【高齢者との会話を大学が研究⁉︎】京都橘大学と株式会社whickerとの共同研究の学生の介護・福祉体験演習が始まりました。
共同研究を行う京都橘大学と株式会社whicker(所在地:京都大学国際科学イノベーション棟西館 104 ベンチャーインキュベーションセンター内、代表:山本智一)の世代間交流研究のフィールドワークがついに開始しました。
共同研究での、学生と高齢者の世代間交流がついに開始!
学生と高齢者の世代間交流サービス『まごとも』を運営する株式会社whickerは、「世代間交流が若者にどのような影響・学びを与えるか」というテーマで京都橘大学と共同研究を行っています。共同研究におけるフィールドワークが2024年7月31日から始まりました。
背景
日本は世界有数の高齢化社会となり、世代間交流の重要性が増しています。そんな中、whickerは若者と高齢者との絆を深める「まごとも」サービスを通じ、新たな社会貢献を目指しています。『まごとも』含め世代間交流を行うことは、高齢者に活力を与えるだけでなく、若者にも価値を与えると考えています。今回のフィールドワークは、具体的にどのような価値があるかを測定するため、京都橘大学の深山准教授の研究と連動し、若者の世代間交流による影響を明らかにするために行われます。
研究手法
●学生主体のフィールドワーク
京都橘大学の学生たちがそれぞれに担当の高齢者と一緒に行動し、健康診断や、風船バレー、タオルでのトレーニングなど様々な高知で実際に高齢者と交流しました。
●若者の視点を重視
実際に密に触れ合った学生がどのように世代間交流を捉え、感じているのかをアンケートを通じて調べ、その経験が若者に与える影響を深掘りします。これらのフィールドワークを繰り返しながら、若者の視点の変化を調査します。
この研究をもとに、若者へのシニアとの交流の良さを科学的に証明することが、『まごとも』の社会的意義をより強く強調できると考えており、今後の結果に期待しております。
「まごとも」とは
「まごとも」は、株式会社whickerが高齢者に提供するサービスです。
学生が、高齢者の話し相手になったり、スマホの使い方や外出を支援をしていく中で、高齢者にとって「まご」世代の「とも」だちができることを目指します。
高齢者のQOLの向上や高齢者と触れ合うことによる学生の成長に貢献します。
株式会社whickerは、高齢化社会の新しいあり方を常に模索しています。
まごとものビジョン
「親の介護」と「仕事の両立」は、多くの家族世代が直面する深刻な課題です。経済産業省の推計によると、2030年には約318万人がこの問題を抱え、仕事と介護を両立するビジネスケアラーによる経済損失額は約9兆円に達するとされています。
また、2025年には団塊世代が全員後期高齢者になり、高齢者の増加に伴う医療・介護費負担の増加や介護事業所の倒産、介護士の高齢化といった課題が一層深刻化します。
こうした社会問題に対処するため、弊社は『まごとも』という新しい世代間交流サービスを提供しています。『まごとも』では、介護福祉士の監修を受けた若者がシニアを訪問し、外出やデジタルサポートなど、介護保険では対応できない幅広いニーズに応えます。
特に注目すべき点は、シニアと若者の交流がもたらす精神的な活力です。『まごとも』を利用し始めたシニアが、精神的に前向きになり、自主的に歩行訓練を行うようになり、数週間で補助器なしでの歩行が可能になった事例もあります。
こうした交流は、シニアの元気を引き出すだけでなく、ビジネスケアラーとして働く家族の介護負担を大幅に軽減する効果があります。
さらに、サービスの透明性を重視し、ご家族には終了後に笑顔の写真付きレポートを提供しています。実際に利用されたご家族からは「親の日常にハリが出て嬉しい」「親がポジティブになった」という嬉しい声が多く寄せられています。
また、京都大学および京都橘大学との共同研究により、世代間交流の価値を学術的に探求しており、今後もこの取り組みを通じて高齢化社会の課題解決に貢献してまいります。
会社概要
株式会社whicker(ウィッカー)
本社所在地:〒606-8501京都府 京都市左京区吉田本町36 番地 1
京都大学国際科学イノベーション棟西館 104 ベンチャーインキュベーションセンター内
代表取締役:山本 智一
TEL:050-6863-7272
設立年月日:令和4年2月8日
事業概要:高齢者に対する家事代行を含む訪問介護型生活支援事業
サービスHP:https://whicker.info/
各種SNS:https://lit.link/magotomo