Colt、マーケットデータサービスのポートフォリオに中国の7つの取引所を追加
東京発 Coltテクノロジーサービス株式会社は本日、中国の7つの取引所をマーケットデータサービスのポートフォリオに加えたと発表しました。ヨーロッパ、北米、アジアで展開するマーケットデータサービスに新たに中国の取引所が加わり、Coltは株式、先物および商品取引所のマーケットデータサービスを包括的に提供する唯一のプロバイダーとなります。
これにより、お客さまは香港証券取引所(HKEX)のコロケーションファシリティから直接、上海証券取引所(SSE)、深圳証券取引所(SZSE)、中国金融先物取引所(CFFEX)、鄭州商品取引所(ZCE)のマーケットデータサービスにアクセスできるようになります。また、2021年Q3には上海先物取引所(SHFE)、大連商品取引所(DCE)、上海国際エネルギー取引所(INE)が追加される予定です。
Coltは、認可を受けたマーケットデータ・プロバイダーとしてボラティリティの高い期間も一貫した低遅延で、データをRAWフォーマットまたはソフトウェアノーマライズフォーマットのいずれかで配信します。お客様が取引所内にコロケーションしている場合は、Coltからのデータを直接受け取ることができます。また、取引所から離れている場合は、安定した低遅延やレジリエンシーを組み込んだColtのグローバルネットワークやColt PrizmNet(金融エクストラネット)を介してデータを配信します。
フォーマットを統一した標準APIにより、高速性を損なうことなく、ご要望に応じてアジアのマーケットデータをノーマライズフォーマットで提供します。お客様はColt独自のウェブポータルを通して、RAWフォーマットまたはソフトウェアノーマライズフォーマットのマーケットデータ・フィードの帯域幅利用(1s、10ms、1ms)、メッセージレート、ドロップパケット、そしてA/Bフィード遅延デルタ(マイクロ秒)などをモニタリングできます。
Coltの代表取締役社長兼アジア代表の星野真人は次のようにコメントしています。「Coltは20年以上にわたり、金融機関向けのコネクティビティプロバイダーとして認められており、当社のセキュアで信頼性の高いネットワークは、大手金融機関を含む世界中のお客様に信頼されています。今後も、マーケットデータサービスや低遅延ネットワークを拡張していきます。さらに、ソフトウェア開発にも投資をし、機動性に富む柔軟でセキュアなサービスをお客様に届けていきます。」
Colt について
Coltは、お客様の成功を支援するために当社の企業DNAを活用し、コネクティビティの力を通して世界の仕組みを変えるために尽力しています。Colt IQ Networkは、ヨーロッパ、アジア、北米の大規模なビジネス拠点において、900以上のデータセンターと29,000を越える商用ビルを接続しています。
Coltは今日のコネクティビティニーズの変化を理解しており、顧客企業の成長をサポートするアジャイル、オンデマンド、そしてセキュアな広帯域ネットワークと音声ソリューションを提供しています。データ集約型企業を含む当社のお客様は、30ヶ国、210を超える都市に広がっています。Coltは、SDN(Software-Defined Network)とNFV(Network Functions Virtualization)分野における革新者および先駆者としての評価を受けており、株式非公開企業であるColtは業界でも財政的にもっとも健全な企業のひとつであり、お客様のニーズを常に中核に捉えています。詳細については、www.colt.netをご覧ください。