クラウディアン、オブジェクトストレージ製品と アマゾン ウェブ サービス クラウドのハイブリッド対応を強化

~ハイブリッド環境をシンプルに構築・運用できる CLOUDIAN HyperStore ~

クラウディアン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:太田 洋)は、SDS(ソフトウェア デファインド ストレージ)製品「CLOUDIAN HyperStore」とアマゾン ウェブ サービス(AWS)クラウドのハイブリット対応を強化しました。

「CLOUDIAN HyperStore」から、期間等のポリシーに基づき、AWSが提供するクラウドサービスにデータを自動的に転送し階層化できることに加え、AWS Marketplaceから「CLOUDIAN HyperStore」を購入できます。なお、ライセンス使用料は毎月AWSが測定し、AWSクラウドの利用料との合算も可能です。

AWSクラウドとのハイブリッド対応

「CLOUDIAN HyperStore」は、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3) APIをネイティブAPIとして開発しており、Amazon S3を利用しているインターネットサービスやエンタープライズIT製品は、データの保存先を「CLOUDIAN HyperStore」に振り向けることで利用できます。

また、期間等のポリシーに基づき、ファイルを格納するバケット単位でAmazon S3とAmazon Glacierにファイルを転送する自動階層化(Auto-Tiering)機能を標準装備しています。この操作はCloudian Management Console(CMC)から設定でき、AWSクラウドに転送されたファイルのメタデータはオンプレミス設置の「CLOUDIAN HyperStore」に保管されるため、クラウド側にあるファイルの読み出しも迅速に行うことができます。

従来型のオンプレミスとクラウドのストレージは、それぞれ異なるアプリケーションや管理が求められるサイロ状態になりがちです。「CLOUDIAN HyperStore」を使うことで、お客様は、単一の操作環境でありながら、データの種類と目的に応じてオンプレミスとクラウドのストレージを使い分けたり、災害復旧(DR)や事業継続(BC)のために、クラウドをバックアップやアーカイブ先にするといったハイブリッド環境をシンプルに構築し、運用できるというメリットがあります。

クラウディアンの代表取締役の太田洋は次のように語っています。

「クラウディアンが実施した米国と英国の400企業を対象にした調査では、ハイブリッドクラウドストレージの利用は今後1年間に倍増するとの結果がでています。CLOUDIAN HyperStoreであれば、Amazon S3 APIに準拠し、AWSクラウドに自動階層化ができ、オンプレミスでのライセンス使用料もAWSクラウド利用料と合算できます。お客様にとってはオンプレミスとクラウドをハイブリッドに使う環境を手軽にご利用いただけます。」

なお、クラウディアンは、2017年5月30日(火)~6月2日(金)、東京・グランドプリンスホテル新高輪で開催されるAWS Summit Tokyo 2017にブース出展し、「CLOUDIAN HyperStore」とAWSクラウドのハイブリッド活用についてご紹介します。

「CLOUDIAN HyperStore」の概要

「CLOUDIAN HyperStore」は、Amazon S3 APIをネイティブAPIとして開発したソフトウェアデファインドのオブジェクトストレージ製品です。汎用サーバーをハードウェアに使い、3台からスモールスタートし、数ペタバイト超級にまでスケールアウトできる高い拡張性を有します。複数サーバー間、さらには複数データセンター間でも、自動複製・分散配置により堅牢にデータ保護します。日本のNTTグループをはじめ、世界の大手クラウドサービスとエンタープライズITのオンプレミス・ストレージとして採用されています。

ホームページ: http://cloudian.jp

※アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web Services、AWS、Amazon S3、Amazon GlacierおよびAmazon Web Services ロゴは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

自動階層化設定画面
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