東南アジアへ進出する中小企業が激増中!いまこの眼で確かめる!部品加工製造業 東南アジア視察ツアー 先取りレポート

船井総合研究所は「部品加工業 東南アジア視察ツアー」を企画いたしました。
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1311718361_0.html

<開催要項>
◆企画:株式会社 船井総合研究所
◆旅行実施:名鉄観光サービス株式会社
◆旅行期間:2011年11月6日(日)出発 11月12日(土)帰国
◆行程:関西空港~バンコク(タイ)~ハノイ(ベトナム)~関西空港
※成田空港発着、中部国際空港発着もご選択いただけます。
◆募集人員:30名(最小催行人数:10名)
◆視察コーディネイト:
株式会社船井総合研究所 大阪経営支援本部 チーフコンサルタント 入江 貴司
株式会社船井総合研究所 第二経営支援部  牧野 好和

<参加費用>
一般企業:328,000円(税込)
 ※空港税・諸税を含みます。
 ※燃油サーチャージは別途実費が必要となります。


ツアーを2ヶ月後に控え、業界専門コンサルタントが現地の先取りレポートをお届けいたします。

1.日本企業にとってピンチかチャンスか!?
まずはじめに、今回の視察に参加される方々にとっては、正直なところかなり衝撃となることは間違いないと思います。

日本の製造業にとってはチャンスになるようなこともあり、けっこうショックを受けたこともあり、とても面白い刺激的なツアーになりそうです。

ショックを受けたというのは、何にショックを受けたかというと、海外から見た日本企業というのは非常に取り残されているという印象を受けたことです。

日本にいると「日本企業はイケてる」、「Made in Japanブランドは揺るぎない」、「日本の技術は世界一」と私自身も思っていました。

ところが多くの日本企業が進出しているタイでさえ、日本製品は相手にされなくなっています。とくに電機・電気の世界ではSONYも非常に苦戦しており、LGやサムソンなどが大きなシェアを取っています。

・・・と、そこまでなら新聞や経済雑誌でも見られる話。

わたしがもっと衝撃を受けたのは、当の日本企業でさえも部品の調達先として日系企業からの調達にとらわれていない。日系企業からの調達率が年々落ちてきているということでした。

これまでは日本企業は系列の、あるいは系列外でも日系の部品加工業から調達をするのが当たり前と思われていました。ところが、もはや日本の部品加工業は日系企業どうしの戦いではなく、海外勢との戦いへとステージが完全に移っているというのが実態なのです。

これには逆の面もあって、実際に視察先として訪問した企業などはアメリカの自動車メーカーから系列を完全に飛び越えて、新たに部品の供給をしています。いろいろ話しを聞いていると、最初はある系列のメーカーからの仕事を当て込んで海外に進出していくのですが、そのうちに現地で新たに仕事先を開拓することとなり、そうした取引が大きく発展しているという事例が数多く見られました。

仕事を受ける立場からすると、どこそこの系列だからといって営業活動を積極的にやっていないと、先々の環境の変化で仕事が不安定になってしまいます。新たに現地での取引を開拓していっている会社はそこでの基盤をしっかりとつくり、発展していっているというのが現実です。

現地の部品調達事情として、従来のしがらみを考えていると安く安定して仕入れることができない。全然、畑違いのところからでも調達を行う可能性や、日本国内のしがらみを超えて取引がつながる可能性は大いにあるといえるでしょう。

2.現地スタッフがイキイキ活躍する企業
今回の視察先の企業では、いずれも工場で働く現地の従業員を非常にうまく活用しています。

正直なところ、実態を見るまでは「現地の安い労働力を少数の日本人がこき使っているのではないか?」と私自身も思っていました。

さらに、「従業員はすぐにやめてしまったり、ストライキを起こしたり、けっこう手を焼いているんだろうな。」とも思っていました。

しかし、その事前のイメージは工場を見て完全に覆されます。どの企業も現地の従業員と「一緒に仕事をする」という感覚で工場づくりを行っています。もしかすると、日本の工場以上に5Sや改善活動などに真剣に取り組んでいるのではないかと思えるくらいです。

現地にいる日本人スタッフに話を聞くと、「彼ら彼女らがいかにやる気を出して、自分たちで考えて働くかがポイント。われわれ日本人はあくまでもそのためのお膳立てに徹すること。」という言葉が返ってきました。

現地の人件費事情はというと、タイで平均的な労働者の賃金がおよそ20,000円/月程度、ベトナムではその約半分の水準です。とはいうものの、年々最低賃金が上がるという現実もあり、もっとも経営を圧迫するのは実は日本人スタッフの給料であるということもあります。

それを考えると、極力日本人はごく少数で裏方に回り、現地のスタッフが活躍するようにもっていくことが工場経営を成功させる一つのポイントであるということはうなずける気がします。

そうした現地の工場の管理運営手法や改善活動を目の当たりにすることでも参加される方にとっては衝撃を受けることは間違いないと思います。


いま日本の製造業の経営者にとって必要なことはそうした世界の現実を知り、その眼で実態を確認することであると、あらためて確信をもちました。


<開催要項>
◆企画:株式会社 船井総合研究所
◆旅行実施:名鉄観光サービス株式会社
◆旅行期間:2011年11月6日(日)出発 11月12日(土)帰国
◆行程:関西空港~バンコク(タイ)~ハノイ(ベトナム)~関西空港
※成田空港発着、中部国際空港発着もご選択いただけます。
◆募集人員:30名(最小催行人数:10名)
◆視察コーディネイト:
株式会社船井総合研究所 大阪経営支援本部 チーフコンサルタント 入江 貴司
株式会社船井総合研究所 第二経営支援部  牧野 好和
    

<参加費用>
328,000円(税込)
 ※空港税・諸税を含みます。
 ※燃油サーチャージは別途実費が必要となります。

<お申し込み>
■TEL 0120-964-000(平日9:30~18:00) / クボタ・ムラカミ まで
■下記URLからもお申込みいただけます。
船井総合研究所 オフィシャルサイト
http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1311718361_0.html

■内容に関して 電話:06-6232-0188(株)船井総合研究所(担当:イリエ・マキノ)

証券コード 9757 
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