ヒルズ　小型犬イノベーションセンターを 米国にグランドオープン

日本ヒルズ・コルゲート株式会社(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：瀬口 盛正、以下 ヒルズ)は、グローバル・ペットニュートリションセンターが、2021年6月23日、総額33億円2322m2で【小型犬専用】のイノベーションニュートリションセンターを米国・カンザス州トピーカ市にグランドオープンしたことを公表いたしました。

小型犬イノベーションセンター

オープニングセレモニー

オープニングイベントでは、ノーデンガード、バロガ、カンザス州知事のローラ・ケリー氏、ヒルズ社の親会社であるコルゲート・パルモリーブ社社長のノエル・ウォーレスより挨拶があり、カンザス農林水産大臣秘書官のマイク・ビーム氏、ショーニー郡長官のケビン・クック氏、カンザス州立大学獣医学部副学長のボニー・ラッシュ氏、グレータートペカパートナーシップCEOのマット・ピバーニク氏等、多くのゲストにご参加いただきました。

このエンゲージメントセンターは小型犬に特化した研究だけでなく、多くの獣医師やペットの介護者を繋げる場ともなります。小型犬イノベーションセンターの開設により、ヒルズは米国で唯一の小型犬専用のイノベーションセンターを備えたペットフードメーカーになりました。
こちらの施設は小型犬の栄養学の研究に加え、行動、遺伝子、ゲノミクス、微生物叢を研究する施設として、米国や世界中の犬の半数以上を占める小型犬品種に特化したニーズを満たすフードの開発をサポートしていきます。
またエンゲージメントセンターでは、毎年、数千人の獣医学生や獣医学専門家を対象としたセミナー、継続教育プログラムなどの活動を開催していきます。
ヒルズグローバルの社長、イェスパー ノーデンガードは次のように述べております。
「今回新たにペットニュートリションセンターを拡張し開設する新しい小型犬イノベーションセンターを通じて小型犬に注力したニーズへの取り組みを向上していくことを皆様にご案内できることを非常に喜ばしく思います。
ヒルズはペットや飼主様、獣医療関係者様をはじめとするお客様の栄養学的ニーズに応えるため今後も技術および発展への投資を続けてまいり、ヒルズの使命である人とペットとの特別な関係を更に豊かに永らえ、未来を変えていくことを目指してまいります。」

新しい小型犬センターには最新の設備が導入され、80頭の20ポンド(9kg)以下の小型犬が飼育され、小型犬独自のニーズに合わせて特別に開発された栄養を摂ることができます。このセンターでは、獣医学的なケアが行われ、かつ施設内の様々な環境や屋外の豊かなドッグランなどを選ぶことができるのです。
ヒルズ科学技術担当バイスプレジデントのデイブ・バロガは「世界中で、小型犬の人気は着実に高まってきています。この専門施設への投資により、小型犬が好む味や粒、また小型犬に特徴的な行動やユニークなカラダにより適したフードを開発することができます。小型犬イノベーションセンターは、小型犬のニーズをより深く理解し、幸せで健康的な生活を送りるための新たな方法を発見することを可能にします。」と述べております。

この小型犬イノベーションセンターは、ヒルズの科学者達が獣医師等のペット医療の専門家を迎え、ペットの科学・生物学についての様々な疑問に答えるだけでなく、理解をより深めてもらえる場所になっております。
上層階の展望デッキからは、実際に飼育されている小型犬たちがおもちゃや、お互いと遊ぶ様子を観察することができます。
ほかにも、このセンターはヒルズが業界をリードする4つの分野である、予測生物学とマイクロバイオーム、製品開発とおいしさの研究、健康の数値化やペット用ウェアラブル、そして健康のパーソナライズと遺伝子について学べる場所となっております。

新たに拡張されたペットニュートリションセンターに加え、トペカにはヒルズのグローバル本社、工場があり、またヒルズは昨月、ゲージパーク内のヒルズペットニュートリションドッグランに17.5万ドルの寄贈を行いました。ヒルズはカンザス州で約80年間操業し、エンポリアに工場を持ち、リーベンワース郡のトンガノクシーに新工場を設立する計画を発表しています。新工場は80エーカーの規模で、トンガノクシービジネスパークに2023年までに完成予定です。

ペット栄養学への変わらない責任感のもとで80年以上前に創業したヒルズは、人間とペットの特別な関係を豊かに伸ばしていくというミッションを掲げています。ヒルズは、先駆的な研究や、犬猫の特別なニーズに関する科学的根拠をベースにした画期的な栄養に特化しています。ヒルズの療養食ブランド　プリスクリプション・ダイエット、並びにヒルズの総合栄養食ブランド　サイエンス・ダイエットの総合栄養食は、動物病院や、世界中のペット専門店で販売しております。ヒルズ、ヒルズ製品やヒルズの栄養哲学に関する詳しい情報は、Hills.co.jp、Facebook、Instagramにアクセスしてください。