小規模・独立系有料テレビオペレーターのマルチスクリーンビデオ・モバイルTV戦略
株式会社グローバル インフォメーションは、マルチメディアリサーチ・グループが発行した報告書「Migrating to Mobile & Multiscreen Video Services for Small & Independent Pay-TV Operators for Small & Independent Pay-TV Operators (モバイルおよびマルチスクリーンビデオサービスに移行する小規模・独立系有料テレビオペレーター)」の販売を開始しました。
600以上のオペレーターおよびベンダーを対象に行われた当調査によると、小規模および独立系有料テレビオペレーターは、インフラのアップグレードおよびホール・ホームDVR導入に続いて、マルチスクリーンビデオ(MSV)やモバイルテレビサービスを2014年までに開始する計画であることがわかりました。
「タブレットやスマートフォンの幅広い普及、そうした端末へのアダプティブビットレートストリーミング、コンテンツのライセンス管理といったすべての条件が整い、今後3年間に多くのオペレーターがマルチスクリーンを提供することになるでしょう。」と、マルチメディアリサーチグループのアナリストKen Pyleは、話します。「マルチスクリーンはOTTを使用しているため、消費者はビデオコンテンツをいつでもどこでもスマートフォン上で視聴することができます。 これこそが、マルチスクリーンサービスが導入され、急速にTV Everywhereとして発展してゆく理由です。」
UIおよびOSの共通性によるiPadsやiPhoneの急速な普及を背景に、Appleは主にグーグルを仮想敵としています。。数年前のモバイル端末より、もっと短期間にハードウェアのアップグレードを行っていく構えです。当報告書では、トランスコーディングやセキュリティ・認証およびオンデマンドサービスといった3つの主要な分野における60以上のベンダーのプロファイルを紹介し、小規模オペレーターがOTTサービスに基づいたTV Everywhere、セカンドスクリーンあるいはマルチスクリーンサービスを開始するために必要な基本情報を提供しています。
利用可能な無線周波数帯の欠如は、調査対象となったオペレーターにとって最大の懸念事項でした。「独立系通信会社がマルチスクリーンサービスを提供する際にそのソリューションを提供する機会はベンダーの間で広く開放されている印象でした。しかし、大手キャリアが4Gネットワークを展開し彼らと競合するでしょう。4Gネットワークはビデオサービスに割り当てられるべき周波数を占有してしまうという懸念があります。」
当レポートで紹介している60以上のMSVベンダーには、HarmonicやARRIS、Motorola Mobility、NDS、RGB、Nagravision、VerimatrixおよびMicrosoft 等が含まれます。
モバイルおよびマルチスクリーンビデオサービスに移行する小規模・独立系有料テレビオペレーター
Migrating to Mobile & Multiscreen Video Services for Small & Independent Pay-TV Operators for Small & Independent Pay-TV Operators
http://www.gii.co.jp/report/mr214311-migrating-mobile-multiscreen-video-services-small.html
出版日 2011年09月
発行: マルチメディアリサーチ・グループ
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