岡山の「世界大恐竜展」閉幕 7万人超の入場者でにぎわう/岡山理大出展のタルボサウルスなど大人気 夏休みの家族連れ興味津々
岡山理科大学がアジア最大の肉食恐竜「タルボサウルス」の全身骨格標本などを出展し、岡山市北区駅元町の岡山シティミュージアムで開催されていた「よみがえる地球の覇者! 世界大恐竜展」(RSK山陽放送、山陽新聞社など主催)が2019年9月1日、閉幕しました。総入場者は、7月13日の開幕から46日間で7万2086人(主催者発表)と、目標の5万人を大きく上回り、改めて恐竜人気の高さを示しました。
理大コーナーのタルボサウルス全身骨格標本は学生が組み上げたもので、全長約10メートル、高さ約2.8メートル。モンゴル・ゴビ砂漠での発掘調査で実際に使用したハンマーなどの道具類、隊員の衣類、テントなども展示しました。会場の大型ディスプレーでは発掘現場の生き生きとした様子が映し出されました。
同展ではこのほか、岡山初登場という全長27メートルの植物食恐竜「ディプロドクス」の全身骨格、うなり声を上げて動く「ティラノサウルス」の子どものロボットなど約90点を展示。「うわー、でかい!」「本当に地球にいたの!」と、会場には夏休みの子どもたちの歓声が響き、家族と一緒にスマホやカメラで記念写真を撮る姿が目立ちました。
会場で解説役も務めた生物地球学部の石垣忍教授は「予想を大幅に上回る入場者に驚くと同時に、こんなに多くの人が恐竜を支えてくれているんだと励まされました。たくさんの家族連れが訪れましたが、恐竜が家族のきずなを深め、大人と子供が一緒に好奇心を育むきっかけになれば幸いです。恐竜を入口にして、より広くて深い科学の世界を家族一緒に親しんでほしい」と話しています。
【岡山理科大学について】
http://www.ous.ac.jp/
1964年、西日本初の理学部単科大学として応用数学科、化学科の2学科で開学。 2018年には愛媛県今治市に第2キャンパスを設け、西日本の私学で初の獣医学部を開設。7学部21学科1コースとなりました。「好奇心全開、探究心無限大」をキャッチフレーズに多彩な研究に取り組んでいます。
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