米国環境基準EPEATの最高評価ランクに認定　ビジネスユーザーの利便性向上と環境対応を両立した USB Type-C搭載の4Kモニター2機種を4月25日に発売

2023-04-13 15:15

EIZO株式会社(本社：石川県白山市、代表取締役社長：実盛祥隆)は、ビジネスユーザー向けにUSB Type-C端子搭載の4Kモニター2機種、「FlexScan EV3240X」(31.5型)と「FlexScan EV2740X」(27型)を2023年4月25日に発売します。価格はオープン価格※です。

※オープン価格の製品は標準価格を定めていません。
【参考価格】EIZOダイレクト販売価格：FlexScan EV3240X 174,900円(税込)、FlexScan EV2740X 139,700円(税込)

機種名：FlexScan EV3240X(以下、EV3240X)
サイズ：31.5型
解像度：3840×2160

機種名：FlexScan EV2740X(以下、EV2740X)
サイズ：27型
解像度：3840×2160

概要
両機種は4K UHD(3840×2160)の高解像度を持っており、多くの情報を一度に表示できるので、CADやデータ解析などさまざまなプロフェッショナルワークに適しています。
EV3240Xは「FlexScan EV3285」の、EV2740Xは「FlexScan EV2785」の後継機種です。4辺フレームレスデザインを踏襲しつつ、より開放感のある筐体デザインに一新しました。
また、ノートPCとUSB Type-Cケーブル1本で接続するだけで、画面表示・音声再生・USB機器接続のみならず、ノートPCへの94Wの給電、有線ネットワーク環境構築を実現。フリーアドレスやテレワーク、ハイブリッドワークなど、近年の多様化した働き方それぞれに使いやすく、ビジネスユーザーのニーズに応える性能を付加しました。
さらに、両機種は持続可能な社会を実現するために、法人を中心に求められているサステナビリティに関し、各種施策を盛り込んだサステナブルモニターです。製品自体の環境対応の強化やサプライチェーン全体の環境負荷低減が評価され、製品及びサプライチェーンも含めたサステナビリティの指標である米国環境基準EPEATにおいて、最高評価ランクのGoldに認定されました。

主な特長

前機種からの進化

ケーブル1本の接続でモニターをドッキングステーションのように活用

1本のUSB Type-CケーブルによるノートPCとのシンプルな接続で、画面表示、音声再生、PCへの94Wの給電、さらにはUSB機器接続や、安定かつ高速な有線LANへの接続を同時に実現。USBハブは合計4端子を搭載しているのでマウスやキーボードだけでなく、Webカメラや外部ストレージなども同時に接続が可能です。USB Type-Cケーブルを1本接続するだけで、すぐに大画面かつ快適な表示環境を構築できます。

環境に配慮した取組みを強化し、国内外の最新の環境規格に適合

製品及びサプライチェーンも含めたサステナビリティの指標である米国環境基準EPEATにおいて、最高評価ランクのGoldに認定。また、環境性能だけではなく、企業としての広範な取組みも要求される、IT機器の国際総合規格であるTCO Certified Generation 9を取得。その他、前機種に続いて国際エネルギースタープログラムや環境省が推進するグリーン購入法に適合しています。

●製品の外装に再生プラスチックを80％以上使用
使用済みプラスチックをリサイクルした再生プラスチックを活用することで、廃棄プラスチックの削減に貢献、限りある資源の有効活用、資源循環を推進します。
●同梱の信号ケーブルや基板内部の部品にハロゲンフリー材を使用
●環境負荷を低減する再生紙素材（段ボール・パルプモールド）を、梱包材に採用
●標準消費電力を前機種より40％以上低減
●複数台を導入する法人向けに設置時のムダを省く、集合梱包仕様を用意
梱包材使用量の削減や運送時の積載効率の向上、開梱・取付け作業時間の短縮、廃棄ゴミの削減を実現する集合梱包仕様を用意しています。モニター部・スタンド部を別々に4セットずつ1つの梱包箱に収納。スタンド・ケーブル等の付属品を除いたモニター部のみの集合梱包仕様も用意しています。

筐体デザインを刷新

前機種のノイズレスコンセプトを踏襲しつつ、より開放感のあるデザインに一新しました。画面の枠を感じさせないスリムな4辺フレームレスに、スタンドの形状は丸型からU字型に変更。机上を広々と使えます。
当社は、自社一貫の開発・製造・品質保証体制の強みを活かし、内部の機構設計スペースに制限がある中で、ノイズレスデザインと性能の追求を両立しています。例えば、最大94Wの給電に対応したことでモニター内部の発熱量が増加していますが、筐体の放熱孔を目立たないハンドル下部に限定しながら、十分に放熱できる設計を実現。長期利用における信頼性を担保しています。
また、薄型かつ高音質のスピーカーを選定し、機構設計に工夫を加えることで、フレームレスの筐体幅や容積・厚みを増やすことなく内蔵スピーカーの音質を向上しました。音声出力は2.0W+2.0Wに対応し、Web会議の際に参加者の音声をクリアに聞くことができます。また、モニターの側面に新たにライン出力端子を搭載し、外部のスピーカーとの接続にも対応しました。