LIXIL、Stibo Systemsのマスターデータ管理製品を採用し 商品情報戦略プラットフォームを構築
高精度のデータに基づくデジタルテクノロジー戦略の推進、市場競争力の更なる強化へ
マスターデータ管理(MDM)ソリューションのリーディングカンパニー、Stibo Systems〔本社:デンマーク オーフス、日本法人:東京都中央区 代表取締役:工藤 宏之、以下 Stibo〕は、株式会社LIXIL〔本社:東京都千代田区 代表取締役社長兼CEO:瀬戸 欣哉、以下 LIXIL〕が、Stiboのマルチドメインマスターデータ管理ソフトウェア製品「STEP Trailblazer 8.3」を採用、精度の高い商品情報を様々なチャネル媒体を通じタイムリーに市場へ提供する為の商品情報戦略プラットフォームとして本稼働したことを発表します。
〔本リリースは、Stibo Systemsデンマーク本社が発表した報道資料の抄訳です〕
LIXILはStiboのMDM製品を活用し、日本国内で展開する多種多様且つ膨大な商品群のデータの統合管理を推進してまいります。これにより、完全性、一貫性、正確性など商品情報の品質と関連業務の効率が向上するだけでなく、様々なチャネル媒体を通じたデータの取得・配信など商品情報の活用の幅が広がります。これらは、ワークフローや、インバウンド/アウトバウンドデータ連携、各種データ品質管理機能などStiboのMDM製品が持つ多彩且つ強力な機能を活用し実現する事が可能になりました。今後は、商品のライフサイクル全般にわたるデータを管理対象とし業務プロセス全体の合理化をさらに進める事を予定しています。
今回の本稼働では、まず主要な水まわり製品ラインであるトイレと水栓金具を対象としてMDM製品を導入しました。今後、キッチンなど他の商品群へも順次導入を進め、LIXILにおける商品情報戦略プラットフォームとして活用範囲の拡大を進める予定です。
LIXILの取締役 専務役員 Chief Digital Officer(CDO) 金澤 祐悟氏は、「LIXILでは、業務の統合を進め、更なる業務効率の向上を目指した取り組みを加速しています。 StiboのMDM製品を導入することで、チャネル間のデータの不整合の解消、業務プロセスの改善や商品情報の標準化など多くの効果がもたらされます。商品情報に関する一貫性を保証するとともに、お客様の利便性を高めていきます。」と、述べています。
Stibo SystemsのChief Executive Officer マイケル・リーンギセは、「LIXILとのパートナーシップは、Stibo Systemsの日本市場における戦略上大きな意義を持っています。世界中で住まいの水まわりおよび建材製品を提供するLIXILの商品マスターデータ管理を担うことは、大変に名誉ある役割です。」と、述べています。また、「StiboのMDM製品は、LIXILのように、商品や顧客のマスターデータを起点にしてビジネスの変革を志向する企業に対し、管理から活用へとデータ資産の有用性を高め、それを用いた意思決定の精度と戦略実行力の向上に役立つソリューションです。」と、述べています。
Stibo Systemsについて
Stibo Systemsは、1794年デンマーク第2の都市オーフスで創業し220年の歴史を持つStibo A/Sグループの非公開会社です。1976年にマスターデータ管理(MDM)専業のソフトウェアテクノロジーカンパニーとして設立され、マルチドメインMDMソフトウェア製品「STEP Trailblazer」は欧米を中心に約400社への導入実績があります。現在、世界15カ国のオフィスからグローバルに事業を展開、2016年3月に日本法人を設立しました。
詳細は、 https://www.stibosystems.com/ をご覧ください。