のプロジェクト(~2015年)
Floating Production Storage and Offloading (FPSO) Industry - Global Market Analysis, Competitive Landscape and Planned Projects to 2015
http://www.gii.co.jp/report/gd235370-floating-production-storage-offloading-fpso.html
出版日: 2012年03月
発行: GlobalData

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