3D LiDAR (TOF)センサー新バージョン『HLS-LFOM3』、 『HLS-LFOM5』をリリース CEATEC JAPAN 2017(幕張メッセ)にて展示
株式会社日立エルジーデータストレージ(所在地:東京都港区、代表取締役社長&CEO:朴 榮根)は、3D *LiDAR(**TOF)センサーの新バージョン『HLS-LFOM3』および『HLS-LFOM5』をリリースしました。
(*LiDAR : Light Detection And Ranging、**TOF : Time-Of-Flight)
当社ホームページ: http://hlds.co.jp/product/
3D LiDAR(TOF)センサーシリーズの標準モデルとして『HLS-LFOM1』をリリースし、販売を開始しておりますが、製造業の現場等で求められる防水・防塵機能を高めIP-66仕様に対応した『HLS-LFOM3』、および小売業界等向けとして丸みのある筐体に仕上げた天井・壁面据付用『HLS-LFOM5』の2モデルを今秋新たにリリースしました。
3D LiDAR(TOF)センサーは、店舗や人の多く行き交う場所で人数カウントや人流動線追跡を行うだけでなく、精細な距離測定が可能なことから、手の動きや高さも測定検知し、来店者がどの棚に手を伸ばしたのか等を把握することが可能となります。顧客行動データ分析から見えてくる店舗における品揃えやレイアウトの最適化による売上向上、製造業における現場作業者の逸脱動作検知をとおして製造ラインでの生産性向上等に寄与します。
複数センサーをつなぎ合わせた動線追跡の例
商品棚手伸ばし検知の例
本製品のスムーズな導入を実現するために、様々なユースケースを想定したサンプルアプリケーションを同梱した開発環境を、SDK(Software Development Kit)としてホームページ上で一般公開( http://hlds.co.jp/product/tofsdk )しています。その他の個別ユースケースに関しては、別途ご相談・お問い合わせ下さい。
サンプルアプリケーション例
・複数センサー管理
・距離データの取り込み
・レンズ歪み補正および3D点群変換
・キャプチャ/エミュレーション
・人検知
・背景差分
これらの製品を、来る10月3日(火)~6日(金)に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2017」に活用例を含めて出展します。
CEATEC JAPAN 2017展示内容
1.3D LiDAR(TOF)センサー『HLS-LFOM1』、『HLS-LFOM3』および『HLS-LFOM5』
2.3D LiDAR(TOF)センサー活用例
・距離データ/赤外線画像出力
・3D点群処理(PCL: Point Cloud Library)
・人検知機能(商品移動、不審行動検知後追いかけ)
・手検知機能(店舗商品棚、水平作業台上)
株式会社日立エルジーデータストレージとは
株式会社日立エルジーデータストレージは、株式会社日立製作所とLG Electronics, Inc.の合弁会社です。2000年の設立以来、DVD、Blu-ray Discドライブ等の光ディスクドライブで世界一のシェアを保持しています。本製品は、当社が光ディスクドライブで長年培った光技術を用いて、レーザーを使用した3Dの高精度な距離データをリアルタイムに見ることができるものです。人流動線、ジェスチャーのデータをセンシングする以外にも自動搬送装置(AGV)、介護・ヘルスケアでの見守り、セキュリティ等IOTデバイスとして、今後、さまざまな分野での活躍が期待されているものです。
会社概要
会社名 : 株式会社日立エルジーデータストレージ
所在地 : 〒108-0022 東京都港区海岸三丁目22番23号 MSCセンタービル4階
代表 : 代表取締役社長&CEO 朴 榮根
設立 : 2000年11月22日
事業内容: 光ディスクドライブおよび光応用製品の製造販売
URL : http://hlds.co.jp/v2/j_index.html