現代音楽家・川島素晴 約30年の軌跡を辿る 『インヴェンション』全曲演奏会開催決定 カンフェティでチケット発売

こんどらベースオブアーツ(代表:近藤聖也)主催、「川島素晴『インヴェンション』全曲演奏会」が2022年12月28日 (水) にたましんRISURUホール(立川市市民会館) 小ホール(東京都立川市錦町3-3-20)にて開催されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて9月15日(木)0:00より発売開始です。

カンフェティにて9月15日(木)0:00よりチケット発売開始
http://confetti-web.com/kondorabass/

公式ホームページ
https://fb.me/e/566iyroHB

川島素晴の生誕50年を記念した代表作連続上演!

2022年に生誕50年のアニバーサリーを迎えた川島素晴(作曲家・肉体奏者・法螺貝奏者・100均グッズ奏者)が、東京藝術大学在学時より長年取り組み続けている「日本語における発話と音楽の関係」の探究作品である『インヴェンション』シリーズ全9作を一挙上演!
曽我部清典(トランペット)、松平敬(バリトン・声)、神田佳子(打楽器)をはじめとした川島素晴の創作を支え続ける現代音楽界のスペシャリスト達が一堂に集結。1994年の学生時代から現在に至るまで、約30年の川島素晴の創作の軌跡をたどる。

ーー川島素晴よりーー
私はこれまで、発話と音楽の問題に様々な形で取り組んできた。その中でも「インヴェンション」のシリーズは、日本語の発話と器楽の関係を様々な観点で探るシリーズとなっている。

《インヴェンションI》「は」が様々な漢字で示され様々な意味を持つ
《インヴェンションII》単語の羅列で日本語の抑揚と旋律の関係を考察
《インヴェンションIII》様々な発話のシチュエーションとその模倣
《インヴェンションIV》楽器の音を日本語的オノマトペで示す
《インヴェンションV》シラブルを楽器が模倣して徐々に語彙を得る
《インヴェンションVI》Vと同様だがそれを打楽器奏者一人が担う
《インヴェンションVII》演奏の様子を示す文章を単語ごとに攪拌
《インヴェンションVIII》モノと名称の関係と、その異化
《インヴェンションIX》抑揚の拡大・縮小の可能性

1994年以来継続し、2022年の2作品を含む全9曲を一挙上演する。
きっかけは、近藤聖也さんがコントラバスを含む《IV》の再演を計画したことに始まる。「生誕50年でもあるし、いっそ全部やってしまえ」ということで企画して下さったのだが、このシリーズを並べてみたら、図らずも学生時代から現在まで、約30年の創作を回顧する内容となった。言葉と器楽の多種多様な関係性をお楽しみ下さい。

川島素晴プロフィール

東京藝術大学、同大学院修了。1992年秋吉台国際作曲賞、1996年ダルムシュタット・クラーニヒシュタイン音楽賞、1997年芥川作曲賞、2009年中島健蔵音楽賞、2017年一柳慧コンテンポラリー賞等を受賞。1994年以来「演じる音楽」を提唱し「笑いの構造」に基づく創作を展開。作品は世界各地で上演されている。いずみシンフォニエッタ大阪プログラム・アドバイザー等現代音楽の企画・解説に数多く携わり、NHK-FM「現代の音楽」や、「題名のない音楽会」等のTV番組にもしばしば解説者として登壇。2017年より作品個展シリーズ、2020年よりリサイタルシリーズを定期開催。アンサンブル東風での指揮活動をはじめ、自作や現代音楽作品を中心に様々な演奏活動にも携わっている。(一社)日本作曲家協議会副会長。国立音楽大学及び大学院准教授。

公演概要

川島素晴『インヴェンション』全曲演奏会
公演日時:2022年12月28日 (水) 18:30開場/19:00開演
会場:たましんRISURUホール(立川市市民会館) 小ホール(東京都立川市錦町3-3-20)

■出演者
川島素晴
工藤あかね(sop)
松平敬(bar)
曽我部清典(tp)
神田佳子(perc)
西村薫(cl)
中川日出鷹(fg)
大石将紀(sax)
會田瑞樹(vib)
近藤聖也(cb)

■スタッフ
映像・撮影: 藤本健太郎

■チケット料金
一般:3,000円
学生:2,000円
(全席自由・税込)

<カンフェティ限定>
一般:3,000円 → カンフェティ席2,000円!
(全席自由・税込)

【主催】こんどらベースオブアーツ


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