弘前から世界に発信するダンス映像が再生回数50万回を突破! 「Connect + Dance in Hirosaki Project」
世界トップダンサー&アスリートが出演するコンテンツに、 海外から多くの注目が集まる
ひろさき芸術舞踊実行委員会がむつ小川原地域・産業振興プロジェクト支援助成事業の一環として製作した「Connect + Dance in Hirosaki Project」の映像が、10/18時点で再生回数50万回を突破しました。※3 ひろさき芸術舞踊実行委員会については下部に記載
今年の8月に配信された本映像には日本のトップダンサーが数多く参加し、SNSやYouTubeを通じて国内外から視聴者を集めています。動画はYouTube(FUNKYSTADIUMチャンネル)で視聴することが可能です。
YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/watch?v=oO3TK9M3tlY
弘前で開催された世界最大級のダンス&パフォーマンスフェスティバル
「SHIROFES」はスポーツ文化ツーリズムアワード2021の大賞を受賞
Connect + Dance in Hirosaki Projectとは
Connect + Dance in Hirosaki Projectは青森県弘前の文化、観光を盛り上げるべく3年間の計画として実施しているプロジェクトです。弘前はこれまで年々「ダンスの町」として外国人ダンス愛好家の間で注目されています。過去には海外のダンサーも参加するダンスイベントを実施し、弘前城のような歴史的建造物や豊かな自然に触れながら「ダンス好きな人を受け入れる町」というイメージ戦略を行ってきました。2021年は本プロジェクトの初年度にあたり、2年目や3年目には外国人と交流できるイベントや作品つくりを予定しています。
※1 スポーツ文化ツーリズムアワードについてはリリース下部に記載
※2 弘前におけるストリートダンス事業の国内外の参加者、経済効果は下部の参考データを御覧ください。
日本が世界に誇るトップダンサーやパフォーマーが出演
Connect + Dance in Hirosaki Projectには、弘前市に縁があり世界的にも有名な日本人ダンサーが複数のダンスジャンルから参加しました。世の中の注目を大きく集めるブレイキンからは、日本ブレイキンシーンの先駆者BBOY TAISUKEと、それぞれ世界王者の経験を持つBBOY SHIGEKIX、BGIRL AMIの3名が参加しています。
また、日本にはブレイキン以外のダンスジャンルでも世界大会での実績を多く積んでおり、HIPHOPやPOP、LOCKといったカテゴリでも国内で世界的に有名なダンサーが存在します。本映像でPOPダンスを踊るKEIとGUCCHONは長く日本のトップを走り、海外のダンサーからも尊敬を集める人気のダンサー。HIPHOPパートで参加しているKYOKAも同じく世界から注目され、アジアの女性HIPHOPダンサーのアイコンになりつつある存在です。
ダンサー以外にも、フリースタイルバスケットボールでの世界一を実績に持つBug!?や、日本ダブルダッチシーンのアイコンREGSTYLEが参加しており、映像の撮影と編集はストリートダンスに特化したFilming CrewのFEworksが担当しています。
プロジェクトの発信地「青森」を代表するアーティストが音源を製作
佐藤ぶん太(津軽笛奏者)
プロフィール:青森県での横笛最高峰登山囃子コンテスト最上位クラス6度の優勝を誇る実力者。郷土芸能歴30年以上の経験を活かし全国各地4,500人以上へ横笛の指導を行なう。郷土芸能の力で“地域コミュニティーを基盤とした地域づくり”を進める津軽笛の会顧問。2011年には自身の発案・プロデュースで3,742名で青森県の夏祭りねぷた祭りの囃子を一斉に吹く「横笛合同演奏者数ギネス世界記録」を達成。2016年、もっと全国に横笛文化を広めるために日本で唯一の生演奏の「全日本横笛コンクール」を青森県弘前市で始め、全国から参加者が集まる。演奏では海外公演も積極的に行い、ヨーロッパ、東南アジア、中南米、そして2019年、NYカーネギーホールにて公演。大きな賞賛を浴びる。伝統とは受け継ぎつつも発展させることを信条に活動している。現在、青森県平川市非常勤講師。
佐藤ぶん太さんからの楽曲についてのメッセージ
コラボさせていただいた曲は新曲「Northern lights」。
二つの意味があって、ねぷたの合同運行がオーロラのように消えてしまったのと、北国から希望の光を輝かせようとするNobuoさん(本プロジェクトの主担当社)の情熱に感銘を受けて作りました。
本プロジェクトを実施した背景
当実行委員会では、委員会発足の2012年からダンスを軸に多くの事業を行ってきました。2016年には、国の需要文化財である弘前城を活用したSHIROFS.というダンス&パフォーマンスフェスティバル事業を立ち上げ、全国だけではなく、海外からの参加者を弘前に呼び込むためのコンテンツ作りを行っています。このSHIROFES.を含め、弘前にて年間実施するダンス事業には、年々海外からの参加者が増加しています。
当実行委員会主催事業における2016年度のダンス事業参加者は、延べ8850名、海外からの参加者は13名で、ダンス事業によって生まれた経済効果は、9,600万円であった。年々県外・海外からの参加者は増え、2019年には参加者総数が延べ18,570名、海外からの参加者も147名まで増加し、事業に関連する経済効果は2億9400万円に達しました。
2020年は、新型コロナウイルスの影響でこれまで通りのイベント開催が難しく、全ての事業をオンラインに切り替え実施しました。その結果、SNSやYouTubeを通して海外からも多くのダンス愛好家が参加し、4月から10月までの期間で実施をしたオンラインでのダンス事業の参加者は137,500名となり、海外参加者も3,800人まで増加しました。
このことが、「Connect + Dance in Hirosaki Project」の映像製作も実施する背景となっており、SNSやYouTubeを通じて、更に多くのダンス愛好家に向けて弘前を発信し、インバウンドの増加、地域観光経済の発展につながるとともに更なるダンス文化発展に寄与すると考えております。
●※1 スポーツ文化ツーリズムアワードとは
スポーツ庁、文化庁及び観光庁は、スポーツや文化芸術資源の融合により、新たに生まれる地域の魅力を国内外に発信し、訪日外国人旅行者の増加や国内観光の活性化を図るための政策連携の取組として「スポーツ文化ツーリズム」を推進しています。
先進的な取組や今後スポーツ文化ツーリズムの実現につながる取組へ賞をおくる為、2016年に「スポーツ文化ツーリズムアワード」を設置しました。
2016年から史跡弘前城などを舞台に開催しているSHIROFES.が、2021年10月29日、スポーツ庁、文化庁、観光庁実施の「スポーツ文化ツーリズムアワード2021」において、東北では初の最高賞にあたる「スポーツ文化ツーリズム賞」を受賞しました。
●※2 参考データの添付
・ストリートダンス事業の参加者の動向について(国内)(ひろさき芸術舞踊実行委員会調べ)
国内参加者
※2020年はオンライン参加者数
・ストリートダンス事業の参加者の動向について(国外)(ひろさき芸術舞踊実行委員会調べ)
国外参加者
・経済効果の推移
●※3 ひろさき芸術舞踊実行委員会とは
芸術舞踊に関する活動を青森に根付かせ、多くの人々に芸術舞踊に親しみ、理解を深めてもらうため、委員長である岩渕伸雄が2012(平成24)年に発足した市民団体。
子どもたちに発表の場を作るという思いから始めた舞台公演「DREAMER」や「ダンスフェスティバル」「DANCE交流文化祭」など弘前を中心に勢力的に活動しています。