ECCOレザー社による業界の革命! 水を節約したレザータンニング技術『DriTan(TM)』発表 新開発レザー搭載スニーカーを世界先行限定100足発売 ~「ECCO」銀座店&公式オンラインストアにて~
全世界の皮革製造における水消費量の大幅削減を可能にする新技術
デンマーク発・プレミアムシューズ&レザーグッズブランド「ECCO(エコー)」のレザーをすべてデザイン・製造するECCO LEATHER B.V(エコー・レザー社)は、革新的技術レザー「DriTan(TM)」(読み:ドライタン)を、2018年9月16日(日)~9月21日(金)東京で開催される「IWA World Water Congress & Exhibition 2018(第11回国際水協会(IWA) 世界会議・展示会)」において、世界に向け発表します。
また新レザー「DriTan」を搭載したECCOの原型ともいわれる人気コレクション『SOFT 8(ソフト エイト)』を「ECCO 銀座店」及び「ECCO JAPAN公式オンラインストア( https://jp.ecco.com/ )」にて数量限定100足を世界先行発売します。
ウォーターフリー(水をほとんど使用しない)レザー製造の第一歩
レザー製造業界の歴史は1万年に遡ります。その製造プロセスは、常に大量の水の使用なしに不可能であると考えられていました。ECCOレザーの新しい「DriTan」テクノロジーは、これまでの常識を破りレザー業界に革命をもたらします。エコー・レザー社により開発された「DriTan」は、レザータンニングのプロセスにおける新たなステップの一つであり、既に存在している原皮の水分を使用しています。結果、品質、特性、安定性と製造期間において伝統的ななめし革に遜色ないものが誕生しました。この製造により大量の水の使用を抑えることに加え、廃水の排出および化学薬品の使用を大幅に減少。オランダにあるECCOレザーのなめし工場単独では、年間600トンの汚泥を除去できます。この600トンという数字は40数台のトラックの積載量分に匹敵します。
「「DriTan」の製造は、既存のレザー製造工程に加えただけです」とECCOレザー社で応用研究室の代表を務めるトーマス ギュクシーは語ります。
「このプロセスのために新しい機器に投資する必要はありません。新たな化学物質を探す必要もありません。なめし工場で既に利用可能であるものを使用すればいいのです。但し、別の方法で」。
世界最古の産業の一つであるレザー製造を再発明
ECCOレザーは世界中で展開する約2,200のECCOショップや14,000以上の販売拠点に、皮革製品や靴を供給するために年間で125万の原皮のなめしを行っています。またECCOレザーは世界の象徴的な高級ブランドを含む外部の顧客にも、レザーの供給を行っています。「DriTan」を使用すると、ECCOレザーはオランダのタナリーで1枚の原皮をなめすために必要な水の使用を20リットル減らすことができます。つまり年間で2,500万リットルに値するのです。この数字はWHOが発表した数字に基づくと1年間に9,000人以上が必要とする水分量に値します。
ECCOレザーによる「DriTan」が世界中のなめしに適用された場合の、節約の可能性を検討してください。レザーワーキンググループは、皮革製造における全世界の水消費量は年間4,000億リットルであると見積もっています。
「レザー製造と靴製造のどちらもカバーするECCOは、より持続可能なレザー製造のプロセスを開発の第一歩を踏み出しました。私たちの出発点は非常に根本的な疑問でした:水不足の深刻化が進む世の中で我々はどのように水なしでレザーを製造することができるだろうか?そもそもそれは実現可能なものなのか?」トーマス ギュクシーは語ります。
5年にわたる研究開発の結果、ECCOは、水の量を最小限に抑えることができるということを実証しました。「研究、投資、人材の多くを要しました。いわば科学、ノウハウと伝統的な工芸の強力なカクテルです。しかし最大のチャレンジは、私たち自身に大きな発見を与えたのです。レザー製造は非常に古く伝統的な業界なので人々は「(伝統的な製造方法と)違う方法はないのか?」と尋ねることを忘れがちなのです。
【『IWA World Water Congress & Exhibition 2018(第11回国際水協会(IWA) 世界会議・展示会』】
2018年9月16日(日)から9月21日(金)まで東京ビッグサイトで開催される水に関する世界最大級のイベント。会期中は5,500の水、環境、および関連する先駆者的な科学の専門家が100以上の国々から集結し、更なる水の保全と管理のための提案を行います。
http://www.iwa-jnc.jp/
新技術発表について
会期中の9月17日(月・祝)に、ECCO「DriTan」テクノロジーを世界に向け発表します。
日時: 2018年9月17日(月・祝) 13:30~
プレゼンター
ECCO レザー社 応用研究室代表 トーマス ギュクシー(Thomas Gogsig)
ECCO社 ヴァイスプレジデント クリエイティブディレクター リアム マーハー(Liam Maher)
「DriTan」レザー搭載スニーカー『SOFT 8』世界先行数量限定発売
持続可能な新開発「DriTan」レザー開発の成功を記念して、ECCOは「DriTan」レザーを搭載したECCOの代表人気商品『ECCO SOFT 8』を「IWA World Water Congress & Exhibition 2018(第11回国際水協会(IWA) 世界会議・展示会」を皮切りに、世界に先駆けECCOの旗艦店「ECCO 銀座店」と「ECCO JAPAN公式オンラインストア」で限定100足を販売します。
新レザー搭載『ECCO SOFT 8』WOMEN'S & MENS COLLECTION
シンプルでミニマムな北欧デザインのクールで現代的なスニーカー。軽やかで上質なルックスのみならず土踏まずにフィットする人間工学に基づいたラスト(木型)と解剖学的に足の凹凸を再現したフットベット、プレミアムなレザーを贅沢に使用したライニング、 取り外し可能なレザー張りのインソールなど快適な履き心地にも一切の妥協がないレザースニーカーです。独自のFLUIDFORM(TM)(フルイドフォルム)[ダイレクトインジェクション製法]一層構造のポリウレタンアウトソールは、快適な履き心地と耐久性に優れます。
■ECCO SOFT 8 WOMEN'S (LOW CUT - DriTan(TM) Leather)
品番 :45091301343
サイズ:35-39
カラー:LATTE
価格 :35,000円(税抜)
ECCO SOFT 8 MEN'S (LOW CUT - DriTan(TM) Leather)
品番 :45091401350
サイズ:39-44
カラー:CINNAMON
価格 :35,000円(税抜)
発売店舗
ECCO 銀座店
〒106-0061 東京都中央区銀座3-2-10
ECCO JAPAN公式オンラインストア
ECCOレザーとは
オランダ・ドンヘンに研究開発所とファクトリーを構えるECCO LEATHER B.V.(エコー・レザー社)は、レザーデザイナー、なめし職人、品質管理スペシャリストが昔ながらの伝統やノウハウと最新テクノロジーを駆使し今までにない新しいレザー開発に挑戦しています。自社製品のみならず、世界有数のブランドにもECCOのプレミアムレザーは提供されています。また、年に1度世界中の有望なデザイナーやクリエイターを招聘したワークショップ「HOT-SHOP(ホットショップ)」も行い、今までにないレザー作りにチャレンジをします。
エコー・レザー社が近年開発・発表した革新的なレザーは透明レザー“アパリシオン(Apparition)”や、熱に反応しレザーの色が変わる“クロマタファー(Kromatafor)”、白いレザーを特殊な液体に浸し、酸素に触れさせることで藍色に染まる“トゥルー インディゴ(True Indigo)”などがあります。
http://leather.ecco.com/
ECCOとは
1963年、デンマークで創立したECCOは靴のデザインから原材料であるプレミアムレザーおよび靴の製造・出荷・店舗運営にいたるまでを全て自社で一括管理・運営する世界でもユニークな経営スタイルを有するシューズとレザーグッズのブランドです。オランダにR&Dを構えるエコー・レザー社は革新的な技術と開発力、そして品質が評価されECCOのシューズ以外にも世界中の名だたるブランドにプレミアムレザーの供給を行っています。
世界約90カ国で展開されているECCOはメンズ、レディース共にカジュアルシューズからビジネス、スポーツ、アウトドア、世界中のプレイヤーの足を支え続けているゴルフシューズ、そしてキッズシューズまで幅広いライフスタイルに寄り添うラインナップを揃えており「一度履いたらその履き心地の虜になる」と、世界中で愛され続けています。
エコー・ジャパン株式会社 会社概要
所在地: 東京都渋谷区渋谷2-11-8 大菅ビル4F
代表者: 代表取締役社長:犬塚 景子
URL : https://jp.ecco.com/