湯河原温泉『源泉上野屋』 温泉街の空き家を1棟貸切の宿で再生 湯元通りの賑わいをもう一度 『上野屋別邸』7/28(木)オープン ~自分たちの街、温泉街の魅力は、自分たちの手でつくり、守る~
この度、湯河原温泉 源泉上野屋(所在地:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上616、代表取締役:室伏 常夫)は、湯元通りの空き家になった元理髪店を買い取り、当館初の試みである、掛け流し温泉付き1棟貸切の宿『上野屋別邸』を2022年7月28日にオープンします。温泉情緒豊かな湯元通りの賑わいを復活させるプロジェクト、ぜひともご注目ください。
昔の湯元通りの賑わいをもう一度
源泉上野屋は江戸時代から続く、湯河原を代表する老舗旅館のひとつ。代表の室伏は、30年、40年前は本当に賑わっていたと懐かしむ。しかし、昨今、流れが変わってきたとも。まず外国人が日本の温泉街の魅力に気づき、徐々に日本の若いお客さんも温泉街の街歩きを楽しむようになってきた。これからの我々旅館の役割は、旅館内に囲い込むのではなく、お客さんを街に解き放つこと、街自体が居場所になること、街の人との交流を生むこと、そう感じているという。今回のプロジェクトもその一環だ。自分たちの街は自分たちで作るしかない。時間をかけて、未来に湯河原の温泉街を残していきたいと意気込む。
上野屋別邸
・掛け流し温泉付き1棟貸切の宿(定員6名):3世代の家族旅行に。お子様連れのお客様も気兼ねなく利用できます。
・ワーケション対応:高速Wi-Fiやコンセント付テーブル、大画面テレビ(スクリーンとして利用可)を備え付け、会議しやすい空間をご用意しています。
・キッチン設備:電子レンジ、冷凍冷蔵庫、IHコンロ、茶器セット、グラス等々、街歩きをしながらテイクアウトしたものを温めることもできます。(食事付きプランは源泉上野屋で承ります)
・昔ながらの工法と材料を活かして:外壁は左官山砂の掻き落とし、内壁は漆喰、床は国産の栗の板、古い洋館で使われていたステンドグラスを外壁に移設。
・湯河原にアトリエを構える、光彫り作家「ゆるかわふう」氏の現代アート作品が館内に展示されています。
今後の展望
昔の温泉街は、温泉かごを持って散策したり、街の人たちと交流したりするのが大きな楽しみだった。そんな温泉街を復活させたい。そんな思いからこのプロジェクトが生まれた。インターネットやスマホなど、人間の生活が便利になればなるほど、そんな昔ながらの楽しみが求められているとも思う。湯河原の温泉街をそんな観光客でにぎわう場所にしたい。
店舗情報
店舗名 : 『上野屋別邸』
代表取締役: 室伏 常夫
所在地 : 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上539-3
電話番号 : 0465-62-2155(上野屋本館)
WEBサイト : https://www.uenoya-net.jp/bettei/
源泉上野屋
江戸時代から湯宿を始めたといわれる「源泉上野屋」。江戸時代の建物は残っていませんが、本館は昭和5年、別館は大正12年に建造され今に続いている。平成22年には、湯河原の旅館で初めて登録有形文化財に認定。