祇園町南側地区における 観光客へのマナー周知・啓発事業等の実施について

観光客に対する観光マナーの効果的な周知・啓発方法を検証します。

 近年の観光客の増加に伴い,祇園町南側地区(京都市東山区)では,観光客のマナー違反が発生し,地域の皆様からは,早急な事態の改善を求められています。
 そこで,本年6月に地元協議会や東山警察署,学識経験者等で構成する「祇園町南側地区における観光客へのマナー周知・啓発検討会(以下「検討会」)」を設置し,同地区における効果的なマナー周知・啓発に向けた取組について検討してまいりました。
 この度,京都市は,国土交通省近畿運輸局を事業実施主体として,(公社)京都市観光協会及び地元協議会等と連携し,秋の観光シーズンの間,祇園町南側地区において,観光マナーの周知・啓発に係る実証事業を行うとともに,検討会構成員によるマナー周知・啓発を行いますので,お知らせいたします。
 
1 実証事業の概要

(1)実施期間
令和元年9月30日(月)~令和元年12月8日(日)
(2)内容
ア スマートフォン等へのプッシュ通知
対応するアプリ(Japan Travel by NAVITIME※,TRAVEL  JAPAN Wi-Fi)をインストールしているスマートフォン等や,宿泊施設で無料貸出されているスマートフォン(handy)利用者等に対して,マナー情報をプッシュ通知 ※ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人向けナビゲーションアプリ

イ 巡視員による多言語での啓発・指導
2名1組の巡視員(1名は英語又は中国語対応)2組が花見小路通界わいを巡回し,マナー違反をしている観光客を注意

ウ 監視カメラ周知ポスター掲示
監視カメラ(地元設置)で監視していることを周知するためのポスターを掲示
 
(3)効果検証
実証事業前及び実証事業中に実施する,地域住民や観光客の皆様を対象としたアンケート調査や,監視カメラやWi-Fiセンサーを活用したマナー違反件数等を比較分析することで,実証事業による効果を検証する。
 
2 検討会構成員によるマナー周知・啓発事業について

東山警察署,京都女子大学生活デザイン研究所,おおきに財団等の関係機関においても,祇園町南側地区においてマナー啓発事業が実施されます。

(1)パトカーでの多言語マナー啓発の実施(実証事業期間中:随時)
英語・中国語などでマナー啓発を行うパトカーが花見小路通を巡回(東山警察署)

(2)マナーアップキャンペーンの実施(10/25(予定))
京都女子大学生活デザイン研究所で制作したマナー啓発グッズを花見小路通で学生等が配布(京都女子大学生活デザイン研究所,祇園町南側地区協議会,東山警察署)

(3)ギオンコーナーでのマナー啓発動画の上映(9/30~12/8(予定))
公演開始前の時間を活用し,ギオンコーナー前方のスクリーンでマナー啓発動画を上映(おおきに財団)

※別添にて『検討会構成員』をお纏めしております。

AIが記事を作成しています