ケベック・メープルシロップ生産者協会、 ヴィーガン料理家のリト史織さんを 「料理メープル大使」に起用

ケベック・メープルシロップ生産者協会は、日頃からメープルシロップをご使用いただいているヴィーガン料理家、リト史織さんに「料理メープル大使」を引き受けていただくことになりました。早速、カナダ産メープルシロップを使ったオリジナルレシピを開発していただき、2020年7月に、同協会のウェブサイトに公開しました。

ウェブサイト： https://maplefromcanada.jp/shiori-leto/

メープルほうれん草生米パン

リト史織さんは、世界に先駆けて、生のお米をパンに変えるレシピを開発したことで知られていますが、マクロビオティック、米粉、グルテンフリー、ローフードなどについて学び、クシマクロビオティックインストラクターをはじめとして多数の資格を得られています。
現在、自宅スタジオで生米パン講座などを開催しているリトさんのレッスンにかける想いは、「Shiori's Vegan Pantry」のコンセプトに以下のようにまとめられています。
『生のお米からつくる優しいおいしさ溢れるパン。新鮮な野菜と果物でつくるスムージーやサラダ。大地の恵みをたっぷりうけた玄米と野菜、豆、雑穀を使ったヴィーガンの食事。すべてが私の心地よい毎日にかかせないもの。その時のカラダと心の声に耳をかたむけ、楽しんでいただく食事。それぞれの方にあった食のスタイルを見つけるお手伝いができたら…そんな想いでレッスンをしています』

カナダの大地の鼓動、息遣いが感じられるカナダ産メープルは、そんなリト史織さんの生き方に通じるところがあります。
メープルシロップは、ミネラルやビタミンなどカナダの大地の恵みを吸いあげた、100％天然のカエデの樹液をひたすら煮詰めて作られます。また67種類ものポリフェノールを含んでいることも特徴です。
そして、メープルシロップはシュガーブッシュ(カエデの原生林)の管理・保全から製品に至るまで、農薬はもちろん、着色料や添加物、防腐剤など化学物質は一切使われていません。また殺菌効果のある高温で煮詰めて作られていますので、幼児から高齢者まで安心して使えて安全な食材です。さらに、カエデの原生林は生産者により、常に持続可能性(サステナビリティ)に配慮した保全が行われており、最近の研究で、この原生林が地球環境に貴重な有益性をもたらしていることが明らかになりました。

リト史織さん

ケベック・メープルシロップ生産者協会(QSMP)の使命は、ケベック州のメープル生産者の利益を促進し、持続可能な開発の原則を尊重しながら、ケベック州産メープル製品の生産と販売を最大限に発展させることにあります。この組織は約11,300人の生産者と7,400社の企業を代表しており、かれらの努力によりケベック州は世界のメープルシロップ生産量の年間平均72％を生産しています。ケベック・メープルシロップ生産者協会は、カナダ産メープルブランドを、誇りを持ってサポートし、カナダのメープル産業を代表してカナダ産メープル製品の国際的なマーケティングとプロモーション活動を統括しています。また、この組織は、国際メープル研究とイノベーションネットワークをリードし、指導しています。

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