兵庫県神戸の天王ダムビオトープを自分たちで守りたい！資機材倉庫購入資金のためクラウドファンディングを開始

2022-09-29 09:30

市民ボランティアグループの鈴蘭台エコアップ・プロジェクト(所在地：兵庫県神戸市北区、会長：日野淳郎、設立：2017年)は、「天王ダムビオトープの環境保全ボランティアのための資機材倉庫が欲しい」というタイトルでクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて11月18日(金)までの期間でクラウドファンディングを開始いたしました。

「READYFOR」クラウドファンディングサイト
https://readyfor.jp/projects/dam-bio

背景

天王ダムビオトープは兵庫県が整備したビオトープですが、ひょうごアドプト制度により、市民ボランティア団体「鈴蘭台エコアップ・プロジェクト」が管理を引き受け、草刈りやゴミひろい等の保全作業や、イベントの企画等を行っています。必要な道具類は県の支援を受けて徐々にそろってきましたが、大型備品の物置は補助金だけで賄えないため、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

ボランティア団体の成り立ちについて

「地元の自然は自分たちで守ろう」を合言葉に、自治体に全て任せるのではなく、地元のため自らできることはやってみようとスタートしました。しかし、団体設立メンバーは多方面で活躍している人達だったため、活動に参加できないことが多く、仕方なく設立者である日野淳郎(40)が、家族を誘って、細々と草刈りやゴミひろいをすることが多かったです。ところが、5年目の今年は新たなメンバーが8名増え、活動が少しずつ軌道に乗ってきました。

今後の展開

活動地の近くに物置を設置することにより、犬の散歩のついでに少し草刈りしたり、ゴミ拾いをしたりということが可能になります。何かのついでに少し地元のために活動するというスタイルを広めて、地域では希少な川遊びができる環境を保全していきたいと考えています。また、生きもの観察会を開催したり、地元小学校の環境学習等で利活用してもらえるよう小学校に働き掛けていきたいと考えています。
なお、10月22日(土)に「ビオトープの生きもの観察会」を開催予定です。