日本情報通信、自治体向け生成AI利用対話型アプリ 「NICMA/ニックマ for LGWAN Powered by GPT-4」 の提供開始
NTTグループの日本情報通信株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:桜井 伝治、以下 NI+C)は、社外向けに提供を開始した自社開発AI対話型アプリ「GPT-4 Webクライアント」である「NICMA/ニックマ」(商標登録出願中)の総合行政ネットワーク(LGWAN)対応版を11月より提供を開始します。
「NICMA/ニックマ for LGWAN Powered by GPT-4(以下 NICMA for LGWAN)」は、インターネットから隔離された自治体間ネットワークであるLGWANに接続された端末からアクセスが可能なため、生成AI利用の行政業務での活用利便性が向上します。本サービスの特徴として、業務でよく利用するプロンプトのテンプレート機能やGPT-4が学習していない独自のデータを学習させ文章生成を可能にする独自情報検索機能、入力データの禁止ワード制御を備えています。また、「NICMA」で入力した情報は生成AIの学習対象から除外されています。
「NICMA for LGWAN」の開発にあたっては、NI+CがDX推進を支援している山口県山陽小野田市様の全面的なご協力の下、職員のみなさまからヒアリングした自治体における有効な用途や課題、ニーズなどを機能に反映するとともに、プロンプトテンプレート提供や全庁職員を対象としたワークショップによる活用スキル習得などの生成AI活用支援を実施しております。
NI+Cは、「NICMA for LGWAN」の提供をはじめ、生成AIの導入コンサルティング、職員を対象とした導入支援(ワークショップ開催など)、独自情報の学習支援などを進め、行政における生成AIの適切な活用推進をサポートしてまいります。
主な特徴
・LGWAN対応
LGWANに接続された端末からの利用が可能
・アカウント管理機能
組織内ユーザーの利用状況やメッセージ送信履歴などを管理
・プロンプトテンプレート機能
よくご利用になる送信文をテンプレート化して登録が可能。送信文の再利用やテンプレートの内部共有が可能
・独自情報検索機能
予め登録されたGPT-4に学習されていない庁内の独自情報を呼び出して、回答メッセージを生成することが可能
・禁止ワード設定
設定した禁止ワードをユーザーがメッセージ送信できないように警告を表示することが可能
料金
ChatGPTの回答文字数に応じたプランをご用意しております。詳細は担当営業までお問い合わせ下さい。
サービスに関するお問い合わせ:public_information@niandc.co.jp
提供開始時期
「NICMA for LGWAN」は、2023年11月の提供開始を予定しております。
◆関連するプレスリリース
・日本情報通信、生成AI対話型アプリGPT-4 Webクライアント
「NICMA」を提供開始:
https://www.niandc.co.jp/news/20231004_41164/
・日本情報通信、山陽小野田市とChatGPT等の生成AIを活用した業務変革に向け連携強化:
https://www.niandc.co.jp/news/20230629_35393/
・自治体向けにChatGPT活用ワークショップを開催!:
https://www.niandc.co.jp/news/20230425_32007/
・新AI対話型アプリ「GPT-4 Webクライアント」を全社員に提供開始:
https://www.niandc.co.jp/news/20230623_35007/
・ChatGPTで業務効率化とハピネス経営を推進:
https://www.niandc.co.jp/news/20230421_31943/
■日本情報通信株式会社について < https://www.niandc.co.jp/ >
日本情報通信株式会社(NI+C)は、1985年に日本電信電話株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社の合弁会社として設立。システム開発から基盤構築、クラウド化への対応、社内外データ統合とAIによる分析、EDIサービスやセキュリティ、ネットワークサービス、運用保守までをトータルに提供しています。「おもひをITでカタチに」をスローガンに、お客様の経営課題解決に貢献できる真のベストパートナーを目指してまいります。
記載の製品/サービス名称、社名、ロゴマークなどは、該当する各社・団体の商標または登録商標です。