ファクティバと日本オラクルがニュース提供のための企業情報ポータルサービスを構築

ファクティバ　ダウジョーンズ＆ロイター（事業所在地：港区虎ノ門4-3-13　ロイタージャパン内、本社CEO：クレア・ハート、以下ファクティバ）と日本オラクル株式会社（本社：千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長：新宅正明）は協力してニュース提供のための企業情報ポータルサービスを構築することを発表いたします。

本協業はファクティバが提供する、読売、毎日、産経、時事、共同、ロイター、ダウジョーンズを含む約8,000のグローバルなビジネス情報ソースと、日本オラクルが提供するナレッジ・マネジメントのためのソリューション、「Oracle Knowledge Channel」、および、これを支える「Oracle9i Application Server」ポータル技術を組み合わせたサービスによって実現されます。

本サービスのユーザーは「Oracle9i Application Server」で構築提供する企業情報ポータルの基盤を利用して、ファクティバが提供する、世界中の新聞、雑誌、業界紙、通信社から配信される社外の最新ニュース、および「Oracle Knowledge Channel」で蓄積する、ビジネスの現場で発生した社内のナレッジを、同一のポータル画面上で利用することが可能になります。また、ポータルおよび「Oracle Knowledge Channel」のパーソナライズ機能により、社内外に氾濫する情報から、従業員一人一人のニーズにあった情報のみを提供することが可能です。これらの仕組みを利用することで、日常業務を行う上で多くの割合を占めている、必要な情報にたどり着くための時間を短縮し、知的生産性の向上を実現します。

両社は、今回の協業によって、ソリューションの共同開発、共同マーケティング活動を本日より行っていきます。まず、5月27日（月）東京国際フォーラム（東京・有楽町）で開催されるカンファレンス、「ナレッジ・マネジメント２００２」会場にて日本オラクル、ファクティバ両社によるナレッジ・マネジメントセミナーを実施いたします。

【「企業情報ポータル」について 】

イントラネット上で、ユーザー個別のビジネスに適合したアプリケーションやサービスを提供する企業内ポータルサイトです。インターネットテクノロジーを基盤に、アプリケーションごとのログイン操作を一括で管理するシングルサインオンの導入、いくつものシステムに分散してしまったデータベースの統合、アプリケーション間の連携をすることによって情報共有を図り、Ｅビジネスを実現します。

【「ファクティバ・インテグレーション・ツール」について】

ファクティバが提供する、イントラネット・企業ポータル向けコンテンツソリューションです。ファクティバ・サーチ・モジュールはファクティバが提供している約8,000に及ぶ世界中のニュース及びビジネス情報を社内システムからシームレスに検索していただくことが出来るツールです。
ファクティバ・トラック・モジュールは、カスタマイズした関連性の高い最新のニュースやビジネス情報をエンドユーザーのデスクトップへ提供するニュースクリッピングサービスです。これにより質の高い競合情報や業界の最新動向に、企業ポータルから瞬時にアクセス可能となります。

【「Oracle Knowledge Channel」について】

日本オラクルが開発・提供する、企業向けナレッジ・マネジメントソリューションです。「Oracle Knowledge Channel」は単なる文書共有システムや検索エンジン機能ではなく、従来システム上で扱えなかったノウハウや経験などを引き出し蓄積する、「ナレッジコミュニティ」という新しい概念を取り入れた先進のシステムです。さらに、利用者が潜在的に持つ能力や専門性を明確にし、スキル情報を自動的に蓄積するKnow Whoデータベース機能、本当に必要な情報が活用できないといった多くの企業が抱える課題を解決し、貢献度や感謝の気持ちを定量化する評価・インセンティブ機能、電子メールとの連携機能等、情報活用の活性化を実現する斬新なアイデアを随所に盛り込んでいます。蓄積したナレッジはポータルとの連携で必要なものをパーソナライズした形で提供することが可能です。

日本オラクルは「Oracle Knowledge Channel」のソリューションテンプレート、データベース管理システム「Oracle9i Database」、ポータル技術を搭載したアプリケーションサーバー「Oracle9i Application Server」などのソフトウェア製品群、および導入企業ニーズに最適なソリューションを提案するコンサルティングサービスを一体化して提供します。