電子マネー：NFC対応装置2015年までに5億8800万台に

株式会社グローバルインフォメーションは、ARCchartが発行した報告書「Digital Money: The Convergence of Contactless Card and Mobile Payment (デジタルマネー：非接触決済カードとモバイルペイメントの融合)」の販売を開始しました。

NFC対応機器を利用して各種サービスにアクセスし、商品を購入する利用者の総数は2015年までに5億8800万に達するとエーアールシーチャートは予測しています。当レポートは電子マネーの普及について調査を行っています。電子マネーはNFC対応機器を介したカードベースの近接支払いに集約されるでしょう。

当レポートはデジタルマネーに対するそれぞれのアプローチが業種を超えた支払いに与える影響を説明します。更に、企業がモバイルデバイスNFC決済を導入するにあたって得られるメリットについて各ビジネスモデルを検証します。エーアールシーチャートによると、非接触型カードの枚数は2011年末までに3億9600万枚に上ると推定しています。これは、流通しているすべてのカードのわずか6％にすぎません。しかしながら、通常カードの機能が受動的トランザクションに限定されるのに比べて、モバイルデバイスは双方向アプリケーションにアクセスでき、付加価値サービスも担う事ができます。これこそがモバイルデバイスがNFCの支払いの将来を担うとみなされている一番の理由になっております。

電子マネーのコンセプトは以前から存在しました。現金への依存を減少させるというアイデアは、世界中の小売業界や決済業界で議論の的となってきました。エーアールシーチャートは電子マネーを、NFC技術を使って商品やサービスの支払いを行う非接触型クレジット/デビットカードやモバイル機器であると定義しています。

デジタルマネー：非接触決済カードとモバイルペイメントの融合
Digital Money: The Convergence of Contactless Card and Mobile Payment
http://www.gii.co.jp/report/arc206588-digital-money-convergence-contactless-card-mobile.html
出版日 2011年07月
発行: ARCchart

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