デジジャパン、飲食・クリーニング・流通業界向けクラウド・サービスのデータベース基盤に「Oracle Database Appliance」を採用
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤隆雄、以下 日本オラクル)と株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚辰男、以下 アシスト)は、オラクルの高可用性データベースとハードウェアを一体化したエンジニアド・システムの最新版「Oracle Database Appliance X3-2」が、株式会社デジジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:三宅良昇、以下 デジジャパン)に採用されたことを発表します。
株式会社寺岡精工グループのIT戦略会社であり、クラウド・サービスやPOSレジ販売を軸に事業展開するIT総合ソリューション企業であるデジジャパンでは、売上、仕入れ、勤怠管理をまとめてサポートするフードサービス統合システム「DELIOUS(デリオス)」、流通業界向け包装ラベルシステム「@LABEL(アットラベル)」、クリーニング業界向け店舗管理システム「ASTEMPO for Cleaning(アステンポ・フォー・クリーニング)」をはじめとするクラウド・サービスを日本国内はもとより海外に向けても提供しています。
デジジャパンが提供するクラウド・サービスの基盤となるデータベース・システムは、これまでアクティブ / スタンバイ構成の「Oracle Database Standard Edition」を中核としたシステムを増強することで、サービス拡充、ユーザー数の増大に対応してきました。しかし、クラウド・サービスという特性上、24時間365日の安定稼働が必須であることに加え、今後国内での事業強化および海外への展開によるサービス拡大やさらなるユーザー数増加を見据え、2013年2月より本格的なシステム刷新に着手。汎用サーバーでの構築も含め検討を重ねた結果、ダウンタイムの最小化と安定稼働の実現、新システムの導入までの人的リソースやハードウェアも含めた構築費用、サービスごとに保守・運用してきた負荷の軽減を実現する「Oracle Database Appliance X3-2」の採用を決定しました。
6月末に設置が完了し、現在社内検証中のデジジャパンでは、7つのシステムで利用していたアクティブ / スタンバイ構成のサーバー14台を「Oracle Database Appliance X3-2」1台に集約することで、消費電力、サーバー設置面積の大幅縮小が図れることや、データのインポート速度が従来の7倍から8倍*という高パフォーマンスが得られることを高く評価しています。また、10月初旬より本格稼働を予定している新システムの運用にあたっては、「Oracle Real Application Clusters」によるダウンタイムの最小化、ユーザー数の急激な増加にも容易に対応できるコア拡張、パラレル処理や「Oracle Partitioning」によるデータ処理性能により、クラウド・サービスの向上に大きな期待を寄せています。
- デジジャパン調べ
本発表に向けたコメント
当社は株式会社寺岡精工グループのIT戦略会社として2000年11月に設立いたしました。クラウド・サービス事業、POSレジ販売事業を軸に事業展開するIT総合ソリューション企業として、飲食店、流通・小売業、クリーニング店の企業様のビジネスに新しい価値をもたらすソリューションをご提供しております。現在は各サービスごとにデータベースを運用しており、将来に向けたシステムの可用性や、増大するユーザー数に対しての運用負荷に問題意識を持っていました。個別サーバーによる構築も検討しましたが、「Oracle Database Appliance X3-2」はコストパフォーマンスが高く、「Oracle Database Enterprise Edition」及び「Oracle Real Application Clusters」により高可用性を実現でき、運用開始後のメンテナンスの容易性も魅力であったため、将来を見据えて「Oracle Database Appliance X3-2」の採用を決定しました。
株式会社デジジャパン 代表取締役社長 三宅 良昇
■「Oracle Database Appliance」について
「Oracle Database Appliance」は、高可用性・高信頼性に定評のある「Oracle Database 11g Enterprise Edition」専用に開発されたエンジニアド・システムです。事前構成済みのハードウェアと、ソフトウェアを組み合わせることで短期構築と運用コストの削減を実現します。データベース導入や管理の手間とコストを大幅に削減する画期的なソリューションです。
■ハードウェア / ソフトウェア構成
ハードウェア
・サーバー
-Sun Server X3-2 2ノード
-CPU:Intel Xeon E5-2690(8コア) x 4
-メモリ 512GB
・共有ストレージ
-HDD:18TB
-SSD:800GB
・インターコネクト用ネットワーク
-1G/10GBASE-T x 2
ソフトウェア
・データベース
-Oracle Database 11g Release 2 Enterprise Edition
-Oracle Real Application Clusters
-Oracle Partitioning Option
・OS
-Oracle Linux
・クラスタウェア
-Oracle Grid Infrastructure
・管理ソフト
-Oracle Enterprise Manager
-Appliance Manager
-Oracle Auto Service Request (ASR)
●株式会社デジジャパンについて
代表取締役社長:三宅良昇
設立:2000年11月1日
本社:東京都港区台場2-3-1 トレードピアお台場ビル 22F
URL:http://www.digijapan.jp/
事業内容:小売業種に対するクラウド・サービスを用いたソリューション提供、POSレジ端末の販売
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com/ をご覧ください。
●株式会社アシストについて
代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚辰男
設立:1972年3月
社員数:830名(2013年4月1日現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/
アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースのそれぞれの分野で支援しています。今年は、新スローガン(「お客様の最高」のために)のもと、この3分野にさらに注力し、商用だけでなくオープンソース・ソフトウェアを含め顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
株式会社アシスト 広報部 担当:田口
TEL:03-5276-5850 FAX:03-5276-5895
E-Mail:press@ashisuto.co.jp
本ニュースリリースは、日本オラクル株式会社と株式会社アシストの両社から配信しております。
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