日本剃刀を使ったシェービング講座を女性理容師向けに7月24日、有楽町にて開催

2017-07-11 10:00

アメイジングシェイヴィスト・アカデミア事務局(本部：東京都葛飾区、代表：吉田昌央)は、全国の女性理容師を対象に、女性の素肌美を引き出す上質なシェービングサービス習得を目的とした技術力強化の勉強会「和剃りブランド実践講座」を、来たる2017年7月24日(月)に東京国際フォーラムにて開催いたします。

「和剃り」とは、日本古来の剃刀「日本剃刀」を使った女性のための顔剃りサービスを表します。“メイドインジャパン”の美意識を背景に、世界に冠たる理知的な女性のための顔剃り文化の確立を目指します。

「和剃りブランド実践講座」のお知らせ

http://shaving-beauty.com/forum5.html

「和剃り」取り組みの背景

シェービングというと男性が毎日行う髭剃りを連想しますが、女性にとってもお肌への美容効果が高いのです。一般的に女性は毎日毛を剃るわけではありません。メイクの次いでや肌を露出する洋服を着る時、挙式前など、その目的が、ムダ毛を処理することで素肌を明るくトーンアップさせるというものが大半です。今では、美容家電の女性用電動シェーバーや脱毛器、美顔器も豊富に出回り、お家でも簡単に自己処理できるようになりました。セルフケアが席巻する一方で、サロンで行う女性のシェービングにも新たな研究開発が盛んです。シェービングが本職の全国各地の女性理容師が、女性の素肌美のため「お肌をいささかも傷めないで剃る」技術に取り組みます。

お肌を傷めないシェービングの技術開発

注目したのが、古来より伝わる日本剃刀です。現在、多くの理容室で使われる替刃式の剃刀とは刃角度(日本剃刀23°替刃式剃刀7°替刃式の方が鋭角)が異なり、日本剃刀は表皮を削ることなく毛だけを剃り落とします。そのため肌はヒリつかず、あたりは滑らか、施術後の肌の状態も表皮のキメが残り良好な状態で剃り上がるのです(施術前後の肌の比較画像参照)。日本剃刀のシェービングこそ、極めて女性向きの技術といえます。

反面、日本剃刀は今では製造も完全受注生産となり、研磨を必要とすることから使い手からは敬遠されがちです。現在の替刃剃刀が業界主流となるのもそのためで、日本剃刀は維持管理が課題です。しかし、その道具としての希少性と施術実感の高さをウリに、女性限定のプレミアムなシェービングサービスに結び付けられる点に注力します。新たな切り口で古来の道具を見直し、和のシェービングで「和剃り」と命名。女性理容師による次世代型の技術開発とブランド構築に励みます。

美しい素肌はシェービングから

永久脱毛のように、月に何度もサロン通いしながら、施術の痛みに耐え、ムダ毛を処理する技法に比べ、理容師が行うシェービングは都度完結します。施術前後の違いがその日で現れ、施術中に痛みはありません。日本剃刀によるシェービングであれば、むしろ心地よさに包まれながらムダ毛を処理できるのです。この事実を多くの女性に伝えたいのが願いです。

「アメイジングシェイヴィスト･アカデミア」(略称ASSA アッサ)とは

シェービングビューティーに特化した独創科目を通じて理容師から美剃師へと職能意識を高めるために編成された知的研鑽集団です。優れた専門技術と確固たる意志を有する理容師のアップデートに最大注力し、美剃師シェイヴィストとして真の豊かさを学び、サロン実践力を身につけることを目的とします。また、その専門性を認証する制度として、昨年9月より「美剃師検定」も創設しました。理容師自身の意識改革と知的研鑽の場として注目され、社会的な認知拡充を目指します。