飛躍的進歩を遂げた次世代フレキソ製版システム  Esko Crystal 5080シリーズの販売開始

~日版グループ株式会社様がEsko XPS Crystal 5080 日本国内1号機を導入~

エスコグラフィックス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:南 文輝、以下 Esko)は、デジタルフレキソプレート製作のさらなる品質向上と効率化を徹底追求した次世代フレキソ製版システム「Crystal 5080シリーズ」の販売を開始します。

Crystal 5080シリーズは、Eskoがこれまでのフレキソ製版プロセスを見直し、プレート品質の向上と製版作業の効率化を徹底的に追求した次世代フレキソ製版システムであります。同シリーズは昨年のdrupa 2016にて出展、その製品コンセプトや新技術が多くの注目を集めましたが、このたび満を持して国内販売を開始いたします。これまで業界の先駆者としてフレキソ製版の品質向上に努めてきたEskoですが、今回のCrystal 5080シリーズの開発により、そのレベルをもう一段上へと押し上げるとともに、他に類を見ない新たな可能性を提示できたという思いを強くしております。

日版グループ株式会社様、新型露光装置Esko XPS Crystal 5080国内第1号機導入

すでに世界的に高い評価を受けている新シリーズですが、国内でも新たな導入ケースが生まれております。

製版専業メーカーとして長い歴史と高い実績を持つ日版グループ株式会社様(本社:東京墨田区、代表取締役:新海 高浪、以下 日版グループ様)が、最高品質のプレート製作を可能とした新型露光装置「XPS Crystal 5080」を日本国内第1号機として導入されました。導入について、日版グループ様 専務取締役 新海 満浪氏は、「フレキソ製版作業における露光工程での大きな課題であった、酸素阻害の排除、露光量の安定化と均一化、目標とするレリーフ深度の製版などを実現するための解決策として、Eskoはこれまでにない、UV LEDライトテクノロジーという革新的な技術の提供を行ってくれました。Esko XPS Crystalは、安定した高品質の製版を実現するための最適な解決策になると期待しています。私どもは、これからもお客様のビジネスの拡大に貢献するため、フレキソ製版技術の向上と、これまでより高品質な版の提供ができるよう最善を尽くしていきます。」とコメントされています。今回Eskoが追求した先進性と革新性に、日版グループ様がいち早く着目、賛同くださったことに感謝いたします。

Esko Crystal 5080シリーズ

「CDI Crystal 5080」

「CDI Crystal 5080」は、Eskoの十分な実績に裏付けされたCDIテクノロジーをベースに、より高品質な、より効率的なフレキソ製版を実現するため開発した、新しいデジタルフレキソプレートイメージャーとなります。

定評あるEskoイメージング技術、CDI LAMSアブレーションレーザー、高解像度光学システムの活用に加え、今回新たにガラスプレートテーブルを採用。このガラステーブルを利用することで、新型露光システム「XPS Crystal 5080」とシームレスな結合が可能となり、フレキソプレートのイメージングドラムへの移送から、イメージング、そしてXPS Crystal 5080への移送まで、すべて自動で行うことができます。操作性に関しては、人間工学的改良により操作性の簡素化を図りました。

主な特長

・複雑な製版作業を簡素化

・実績あるEsko CDIレーザーイメージング技術および高解像度光学を採用

・Esko最高のプレート品質基準を達成(HD Flexo & Full HD Flexo)

・人間工学的改良によりオペレーターの作業を迅速化

「XPS Crystal 5080」

日版グループ様が国内第1号機として導入されたXPS Crystal 5080は、Eskoがこれまでにない最高品質のフレキソ製版を徹底追求した次世代露光装置となります。最大の特長は、EskoのUV LEDライトテクノロジー(特許取得済)により主露光と後露光をほぼ同時に実行できる点です。露光の同期化により、プレート全体のレリーフ深度の均一性が向上、再現性の高い安定したプレート製版が可能となりました。

レリーフ深度に関しては、FTA※注1が提案するフレキソ規格「FIRST※注2」の最適基準をクリアしています。FIRSTでは、0.067インチ厚プレートのレリーフ深度は0.02インチ、許容深度は±0.002インチを最適値としていますが、導入ユーザー様からの報告によると、XPS Crystal 5080の許容深度は±0.001インチ。従来の蛍光灯型UVフレームでは、より一般的な許容深度とされる±0.004を満たすのも難しかったことから、レリーフの均一性は格段に高まったといえます。プレートの互換性についても、すでに多くのメーカーの条件に対応済みであります。

XPS Crystal 5080に対する業界の評価も高く、今年5月には栄えあるFTA Technical Innovation Awardを受賞、多くの賛辞をいただきました。同賞はFTAがフレキソグラフィック市場に新たな製品とテクノロジーをもたらした企業や個人を表彰するもので、今回の受賞はXPS Crystal 5080の持つ革新性を裏付けるものとなりました。

注1 FTA:Flexographic Technical Associationの略

注2 FIRST:Flexographic Image Reproduction Specifications & Tolerancesの略

XPS Crystal 5080 参考動画: https://youtu.be/zuR2iK3tL7g

主な特長

・UV LED 主露光と後露光を同期化

・再現性の高い安定したプレート品質

・Full HD Flexo UV露光をさらに発展させて開発

・ばらつきのあるプレート品質管理を解消

・プレートイメージングの並行作業で処理能力が向上

・耐用時間(予測)5,000時間(バンクライトは500時間)

・エラーを半分に削減

「CDI Crystal 5080 XPS」

CDI Crystal 5080 XPSは、単体装置であるCDI Crystal 5080とXPS Crystal 5080を結合させた次世代フレキソ製版システムとなります。新技術に対応したイメージャーと露光装置をシームレスにつなぐことで、製版プロセスの自動化ならび簡素化が可能となりました。従来の製版プロセスと比べると、複雑な手作業は半減、オペレーターの作業時間については約70%まで削減可能となり、作業効率の大幅な改善を達成しております。

さらにEskoソフトウェア「Automation Engine Device Manager」の活用によって、プリプレス部門を含む製版運用の効率化にも対応。Device Managerでプレート製作全体を管理することで、プリプレス部門はプレート製作作業に優先順位を付け、体系化するのに必要な情報をすべて把握、適切なタイミングで適切なプレート製作ができます。

小ロットジョブが増加の一途にあるなか、フレキソ製版作業の効率化はEskoにとっても重要課題ではあります。しかし今回、唯一無二なCDI Crystal 5080 XPSを投入できたことで、Eskoは課題解消に向け大きく前進したことを確信しております。

XPS Crystal 5080 参考動画: https://youtu.be/FVH8AlDsBvg

主な特長

・手作業を半分に削減

・ミスを半分に減らし、プレートの無駄を回避

・オペレーターの作業時間を73%までカット

・Crystal技術でプレート製作を部分的に自動化

・Device Manager活用により製版運用全体を効率化

会社概要

商号 : エスコグラフィックス株式会社

所在地: 〒135-0064 東京都江東区青海2-5-10 テレコムセンタービル西棟6階

代表者: 代表取締役社長 南 文輝

ジャンル:
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