32メートル余の絵巻物として遺されたラーゲリでの日々 『絵巻 シベリア抑留者の想い出~満州での軍隊生活、そしてシベリア抑留での強制労働~』2023年1月16日(月)刊行

32メートル余の絵巻物として遺されたラーゲリでの日々 『絵巻 シベリア抑留者の想い出~満州での軍隊生活、そしてシベリア抑留での強制労働~』2023年1月16日(月)刊行
32メートル余の絵巻物として遺されたラーゲリでの日々 『絵巻 シベリア抑留者の想い出~満州での軍隊生活、そしてシベリア抑留での強制労働~』2023年1月16日(月)刊行

株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は澤田 精之助:画と文/下山 礼子:編『絵巻 シベリア抑留者の想い出』http://www.asa21.com/book/b607900.htmlを2023年1月16日(月)に刊行いたします。

30 年間、ひとの目に触れることがなかった

 満州で軍隊生活を送り、敗戦後シベリア抑留を体験した澤田精之助 氏は、その経験を絵巻物として遺しました。家屋解体で発見されるまで30年間、その絵巻物は、ひとの目に触れることはありませんでした。
 本書は、絵巻物を原典のまま書籍化。満州での軍隊生活からラーゲリ(シベリアの強制収容所)での日々が生々しく描かれています。また女優・劇作家の渡辺えり 氏、 京都相国寺専門道場住職 小林玄徳 氏ほかの寄稿も収録されており、賛同者の声が、続々と寄せられています。
 ラーゲリでの過酷な日々は、今年、二宮和也 氏主演の映画が公開されるなど、再び関心が向けられています。戦後77年、約60万人のシベリア抑留体験者の多くが亡くなり、さまざまな経験が風化しつつあるなか、戦争の悲惨さと過酷さを遺す貴重な史料的価値がある1冊となっています。

家屋に遺された満州・シベリア抑留の記憶を残した32メートル余の絵巻物

現在、絵巻物は、山形県村山市にある、民家のガレージを改装した「小さな小さな平和祈念館」で公開されています。

 「館長」の下山礼子 氏は澤田精之助 氏の姪にあたり、「この絵巻物が、平和であることの実感をかみしめつつ、一人でも多くの人が世界と日本の現状に関心を示し、戦争への道に行くことを踏み留まる勇気を持つきっかけになれば」と願います。

絵巻 シベリア抑留者の想い出
絵巻 シベリア抑留者の想い出
新しい坑道作り
新しい坑道作り
炭鉱からの帰路
炭鉱からの帰路
ダモイ
ダモイ

書籍情報

絵巻 シベリア抑留者の想い出 表紙
絵巻 シベリア抑留者の想い出 表紙

タイトル:絵巻 シベリア抑留者の想い出  
     ~満州での軍隊生活、そしてシベリア抑留での強制労働~
画と文:澤田 精之助  編:下山 礼子
ページ数:160ページ 
価格:1,980円(10%税込)  
発行日:2023年1月16日
ISBN:978-4-86667-395-0
書籍紹介ページ:http://www.asa21.com/book/b607900.html
amazon:https://qrtn.jp/duzr5z7
楽天:https://qrtn.jp/h35vwqu

目次

はじめに 私たちはあの道を再び歩まない
第一章 夢多き学生時代から軍隊へ
第二章 厳しかった満州の軍隊
第三章 終戦からシベリアの抑留・強制労働
シベリア抑留についての解説・資料編

著者プロフィール

画と文:澤田精之助(さわだ・せいのすけ)

1921年、山形県村山市楯岡生まれ。楯岡町役場勤務を経て仙台逓信講習所入学。
1941年に徴兵、1942 年に満州黒河省に下士官候補生として奉天第549 通信教育隊に配属される。
1945 年の敗戦後、シベリア抑留。シベリア鉄道でカラガンダ収容所に送致され炭鉱で働く。1948 年、舞鶴に帰還後、山形県村山市村山郵便局に勤務。
復員後、書道を為し、1975 年には第2回山形県総合書道展で最初の県知事賞を受賞。
『シベリア抑留者の想い出』の制作を継続し、1984 年に完成させる。1985 年没。

編者:下山礼子(しもやま・れいこ)

1950 年、山形県村山市楯岡生まれ。澤田精之助の姪。10 歳の時に父と観た映画『人間の條件』(小林正樹監督)に描かれた「戦争における人間性」に衝撃を受ける。学生時代には遠く離れたシベリア鉄道の旅に思いを馳せた。
2015 年、澤田精之助作の絵巻物に出会い、シベリア抑留の史実に触れ、叔父と父からの大切なメッセージに気づく。
2019 年、自宅(澤田精之助の生家に隣接)に「小さな小さな平和祈念館」を開設。
「命・戦争・平和」について語り継ぐ活動を続けている。