新型物流ロボットPopPickが国際的なデザイン賞 「ヨーロピアン・プロダクト・デザイン・アワード」を受賞
物流ロボットを開発・提供する株式会社ギークプラス(東京都渋谷区、代表取締役CEO:加藤 大和、以下:ギークプラス)のPopPickソリューションが、デュッセルドルフ(ドイツ)にて今年最高の産業用ロボットの1つとしてヨーロピアン・プロダクト・デザイン・アワードからプロダクトデザイン賞を受賞しました。
「European Product Design Award」(ヨーロピアン・プロダクト・デザイン・アワード)は、才能ある国際的なプロダクトデザイナーの努力を称えるために創設されたデザイン・コンペティションです。世界中から寄せられた何千ものデザインプロジェクトは、審査員による吟味と評価に基づき、最も美しく、機能的で、革新的な製品が選ばれます。
ギークプラスプロダクトチームの作り出すPopPickの高い機能性とロボットデザインの美しさが受賞の要因となっています。
ヨーロピアン・プロダクト・デザイン・アワードHP
https://www.productdesignaward.eu/
ヨーロピアン・プロダクト・デザイン・アワード ギークプラス紹介ページ
https://www.productdesignaward.eu/winners/epda/2022/10682/
2022年初めに発売された(日本では今秋発売)PopPickは、すでにアジアと米国の倉庫で稼働開始しています。同システムは、倉庫の保管場所からラックをオペレーターのいるPopPickワークステーションまで運ぶピッキングロボットで構成され、クレーンがコンテナをオペレーターの目の前に出し入れする構造です。このシステムは、ピッキング速度を1時間あたり最大650コンテナまで上げ、倉庫の保管密度を従来の棚搬送と比較して、最大50%向上させ、作業生産性を2倍にすることを実現しました。
またPopPick専用ラックは、倉庫の高さを有効活用し、防火シャッター直下を通過できる高さ(3.9m)で稼働が可能です。消防区画を跨いでロボットが行き来することで、消防区画ごとでオペレーションを区切らず運用をしていただけます。ラックの保管効率はもちろん、AGVのメリットであるコストパフォーマンスと柔軟性をいかした設計となっております。
PopPickワークステーション実機はギークプラス相模原LaaSセンターにて見学いただけます。
ご予約はホームページよりお申込みください。
場所 : 神奈川県相模原市中央区田名3977番1号
SHOPLIST LOGISTICS CENTER
PopPick動画: https://youtu.be/MfUxCg6ZZh8
ヨーロピアンプロダクトデザインアワードの創設者は、このアワードは、実用的でよく考え抜かれた作品で人々の日常生活を改善することを目指す才能ある国際的なプロダクトデザイナーの努力を評価するために作成されたと述べています。
この賞は、ギークプラスが今年獲得した多くの賞の1つであり、この他には、先日受賞発表した新型AGVが日本のグッドデザイン賞を受賞、高さ8メートルのRobo Shuttleがフランス、パリのSITLトレード ショーでInnovation Awardを受賞した事に続いての受賞になります。
株式会社ギークプラスについて
ギークプラス(中国本社)は、2015年中国北京にて創業。グローバルで200社/2万台以上の自律型共同ロボットの導入に成功し、世界シェア首位のユニコーン企業となっています。日本法人は2017年に設立。大手物流プレイヤーに相次いで導入され、国内でも2,000台以上を導入している国内シェアトップ企業です。深刻化する人手不足と急拡大する物流の需要拡大の解決策として、次世代ロボティクス技術を活用し、新たな物流スタンダードの共創を目指しています。
ギークプラス(中国本社)には1,500人を超える従業員がおり、ドイツ、英国、米国、日本、韓国、中国本土、香港特別行政区、シンガポールにオフィスがあります。