【松伯美術館】公募展「第2回 松伯日本画展」作品公募の 『審査結果』について
展覧会は、2018年2月9日(金)から3月11日(日)まで
近鉄グループの文化事業である松伯美術館では、1994年の開館以来、毎年、日本画を模索する作家達の育成と伸長を企図して「公募展」を開催し、広く作品の一般公募をしております。
本年度も公募展「第2回 松伯日本画展」を開催するにあたり、昨年9月から2018年1月8日(月)まで日本画作品の一般公募を行ったところ、全国から88点の応募があり、厳正な審査の結果、大賞1点・優秀賞4点を含む入賞作品25点を選定しました。入賞作品は、2018年2月9日(金)から3月11日(日)まで開催する公募展「第2回 松伯日本画展」で展観いたします。
<公募展「第2回 松伯日本画展」の審査結果について>1. 応募者数 82名
2. 応募作品数 88点
3. 入賞作品数 25点(内、大賞1点・優秀賞4点)
大 賞 1点(賞金:100万円)
・題 名 「匂う」 (130.3cm×193.9cm)
受賞者 杉木 智美(33才) 〔愛知県岡崎市〕
優秀賞 4点(賞金:各50万円)
・題 名 「雪降る音」 (130.3cm×193.9cm)
受賞者 井上 貴絵(52才) 〔長野県長野市〕
・題 名 「孤高の静」 (130.3cm×193.9cm)
受賞者 大森 正哉(45才) 〔京都市左京区〕
・題 名 「船溜り」 (130.3cm×194.0cm)
受賞者 鈴木 祐斗(24才) 〔東京都台東区〕
・題 名 「野みち」 (162.0cm×130.3cm)
受賞者 藤原 玲子(54才) 〔京都市右京区〕
※なお、その他の入賞者20名にも賞金(5万円)が授与されます。
《審査員》
上村淳之(松伯美術館館長、創画会理事長)、雲丹亀利彦(創画会会員)、
北野治男(日展会員)、倉島重友(日本美術院同人)、
松村公嗣(日本美術院理事)、水野 收(日展会員)
(参考)<公募展「第2回 松伯日本画展」の開催について>1. 名称 公募展「第2回 松伯日本画展」
2. 会期 2018年2月9日(金)~3月11日(日)
※月曜休館
(但し、2月12日(月・祝)は開館し、翌13日(火)が休館。)
※開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
3. 会場 松伯美術館
〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2丁目1番4号 TEL:0742-41-6666
4. 入館料 大人(高校生・大学生を含む):820円
小学生・中学生:410円
※20名以上は団体割引1割引
※障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで2割引
5. 展示作品 入賞作品25点
※他に、上村松園「春の旅」、上村松篁「兎1」(注)、
上村淳之「鵲」も展示(予定)
(注)「1」は、正しくはローマ数字です。
6. 主催 公益財団法人 松伯美術館、近鉄グループホールディングス株式会社、
読売新聞社
7. 後援 奈良県、奈良市、奈良県教育委員会、奈良市教育委員会、読売テレビ
※【美術講演会の開催】
2月10日(土)14時より展示室内にて、館長 上村淳之による講演会を行います。
演題は本展覧会にちなみ「日本画の問題点―今日―」とし、入館者の自由聴講となります。
≪松伯美術館の公募展について≫松伯美術館の開館(1994年)以来、毎年開催しているもので、2014年度までは「松伯美術館 花鳥画展」として花鳥画をテーマに公募してきました。2015年度からは、ジャンルを限らず広く日本画を対象とした「松伯日本画展」と隔年で交互に開催することとしました。
昨年度(2016年度)は22回目となる「花鳥画展」を開催しました。本年度は2回目となる「日本画展」を開催します。