アジア太平洋地域の未来を創るチェンジメーカー IMPACT HERO 2018を募集！

2017-08-23 10:30

アジア太平洋地域の途上国で、深刻な社会課題の解決に取り組むチェンジメーカーを、年に1名IMPACT HEROとして選出し、計3年間、個別にカスタマイズした包括的支援を行う一般社団法人Earth Company(以下 EC、東京都港区、代表理事：濱川明日香)は、2018年の支援対象となるIMPACT HERO 2018の公募を開始しました。

地域の「希望の星」として活動するチェンジメーカーを求めています

ECは、並外れた求心力と影響力を持ち、アジア太平洋で社会変革をもたらすチェンジメーカー(社会起業家)を年に1人IMPACT HEROとして選出し、その人が必要とする支援をニーズに合わせて設計して、集中的に支援を提供しています。そしてこの度、次期2018年1月より始まる支援の対象となるIMPACT HERO 2018の公募を開始いたしました。

IMPACT HEROとして求めているのは、地域の「希望の星」としてコミュニティの期待を背負い、活動地域にもたらすインパクトがその未来を大きく変えるだけでなく、彼らの活動に触れる者を惹きつけ、意識改革をもたらすような「求心力」と「影響力」を持ち合わせたチェンジメーカーです。

しかし必ずしも機会や環境に恵まれておらず、必要とする支援さえ受けられれば、もたらす社会インパクトを飛躍的に増大することができるのに、その支援がないためにポテンシャルをフルに発揮できずにいる…。そんな人を、ECは募集しています。

IMPACT HEROに選出されたチェンジメーカーには、2018年1月から始まる3年間の支援期間の間に、(1)ニーズに合わせた1,000万円以上のファンドレイジング、(2)日本や海外でのPR支援やネットワーク創出などの機会創出支援、(3)運営基盤を強固にするためにNGOコーチングを提供いたします。

初年度を特別支援期間として集中的に支援を提供し、終了後も2年間フォローアップ期間を設け、その活動が盤石になるよう継続して支援していきます。

IMPACT HEROへの応募詳細

IMPACT HEROの5つの条件

・Future-oriented

従来のモデルに替わる、環境と共存する新しい未来を創ろうとしている

・Passionate

壮大な情熱、信念、熱量の持ち主である

・Inspirational

世界をもインスパイアするけた外れに光る何かを持っている

・Leadership

人の心を突き動かし、活動や支援に巻き込む求心力がある

・Grounded

地域の「希望の星」として期待を背負うコミュニティ・リーダーである

応募資格

以下のすべての条件を満たす方。自薦他薦、性別、起業家としての成熟度は問いません。

(1)アジア太平洋地域の開発途上国の、社会や環境が抱える深刻な課題の解決に取り組んでいる。

(2)団体のリーダーとして活動をしている。

(3)活動をライフワークとして長期的に行っている、または行う強い意志がある。

(4)ECとのコミュニケーションを英語または日本語で円滑に頻繁に行うことができる。

(5)ECのビジョン、活動理念に賛同する。

支援期間

2018年1月〜2020年12月

応募方法

下記リンクよりご応募ください。

https://www.earthcompany.info/ja/impact-heroes/#nominate

応募〆切

9月30日(土)23:59受付分まで

選考方法

書類審査、面接、レファレンスにて決定し、ご連絡いたします。

今までのIMPACT HEROへの支援実績

IMPACT HERO 2015 ベラ・ガルヨス

(元大統領補佐官・ルブロラグリーンスクール創設者、東ティモール)：支援総額1,098万円

5ドルで人身売買され、少女兵、ダブルライフ、亡命など壮絶な人生を生き抜いた不屈の精神で、自国の未来のためにはどんな自己犠牲も惜しまないベラ。彼女は東ティモール独立後、荒廃しはてた国の子ども達の心を育むために、国内初の環境学校ルブロラグリーンスクール(LGS)の設立を計画。ECの支援でLGSは2015年5月に開校し、開校から一年で410人の子供たちが学んでいます。また学校の収益事業となるエコツーリズムの設立支援、国内でメディア掲載支援他、TED×Diliへ推薦し海外のサポートネットワーク拡大を創出しました。

IMPACT HERO 2016 ロビン・リム

(助産師・ブミセハット国際助産院創設者、インドネシア)：支援総額2,017万円

愛あるお産で生まれる子供は「愛する力」と「信じる力」を養い、彼らこそが平和な世界を築いていく。そう固く信じ、自らも養子を含めた8児の母である「現代のマザーテレサ」ロビンは、妊産婦の死亡率が高いインドネシアで、貧しい妊産婦に24時間365日無償医療を提供するブミセハット助産院を運営しています。

ECは、増え続ける需要に対応するためのバリ島新クリニック建設を支援。また、現地からの強い要望に応え、インドネシア・西パプア州とフィリピン・パラワン島に新たなクリニックを建設中です。

IMPACT HERO 2017 キャシー・ジェトニル＝キジナー

(気候変動活動家・詩人・NGOジョージクム共同創設者、マーシャル諸島共和国)：支援総額1,436万円

2014年の国連気候変動サミットの開会式で世界の首脳陣の心を動かした「天性の言葉力」に加え、「次世代を牽引するリーダーシップ」「世界をインスパイアするカリスマ性」を持つ合わせるキャシー。ECはキャシーの活動を支援するため、国が水没する危機に直面するマーシャル諸島の若者たちを次世代環境リーダーへと育成し、国内でとれる対策を自らとろうとするNGOジョージクムの活動拠点を設立。国内外で朝日新聞や毎日新聞など大手新聞社を含む、のべ222メディアに掲載されるPR支援や来日ツアーで、サポートネットワークを拡大。組織分析から課題の洗い出し、財政戦略の立案などを含む、NGO経営を強化するためのコーチングも通年提供している。