習い事情報誌『ケイコとマナブ』、今後、サマータイムの本格導入でおケイコの機運は高まりそうアンケート
東日本大震災により被災された方々とそのご家族に対して、心よりお見舞いを申し上げます。
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:柏木 斉)が発行する習い事情報誌『ケイコとマナブ』(編集長:根岸菜穂子)は、東日本大震災により、首都圏・東海におけるおケイコごとに対するマインド変化に関してアンケートをまとめましたのでご報告いたします。
■調査概要
【調査実施時期】2011年5月21日(土)~22日(日)
【調査方法】インターネット
【調査対象者】クロスマーケティング会員で、埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県に居住の方
【有効回答数】300名(男性150名・女性150名)
▼『ケイコとマナブ.net』結果は下記
http://www.keikotomanabu.net/article/newsrelease/index02.html
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■震災後のおケイコへのマインド変化
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Q.震災後、早時退社施策などで以前より早く仕事が終わるようになっていますか
(単一回答 N=300)
A.
・なった 56名:18.7%
・なっていない 244名:81.3%
Q.その時間でどんなことをやっていますか(複数回答 N=56)
A.
・趣味の充実 22名:39.3%
・飲みに行く 17名:30.4%
・友人知人との交流 17名:30.4%
・資格受験対策 3名: 5.4%
・スキルアップの習い事 2名: 3.6%
・趣味の習い事 1名: 1.8%
Q.今後、夏に向けてサマータイム導入などで早く帰れるようになったらできた時間で学び事をしたいと思いますか。(単一回答 N=300)
A.
・ぜひしたい 85名:28.3%
・したい 98名:32.7%
・したくない 117名:39.0%
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■『ケイコとマナブ』編集長 根岸 菜穂子はこう読む!
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この夏の電力不足に備え、企業版サマータイムの導入を決める企業が増えてきました。それに伴い、新しい余暇=「アフター4の使い道」が今注目を集めています。
同じく節電協力の観点から、夏休み期間のスライド・長期化や、土日稼働に伴う平日の休日化などを検討・決定している企業も多く、その実施に伴い、友達や家族と休みが合いにくくなる人も増えることから、「ひとり時間の楽しみ方」がこれからの消費ニーズのキーワードの一つになるであろうと考えます。
◆「アフター4の使い道」
現段階では「趣味の充実」「飲みに行く」「友人知人との交流」が高いポイントを占めていますが、これが9月末まで続くことを考えると、今後、消費者の意識はより「生産的な時間の使い方」に向かっていき、その結果「学ぶ」という選択肢はますます伸びるでしょう。
◆「ひとり時間の楽しみ方」
一人でも気兼ねなく参加でき、さらに、そこで志や趣味を同じくする新しい仲間ができる習い事は、有効な「ひとり時間の楽しみ方」と言え、注目です。
◆「雇用環境からみる今後の動向予想」
また、原発問題、電力問題などにより、様々な業界で経済面での落ち込みも予想されています。その結果として、ただでさえ厳しかった雇用状況はますます悪化するかもしれないと多くの人が感じ、自身のスキルアップの準備を始めなければと考えています。
今まで、学び事をしたいけれど始められない理由の一つは「時間が作れない」ことでした。が、今回の「企業版サマータイム」の導入は、それをクリアするきっかけになるはずです。つまり、この夏は、「学びたい意識」に加え、「学びやすい条件・環境」が整うことになり、この学びニーズが盛り上がるのではと考えます。
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■習い事情報誌『ケイコとマナブ』とは
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1990年創刊。趣味の習い事から、仕事のスキルアップや資格取得、手に職をつけるためのスクール情報が1冊にまとまったスクール選びの総合情報誌です。
(毎月25日発行)
▼『ケイコとマナブ』の購読はこちらから
http://mag.recruit.co.jp/mag/cgi/Search_Result.cgi?shohin_group_cd=0013
▼『ケイコとマナブ.net』はこちらから
http://www.keikotomanabu.net/
▼リクルートについて
http://www.recruit.co.jp/