【医師1,846名調査】 医療におけるオンライン化・リモートワーク化の 現状と課題が明らかに

医師向けのキャリア支援サービスなどを全国で提供している株式会社メディウェル(本社：北海道札幌市)は、「医師の業務のオンライン化」についてアンケート調査を実施し、医師1,846名の回答結果を公表しました。

医師の業務のオンライン化に関するアンケート調査

2020年8月10日～8月28日にかけて実施された今回の調査では、医師の業務のオンライン化(リモートワーク／遠隔化)の現状や、業務別でのオンライン化に関する現場の医師の考え方や課題感が明らかになりました。

また、医師が参加する機会の多い学会や研修会・セミナーのオンライン化については、半数以上の医師が「オンライン化した方が良い」と回答する結果となっています。

・71％の医師は現在の業務について全くオンライン化(リモート化)していないと回答。
・今後の業務のオンライン化の可能性について、現在オンライン化していない医師の78％が「難しい」「不可能」と回答。
・オンライン化のメリットとしては「感染リスクの減少」「通勤時間・移動の手間の削減」「遠隔地の患者にとっての利便性」「時間的な拘束を受けにくい」「情報共有のしやすさ」などが挙げられた。
・オンライン化のデメリットとしては「診療の質の低下」「コミュニケーションや関係構築がしづらい」「オンとオフの区別がつきにくい」「給与・収益への悪影響」などが挙げられた。
・医師の業務のうち、「読影(画像診断)」と「産業医」の業務については「オンライン化が可能」という意見が多かった。
・学会や研修会・セミナーのオンライン化については、55％の医師が「オンライン化した方がよい」と回答。
・学会やセミナーのオンライン化をした方がよい理由として、「感染などのリスクを抑えられる」「移動の時間や費用の節約になる」「子育て中や遠方の医師でも参加しやすい」「日常業務への支障が少ない」などが挙がった。

本調査の詳細に関しましては、下記のURLをご参照ください。

・医療のオンライン化・遠隔化の現状と今後の可能性は？医師1,846名のアンケート結果
https://www.dr-10.com/lab/remote-work/
・【医師1,846名調査】学会や研修会・セミナーのオンライン化は推進すべき？
https://www.dr-10.com/lab/online-academic-conference/

・本調査結果の引用・転載時には、「株式会社メディウェル」による調査である旨の明記をお願いいたします。
・WEB上での引用・転載を行なう場合には、「株式会社メディウェル」による調査である旨の明記と、引用元のURL( https://www.dr-10.com/lab/remote-work/ もしくは https://www.dr-10.com/lab/online-academic-conference/ )へのリンク付与をお願いいたします。

URL　　　 ： https://www.dr-10.com/
サイト概要： 2004年より運営している会員数40,000人以上の医師向け転職支援サイト

企業名　： 株式会社メディウェル( https://www.mediwel.net/ )
所在地　： 〒060-0001　北海道札幌市中央区北1条西5丁目2番地 興銀ビル9階
事業内容： 医療機関を対象とした経営コンサルティング事業、
　　　　　 病院経営に関する情報発信、
　　　　　 医療従事者の紹介事業、医療関係職員の研修、
　　　　　 セミナー並びに各種イベント企画、立案
代表者　： 代表取締役　中村 知廣

医師の業務のオンライン化、全くしていないが71％

業務のオンライン化は「難しい」・「不可能」が78％

業務別では読影と産業医でオンライン化がしやすく、手術・分娩・救急・麻酔管理でオンライン化が難しいという認識が多い

学会やセミナーのオンライン化は55％が「オンライン化した方がよい」