マクロメディアと日本オラクル、企業向けWebアプリケーション分野で協業
マクロメディア株式会社(本社:東京都港区赤坂2-17-22、代表取締役:井上 基、以下、マクロメディア)と、日本オラクル株式会社(代表取締役社長:新宅 正明、本社:千代田区紀尾井町4-1、以下、日本オラクル)は、企業向けWebアプリケーション分野における協業を開始することを発表します。本協業により、マクロメディアのリッチクライアント技術「Macromedia® Flash™ Player」とオラクルの最新プラットフォーム製品「Oracle 10g」を連携させ、従来Webブラウザの環境では実現が難しかった、操作のしやすい業務アプリケーションの構築を支援します。
ブロードバンドの普及により通信環境が整備され、大容量のデータの配信が容易になった今、Webアプリケーションは、より高い表現力を求められています。また、エンドユーザーにとって操作が分かりやすく、そして情報を見やすく提供するアプリケーションへのニーズが高まりつつあります。すでにWeb上でリッチクライアントを用いた次世代のアプリケーションは、RIA(リッチインターネットアプリケーション)という名称で、eコマース、イントラネット、金融取引システムなど、さまざまな分野で導入が進んでおり、企業で活用されるケースが目立ってきました。
「Macromedia Flash Player」はこのようなRIAを実現するためのツールであり、インターネットに接続したPCにおいて98%(NPD Online Research調べ)の普及率を持ち、全世界で業界標準のリッチクライアント技術として認知されています。さらに、Flashベースのコンテンツやアプリケーションを制作するツールである「Macromedia Flash MX 2004」も業界に幅広く普及しています。また、日本オラクルのプラットフォーム製品は企業向けアプリケーションの基盤として幅広い分野で活用されてきました。マクロメディアと日本オラクルは、今後RIAソリューションの企業での活用が増幅されることを見込み、「Macromedia Flash MX 2004」で作成されたコンテンツと「Oracle Database 10g」が管理する業務用データおよび「Oracle Application Server 10g」上で動作するJ2EEアプリケーションが、スムーズに連携されるような仕組みの提供に向けた協業を開始します。
両社は、すでに製品の技術面における検証を終えており、今後はプロモーション活動、営業活動を共同で行っていきます。また、業務用Webアプリケーションの技術者に対して、「Flash」による開発技術の習得を目的としたセミナーを開催するなど、技術者育成にも積極的に取り組んでまいります。2004年2月19日から20日まで2日間にわたりセルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)にて開催されるマクロメディア主催のカンファレンス「Macromedia MAX 2004 Japan」を皮切りに、「Macromedia Flash」と「Oracle 10g」により実現されるRIAソリューションを紹介して行く予定です。
「Macromedia Flash」と「Oracle 10g」によるWebアプリケーションは、PCクライアントだけでなく、タッチパネルシステムを含む専用端末や携帯電話などにも応用することが可能であり、今後も幅広い分野からの需要が期待されています。両社は、本ソリューションの販売パートナー、SIパートナーなどを順次拡大し、積極的なビジネス展開を目指します。
【Oracle 10gについて】
オラクルの主力プラットフォーム製品である、データベース「Oracle Database 10g」、アプリケーションサーバー「Oracle Application Server 10g」、管理ツール「Oracle Enterprise Manager 10g」により構成されます。システム運用管理を自動化して簡単便利に、グリッドコンピューティングを容易に実現することが可能です。
【Macromedia MAX 2004 Japanについて】
Macromedia製品を愛用している国内のデザイナーおよびデベロッパーに、より豊かなインターネットユーザー体験を創造するための最新技術を習得していただくことを目的に開催されます。Macromedia ユーザーを含むあらゆる業種、分野でご活躍の多様な役職、部署の方々が参加され、Webプロフェッショナルを対象としたカンファレンスとして業界最大規模となっています。詳細はhttp://www.macromedia.com/jp/macromedia/conference/。をご覧ください
【日本オラクル株式会社について】
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点としたEビジネス構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,440 名(2003年5月末現在)。
【Macromediaについて】
「すべての人に素敵な体験を。」Macromedia, Inc.は、素晴らしいユーザー体験の創造を通して、さらにその先のビジネスに貢献します。Macromediaの製品によって、何百万ものビジネスユーザー、デベロッパー、デザイナーが、インターネット、CD-ROM、DVD-ROM等各種メディア、ワイヤレス環境、またはデジタル機器上で、生産性を高めながら魅力的かつ印象的なユーザー体験を創出し提供しています。
【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
マクロメディア株式会社
広報担当 黒田
e-mail: pr-j@macromedia.com
Tel:03-5563-1980(代表) FAX: 03-5563-1990
日本オラクル株式会社 マーケティング本部
コーポレート・コミュニケーションズグループ 広報 石川
TEL: 03-5213-6395 FAX: 03-5213-6990
e-mail: junko.ishikawa@oracle.com
プレスルーム URL:http://www.oracle.co.jp/press/
Oracleは、Oracle Corporation の登録商標です。Macromedia、Macromedia ロゴ 、すべての Macromedia 製品名および Macromedia製品ロゴは Macromedia, Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。