伝統工芸品「薩摩絣」を製造している老舗織物工房が 事業継続のためにクラウドファンディングを9/4まで実施!
宮崎県都城市で伝統工芸品「薩摩絣」をはじめ、大島紬、夏大島を製造・販売を行う株式会社 東郷織物(所在地:宮崎県都城市、代表:谷口邦彦)は、事業継続のためのボイラー購入を支援してもらうためにクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて2022年9月4日(日)までプロジェクトを実施しています。
▼クラウドファンディングサイト「READYFOR」
https://readyfor.jp/projects/99619
株式会社 東郷織物について
宮崎県都城市で伝統工芸品「薩摩絣」を製造を行う工房です。
通常、絣(かすり)の工程は、大きく分けて「デザイン」「染色」「絣締め」「織布」を4つの部門を分業制にして製造しますが、当社では全ての工程を自社内での作業体制にこだわり製造しています。受注も原則避け独自のデザインを重要視しています。
その理由は、各部門の信頼が厚く連携がスムーズで生産ロットも少数で済むうえに、工程途中での急な変更にも対応でき、工期の限定も無く納得できるまで丹念な仕事ができるからです。また全体の進捗状況が常時把握出来るなど、「独創的なモノづくり」には欠かせない生産体制を敷いています。
伝統工芸品「薩摩絣」とは
かつては、東京・上野公園の西郷隆盛の銅像に見られる井桁文様の薩摩絣に代表されるように、琉球絣の流れをくむ素朴なものでしたが、現在はその面影をまったく残しておらず、むしろ大島紬の気分を木綿で味わえるというお洒落着として作られています。そのため、大島紬や結城紬の着物を着尽くした人が最後に求めるものといわれるほどの贅沢さと品格を持ち、最高の綿織物として精緻をこらしています。
当社が製造する薩摩絣は、締機の工法を完成させた永江伊栄温の三代目にあたる東郷治秋氏が、復活させ始めたものです。東郷氏は紬の研究を熱心に続け、大島紬などを手がけた後、昔の薩摩絣以上のものをと考え、大島紬の精巧な技法を駆使して、いまの薩摩絣を作り上げました。その後、四代目として娘婿の永江明夫氏が継ぎ、高度成長時代、科学万能時代にも一環した姿勢を崩さず忠実に技法を守ってきました。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
昔に購入したボイラーを使用していますが、耐用年数を過ぎているため燃費が悪く近隣との騒音問題にも繋がっております。古いボイラーを、蒸気音の軽減と燃費の良さを備えた新しいボイラーへ買い替えを行い、より質の高い商品をお客様へと届けるために本プロジェクトを立ち上げました。
リターンについて
・3,000円 :綿と絹の東郷オリジナルボディタオル
・20,000円 :大島紬のショール
・50,000円 :東郷織物オリジナル長襦袢
・80,000円 :東郷織物オリジナルの綿薩摩
・150,000円:手織りのポツ絣
※システム利用料が別途発生いたします。
プロジェクト概要
プロジェクト名: 事業継続のためにボイラーを買い替えたいです
期間 : 2022年7月11日(月)~9月4日(日)
URL : https://readyfor.jp/projects/99619
会社概要
商号 : 株式会社 東郷織物
代表者: 谷口邦彦
所在地: 〒885-0031 宮崎県都城市天神町3-6
設立 : 1950年
URL : https://www.togo-ori.com/