2011年、出荷数130万でSaaSプロバイダーがホームオートメーション市場を支配
株式会社グローバル インフォメーションは、ABIリサーチが発行した報告書「Home Automation Software Platforms and SaaS Providers - Platforms for Home Security, Energy Management, Home Health, Entertainment, and Lighting Control (ホームオートメーションソフトウェア・プラットフォームとSaaSプロバイダー:ホームセキュリティ・家庭医療・エンターテインメント・照明管理のためのプラットフォーム)」の販売を開始しました。
大手サービスプロバイダーが相次いでホームオートメーション市場へ参入しました。2011年に市場投入されたホームオートメーションシステム(HAS)の大半でSaaSパートナーによるオープンソース技術が利用される見通しです。
実際に、2011年に出荷された180万のHASのうち、約130万はこの技術を採用する見込みです
市場を先導しているのは、Alarm.comで、2500社ものセキュリティ・ディーラーと提携し、北米の家庭にこのプラットフォームを設置しています。
特に、Vivint (旧称APX Alarm)との提携では、多くの収益を得ています。2011年中にVivintは15万件近くのホームセキュリティシステムを配備し、そのすべてでAlarm.comの技術を採用する見通しです。
Alarm.comは、ホームオートメーション技術を、主にホームセキュリティソリューションとして位置づけている唯一のSaaSプロバイダーではありません。
カリフォルニアに拠点をもつiControl Networksは、同様の市場参入戦略を取り、多くの優れた業者の中から、ADT、Comcast、Rogers Communications、Time Warner Cable及びComporium Communicationsと提携しています。
北米のSaaSプロバイダーの多くは、ホームセキュリティをホームオートメーション市場への入り口として捉えていまが、欧州ではそうではありません。
「欧州のThere Corporation、AlertMe、そしてGreenWave Realityといったプラットフォームベンダーは、何よりもまず、HASソリューションをホームエネルギー管理システムとして位置づけています。」と、シニアアナリストのCraig Fosterは話します。
「欧州における初期導入は、北米のように通信業者やケーブルオペレーターとではなく、大半がユーティリティー会社と共同で行われます。」
市場調査レポート: ホームオートメーションソフトウェア・プラットフォームとSaaSプロバイダー:ホームセキュリティ・家庭医療・エンターテインメント・照明管理のためのプラットフォーム
Home Automation Software Platforms and SaaS Providers - Platforms for Home Security, Energy Management, Home Health, Entertainment, and Lighting Control
http://www.gii.co.jp/report/ab218327-home-automation-software-platforms-saas-providers.html
出版日 2011年10月
発行: ABI Research
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