埼玉県狭山市で初！異業種からの農業参入企業2社のコラボ　6月にさくらんぼ狩り収穫体験型観光施設オープン

2021-02-25 10:00

＠FARM(運営：三共木工株式会社、代表取締役：森田精一郎、所在地：埼玉県川越市今福)はマンゴーやブドウ、さくらんぼなどを生産・販売している『あまみごえファーム』(運営：東洋ビーネット株式会社アグリ部門、所在地：東京都中央区)とタッグを組み、2021年6月に埼玉県狭山市で初となる『さくらんぼ狩り体験施設』をオープンします。

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異業種企業のコラボ！それぞれのノウハウを生かした役割分担

当社は、段ボール事業を中心に貸倉庫業や自動車教習所等を運営しており、2017年の創業100周年の節目に、これまで支えてくださった地域の皆様に『安心・安全な食』を通じて恩返しがしたいという思いから農業事業に参入しました。
環境制御型ハウスで育てたトマト、いちごをはじめとする農産物の生産、販売や、収穫したての新鮮野菜を使ったメニューを展開するカフェも運営しています。2018年1月にオープンしたいちご狩りでは年間約8,000名のお客様にご来園いただきました。食育をテーマにいちごの成長過程がわかるパネルの掲示や、『いちご大使』というキャラクタースタッフの設定、記念撮影用のグッズの無料貸し出しなど工夫を凝らした集客を模索してきました。その集客、運営のノウハウを生かして、さくらんぼ狩りの受付窓口を担当し、収穫体験のゲートウェイとして『ここでしか味わえない』体験型のさくらんぼ狩りを提供します。

さくらんぼ生産を担当する、あまみごえファームは東洋インキグループの東洋ビーネット株式会社が運営。川越市には東洋インキグループの主要工場があり、60年以上にわたる歴史を川越とともに歩んできました。川越市の農業法人第一号として、2014年より「あまみごえ(R)」ブランドのもと果樹栽培をスタート。根域栽培法のひとつであるボックス栽培法を採用し、従来の“あまさ”を“こえた”糖度の高いマンゴーやぶどうなどを栽培しています。

川越市に隣接する狭山市で2016年から栽培を開始したさくらんぼは2020年5月に初収穫を迎え、糖度が高く、香り高いと評価をいただいております。さくらんぼは追熟せず、またとても傷つきやすい繊細な果実です。一番おいしい「採りたて」をたくさんの方に味わっていただき、農業を通じた地域共生を推進してまいります。

さくらんぼ品種

佐藤錦、紅秀峰、山形美人、紅夢鷹、紅てまり、紅きらり、紅ゆたか、絢のひとみ、サミット、月山錦、着色ナポレオン　計11種類

さくらんぼ狩り予約開始は2021年4月を予定しています。詳細については追って配信します。

今後の展開　～地元農家さんと協業　収穫体験のゲートウェイ～

当社はハウス栽培だけでなく露地栽培にも力を注いでおり、今年からは『いも堀り体験』を開始する予定です。今後は地元農家さんで収穫体験を実施したい方へ、当社がいちご狩りで培った予約システムや当日運営などのノウハウを提供することで、収穫体験のゲートウェイとなり、より多くの皆様に様々なコンテンツで農業を身近に感じてもらえるようになればと考えています。
地元農家さんのおいしい農産物をたのしい収穫体験として伝えたい。それが川越の農業を元気にしていくわたしたちの役目です。