低成長となった世界のエネルギー需要: 2011年
株式会社グローバル インフォメーションは、ENERDATAが発行した年間情報「Global Energy & CO2 Data (世界のエネルギーおよびCO2データ)」の販売を開始しました。
ほとんどのOECD諸国で需要は激減し、好調な中国市場が大幅に補う
Enerdata による2011年のG20諸国のデータに基づいた エネルギー需要動向の分析ほとんどのOECD諸国で需要は激減し、好調な中国市場が大幅に補う
2012年5月24日
世界のエネルギー消費量成長率の2%は、欧州が急落したものの、中国とインドによって支えられる
・2010年と比較して、G20諸国では減速(+2%)
・中国とインドの需要成長が加速: +7.7% と +6.2%
・ほとんどのOECD諸国における安定または低下は、結果として低い経済成長率に。記録的なエネルギー価格、2010年と比べて暖冬。
成長は主に中国の工業とBRICSのエネルギー部門に起因
途切れのない成長により、中国は支配的地位を確立
・2011年のエネルギー消費量は、ほとんどのOECD諸国において、依然として危機前のレベルより低い
・中国とインドだけが安定した成長を示す。 2000年以降、 2 カ国の消費量はそれぞれ3倍と2倍に
石炭は2011年のエネルギー需要成長に最も貢献
・中国は石炭需要成長の大半を占め(+154 Mtoe)、その他の諸国における石炭消費量は減少
・ガス消費量は2011年も引き続き成長、しかし2010年と比較して成長速度は弱まる
・日本はガス需要成長の25%以上を占める
記録的な国際石油価格は石油需要を直撃し、結果として2011年の成長は急落
・中国の石油消費量成長率は2011年にわずか2%で、ほぼ停止状態
・生産諸国における強い需要成長(インドネシア +9%、サウジアラビア + 6%、ブラジル +5%)
・石油消費量の減少:欧州(英国 ・ドイツ-3%)、米国・
天然ガス消費量成長率は、2010年の8%成長の後、2011年はわずか2%
・G20諸国は2010年の成長ピーク(+8.4%)に対し、2011年は低成長(+1.9%)
・中国のガス需要は、依然としてうなぎ昇り(2010年の+18%成長の後、2011年は+22%)
・日本のガス消費量は、原子力発電の減少を補う必要性から、約12%成長
石炭はアジアの需要に起因する5%の成長により、依然として動的な市場に
・世界の需要は石炭を強く熱望する2ヶ国-中国とインド-が牽引
・中国とインドにおける需要の加速。 2011年は約+10%と+9%(2010年は+6%と+7%)
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F






