多彩な音楽領域で活躍する高橋佑成が“岡本太郎”愛用のピアノによる即興演奏を収録した『ラポール』を11月6日発売

2024-10-03 10:00

日本ジャズの新たなプラットフォームDays of Delight(ファウンダー＆プロデューサー：平野暁臣)は、独特の感性で新たな音楽世界を提示するピアニスト・高橋佑成によるソロピアノ集『ラポール』を2024年11月6日に発売します。

本作は完全即興によるソロパフォーマンスの記録です。高橋佑成の個性的なジャズをピュアかつナチュラルに収録しました。即興により立ち現れた“12の物語”が独自の世界へと誘います。

Days of Delight ファウンダー＆プロデューサー　平野暁臣コメント

あえて完全即興によるソロピアノという形式を選びました。しかも空間に響く音をそのまま記録しただけの事実上の“ライヴレコーディング”です。録音場所は岡本太郎のアトリエで、ピアノは太郎が愛用した100年前のアップライト。高橋佑成の才能と個性を高純度で切り出したいと考えました。立ち現れたのは唯一無比の音楽世界です。

DOD-048 高橋佑成『ラポール』

演奏者

高橋佑成　piano

収録曲

part I／part II／part III／part IV／part V／part VI ／part VII／part VIII／part IX／part X／part XI／part XII (All Tunes Improvised by Yusei Takahashi)
(2024年6月4日東京録音)

高橋佑成(たかはしゆうせい)

5歳からエレクトーンをはじめ、中学に上がるころにビル・エバンスに接してジャズに開眼。中学時代に日野皓正主催のワークショップで鍛えられると、まもなく一流プレイヤーに呼ばれるようになり、はやくも高校2年で〈新宿ピットイン〉夜のステージにあがる。その後も尋常ではないスピードで頭角を現し、20代半ばで日野皓正バンドのレギュラーメンバーに迎えられる。現在は、自身が主宰する音楽ユニット“秘密基地”に加え、“世田谷トリオ”、“三つ巴”、“m°fe”などを中心に活動するほか、STUTS、YUKI、七尾旅人、オカモトコウキらをサポート。ジャズに限らず多岐にわたって活動を展開している。最近では自身でプロデュースした中牟礼貞則との年齢差60歳のデュオアルバム『NU』(2022)が話題になった。