(株)東和エンジニアリングは、9月26日開講の立命館大学映像学部 衣笠キャンパス新校舎『充光館』に映像クリエイター育成環境を構築
(株)東和エンジニアリングは、9月26日開講の立命館大学映像学部 衣笠キャンパス新校舎『充光館』に、映像クリエイターのための教育・育成環境のプロデュースを行った。
立命館大学 http://www.ritsumei.ac.jp/eizo/
東和エンジニアリング http://www.towaeng.co.jp/
同大学の映像学部は、近年のデジタル技術の急速な進化に伴い、芸術として、メディアとして、あるいは産業として「映像」の可能性が飛躍的に広がることを見据えて、映像表現に対する芸術的、人文社会科学的な理解と、急速に進展するデジタル映像技術や情報ネットワーク技術に対応できる能力を備え、 映像を文化的、産業的、地域振興的文脈において有益な社会的リソースとして利活用できる人材の育成をめざして、我が国の映画とゲーム産業を生み出した活力をもつ歴史・文化都市である京都の衣笠キャンパスに日本初の映像専門教育の学部として2007年4月に設立された。
基本コンセプトとして(1)デジタル時代の映像革新に対応する人材育成。(2)総合大学のメリットを活かした文理融合型の映像教育。(3)京都から世界へ、新しい映像文化と映像産業の創出をめざすの3点をかかげ、アジアにおける映像研究教育の一大拠点として、世界に通用する映像プロデューサー、映像クリエイター、実務家、研究者、教育者の育成を目指す。
また、映画監督の山田洋次氏をはじめ、ゲーム業界、テレビの制作の現場等で多大な功績を残してきた実力者、また各界の第一線で活躍中の方々を教授陣に招き、多彩な実践学習を展開して、多様なメディアの制作やビジネス面の実状、課題、今後の展望、あるいは映像制作における喜びや感動などについて、現場の声を通じて学ぶことによって学習へのモチベーションを高め、さらに職業観を明確にしていく。
東和エンジニアリングは大学を中心とした文教市場において、IT/デジタル技術を活かした映像・音響システムの構築に多彩な経験があり、これらの経験を活かして映像学部のシステム構築に取り組んだ。
今回、新設された『充光館』には各回生向けの授業をサポートする機能を持ち合わせた教室が整備されており、2室ある情報演習室では映画分野の授業においてAvidExpressProを用いた編集実習を、CG・ゲーム分野ではCGプログラミング、バーチャルリアリティ等画像処理の実習が可能となっている。
さらに高度な演習、実習の場として、映画、ビデオ、テレビなど映像音声メディアの編集では「映像編集室」、映像製作に必要な音声処理実習には「MA室」、音楽スタジオやポストプロダクション・スタジオの実習には「音響編集実習室」、CG・ゲーム分野でより創造的なグループ学習が行えるモーションキャプチャーや3D映像を用いた「インターラクティブラボ」、最新の家庭用ゲーム機も備えた「CG・ゲームラボ」などの専門設備が用意されている。映像学部では、今後も段階的にこれらの機能を充実していくことを計画している。
また、東和エンジニアリングは大学・企業などにシステム運営サポートとして常駐者を置き、機器管理・システム運用・コンテンツ制作の指導などをサポートする運営支援事業行っており、今回の立命館大学『充光館』にも運営コーディネータが常駐して教職員・学生をサポートしていく予定である。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社 東和エンジニアリング 営業企画グループ
電話:03-3253-3195 FAX:03-3251-3852