札幌市地域提案型雇用創造促進事業「IT人材雇用プログラム」2006年度プログラムを7月よりスタート
札幌市において地域提案型雇用創造促進事業を推進する「さっぽろ雇用創造事業推進協議会」は、2005年10月より2006年3月に実施し高い実績をあげた「IT人材雇用プログラム」を2006年度も実施いたします。昨年度に引き続き、教育プログラムの企画・実施や、研修・就業サポートの提供を目的とし、伊藤忠テクノサイエンス株式会社、日本オラクル株式会社、株式会社パソナテック、マイクロソフト株式会社(五十音順)の4社の民間企業が参画いたします。7月下旬より研修を開始、年度内(2007年3月期)に70名の就業を目指し、5月下旬よりプログラム研修生120名の選抜を開始いたします。
「IT人材雇用プログラム」は、厚生労働省の推進する「地域提案型雇用創造促進事業」の取り組みの一環で、雇用機会が少ない地域における地域経済の活性化や雇用機会の創出への施策に対し、それらの取り組みの雇用創造効果をさらに高めるため、当該地域の市区町村・経済団体等から構成される協議会が提案する事業の中からより雇用創造効果の高いものを選抜し国が運営支援するというものです。
札幌市では、より実践的なスキルを身に付けたIT人材の育成・輩出を実現するために、業界におけるノウハウを持つ専門の民間企業4社と協同してプログラムを運営してまいりました。昨年度の実績としては、共にニーズの高いOracleコースとWindows®コースを各60名の計120名が受講し、各コースとも目標に設定した資格を高い確率で取得、2006年4月末現在で受講者全体のうち68名が就業し、習得したスキルを実践に活かしています。(昨年度実績については別紙参照)
今年度のプログラムにおいては昨年と同様、業界における人材ニーズの高い「Oracle&Javaコース」と「Windowsセキュリティ&サーバ管理コース」の2コースを設置します。また、さらなる就業率の向上を目指し、プログラム研修生に対しビジネスコミュニケーションテクニックなどを学ぶ「ビジネスマインド研修」ならびに「転職サポート」や、業界動向を知る「IT業界セミナー」を実施してまいります。さっぽろ雇用創造事業推進協議会および参画企業4社は、それぞれの持つノウハウを活用し、札幌市の雇用機会の創造・経済の活性化につながるよう、プログラムの成功にむけて尽力いたします。
▼お問い合わせ
札幌市IT人材雇用プログラム事務局 フリーダイヤル:0120-109326
▼各参画企業へのお問い合わせ
伊藤忠テクノサイエンス株式会社:
コーポレートコミュニケーション部 佐藤
TEL:03-6203-4100 E-mail: press@ctc-g.co.jp
日本オラクル株式会社:
コーポレート・コミュニケーション室 広報部 石川
TEL:03-6238-8179 E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
株式会社パソナテック:
事業企画部 広報担当 戸所
TEL:03-6415-3501 E-mail: n-todokoro@pasonatech.co.jp
マイクロソフト株式会社:
広報部 荒木
TEL:03-4523-3210 E-mail: MSKKPR@microsoft.com
【伊藤忠テクノサイエンス株式会社】
伊藤忠テクノサイエンスでは、オラクル、マイクロソフトをはじめ、サン・マイクロシステムズやシスコシステムズといった世界最先端のIT企業とのパートナーシップを最大限に活用し、様々な業種のお客様にシステムのコンサルティングから設計・開発、運用・保守サポートまで一貫したサービスを提供しています。本プログラムでは、ベンダーパートナー企業とのリレーションやこれまでのシステム構築実績を踏まえ、テクノロジー・リーディング・カンパニーとして最新の技術や業界動向、今後求められる技術者像などをご提供することで、札幌地域におけるIT産業の活性化に貢献していきます。
執行役員 プロジェクトマネジメント室長
横山 良治
【日本オラクル株式会社】
本講座は、企業が求めるIT人材像を視野に、JavaとOracle Databaseを中核にWebシステム構築に必要な技術を習得し、より実践力のあるスキル、知識、経験を身につけます。データベースサーバーの管理技術、SQL/Java言語およびJ2EEによるソフトウェア開発の基本的な知識を習得した後、Webシステム構築の一連の開発プロジェクトを体験することが可能です。研修修了後には、就職に有利となる技術者認定制度「ORACLE MASTER」の初級者向け資格「ORACLE MASTER 10g Bronze」の取得を目指します。資格対策コースの実施やeラーニングによる自主学習教材の提供も行ってまいります。
北海道支社長 吉田 淳
【株式会社パソナテック】
株式会社パソナテックは昨年に引き続き、カリキュラムを修了した人材が、それぞれの持つ能力を最大限に発揮できるステージを用意することをミッションとしております。また、今期は研修生がIT業界においてキャリアを積んでいくということを考えるセミナーや、ビジネスマインドを高める研修などをカリキュラムに組み込み、より意識の高い人材の育成に注力します。さらに、専門のキャリアカウンセラーによるカウンセリングを通じて研修生が持つ不安や疑問などを解消し、スキルの習得に集中できる環境の構築に尽力します。本事業を札幌市のIT産業の発展、しいては北海道全体の経済の活性化につなげるべく、これまで蓄積した業界におけるノウハウを活用し取り組んでまいります。
取締役 加藤 直樹
【マイクロソフト株式会社】
マイクロソフトは、本事業の開始にあたり、ITに関する標準的な技術の習得を目的に、IT関連の人材育成・発掘を行う講座を提供します。本講座はITの専門スキルを持たない方も含め、広範な方を対象とした受講を想定しており、受講を通して、ハードウェアに関する基礎、IPネットワークの基礎知識、またマイクロソフト製品に関する技術者の資格制度であるマイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)、マイクロソフト認定アソシエイト(MCA)をITスキルの指標として提供しています。実際のトレーニングについては、さらに札幌市内のパートナー企業様との連携により、多様かつ幅広いニーズに対応したトレーニングを実施します。
北海道営業所長 浅野 秀昭
札幌市地域提案型雇用創造促進事業「IT人材雇用プログラム」 概要
名称:札幌市地域提案型雇用創造促進事業「IT人材雇用プログラム」
目的:札幌市におけるIT人材の育成及び雇用機会の創造
目標:育成人材のうち70名の就労(2007年3月期)
主催:さっぽろ雇用創造事業推進協議会
運営:札幌市IT人材雇用プログラム事務局
参画企業:
伊藤忠テクノサイエンス株式会社、日本オラクル株式会社、
株式会社パソナテック、マイクロソフト株式会社(50音順)
募集人数:120名(カリキュラム受講対象者)
カリキュラム内容:(1)Oracle&JAVAコース (2)Windowsコース
研修費用:無料
研修期間:2006年年7月31日から約2ヶ月間
第一次選考会:
日時 2006年6月3日(土)、4日(日)、9日(金)、10日(土)、11日(日)、18日(日)、19日(月)、24日(土)、25日(日)
会場 札幌市産業振興センター
「IT人材雇用プログラム」2005年度実績
プログラム受講者数:120名 (Oracle&Javaコース:60名 Windowsコース:60名)
資格取得率:
【Oracle&Javaコース】
Oracle Master Bronze Oracle10g Database 82%
【Windowsコース】
MCAプラットフォーム 98%
MCP70-290 Windows2003Server環境の管理と保守 49%
就業者数:68名(2006年4月末現在)
就業先企業:エア・ウォーター・ソフテック株式会社 株式会社プロサイト 北都システム株式会社 など